リスクコミュニケーション関連用語
リスクアナリシス(リスク分析)の考え方 / リスク評価 / 毒性及び毒性試験 / 疫学 / 分析・単位 / 化学物質系分野 /
生物系分野 / 新食品・栄養等分野 / 放射性物質 / リスクコミュニケーション / その他 /
用語一覧(50音順に検索) / 関係機関 / 関係法令 / 用語集のトップに戻る
■ リスクコミュニケーション
リスクアナリシスの全過程において、リスクやリスクに関連する要因などについて、一般市民(消費者、消費者団体)、行政(リスク管理機関、リスク評価機関)、メディア、事業者(一次生産者、製造業者、流通業者、業界団体など)、専門家(研究者、研究・教育機関、医療機関など)といった関係者(ステークホルダー)がそれぞれの立場から相互に情報や意見を交換すること。
リスクコミュニケーションを行うことで、検討すべきリスクの特性やその影響に関する知識を深め、その過程で関係者間の相互理解を深め、信頼を構築し、リスク管理やリスク評価を有効に機能させることができる。
リスクコミュニケーションの目的は、「対話・共考・協働」(engagement)の活動であり、説得ではない。これは、国民が、ものごとの決定に関係者として関わるべきという考えによるものである。
関与者、利害関係者のこと。一般市民(消費者、消費者団体)、行政(リスク管理機関、リスク評価機関)、メディア、事業者(一次生産者、製造業者、流通業者、業界団体など)、専門家(研究者、研究・教育機関、医療機関など)といった者が該当する。ステークホルダーは、食品安全の各段階においてそれぞれの立場でそれぞれの役割を果たす。
特定のリスクについての特徴、起きる可能性及び起きた場合の結果の受け止め方。
リスクは、過大評価されたり過小評価されたりすることがあり、客観的なリスク評価とは異なる場合がある。
リスク認知においては、経験的システム(※1)及び分析的システム(※2)が関与する。
会議やワークショップ等において参加者の意見を引き出し、活発な意見交換を行い、コミュニケーションを活性化させ、成果に結び付けていくことを支援する者をいう。