食品安全委員会20周年企画紹介
令和5(2023)年6月2日公開
令和6(2024)年4月5日更新
(20周年記念国際シンポジウムの資料詳細に議事概要を掲載)
食品安全委員会は2023年7月1日に創立20周年を迎えました。私たちは、国民の健康保護が最も重要であるという基本認識のもと、科学に基づき様々な危害要因についての食品健康影響評価を行い、安全な食品を国民の皆様にお届けするための政策を支えてきました。20周年を機に、これまでの取組を振り返り、今後向かうべき方向性や果たすべき役割について考えます。
食品安全委員会20周年記念国際シンポジウム
食品安全委員会は、今年設立20周年を迎えました。昨今、培養肉の開発など革新的技術の発展に伴い、食品安全に関する新たな課題も顕在化しつつあります。一方で、数理モデルやコンピュータによる予測などを活用した新しいリスク評価手法の開発も進んでいます。
このような状況も踏まえ、9月1日(金)に、記念式典に加え、リスク評価機関が今後直面する新たな課題の対応に向けて国際連携の強化を図るため、欧州食品安全機関(EFSA)、米国食品医薬品庁(FDA)、シンガポール食品庁(SFA)、経済協力開発機構(OECD)、(一財)化学物質評価研究機構からの講師を招き、標記のシンポジウムを開催しました。
1.名称:
食品安全委員会20周年記念国際シンポジウム
〜リスク評価機関が今後直面する新たな課題とそれに対応するための体制整備〜
〜リスク評価機関が今後直面する新たな課題とそれに対応するための体制整備〜
2.開催日:
令和5年9月1日(金)
3.開催場所:
三田共用会議所 1F講堂(東京都港区三田2丁目1番8号)
4.プログラム:
(1)食品安全委員会20周年記念式典
(2)シンポジウム
(2)シンポジウム
第1部「リスク評価機関が今後直面する新たな課題」
第2部「新たな評価手法の導入」
第3部「将来に向けたリスク評価機関の体制整備」
第2部「新たな評価手法の導入」
第3部「将来に向けたリスク評価機関の体制整備」
5.国際機関等からの招聘講師:
- シンガポール食品庁 Tan Lee Kim氏
- 米国食品医薬品庁 Kristi Muldoon Jacobs氏
- 欧州食品安全機関 Carlos Goncalo Das Neves氏、Barbara Gallani氏
- 経済協力開発機構 Bob Diderich氏
- (一財)化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 広瀬 明彦 技術顧問
6.資料及び概要:
資料詳細はこちら(2024年4月5日 議事概要掲載)
これまでの評価から
食品安全委員会が行ってきた数々の食品健康影響評価から、主要なテーマについて、松永委員による特別連載記事を掲載します(月1〜2回更新予定)。
- トランス脂肪酸〜リスク評価の意味を知ってほしい〜(2023年6月2日公開)
- 薬剤耐性(AMR)のリスク評価に挑む(2023年6月21日公開)
- カンピロバクターとの長い闘い(2023年7月14日公開)
- 「健康食品」は安全とは限らない〜委員長らが異例の呼びかけ(2023年8月17日公開)
- アクリルアミドともやし炒め〜リスク評価のその後は?(2023年10月6日公開)
- BSE問題前編〜20年前、食品安全委員会設立のきっかけに(2023年11月27日公開)
- BSE問題後編〜プリオン病情報を収集し、リスクに備える(2023年12月18日公開)
- 無機ヒ素の健康影響は?(2024年4月3日公開)
(今後テーマ別記事を随時更新)
食品安全委員会20周年記念誌
食品安全委員会の20年のあゆみ、これまで実施した食品健康影響評価やリスクコミュニケーションの活動実績をまとめた20周年記念誌を掲載しました。
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