FSC Views

食品安全委員会e-マガジン 第223号


食品安全委員会e-マガジン 第223号


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 食品安全委員会e-マガジン 第223号 平成23年1月28日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━┓
┃今週の話題┃
┗━━━━━┛

★「鳥インフルエンザについて」を更新しました。
http://www.fsc.go.jp/sonota/tori20110122.pdf

★食品安全委員会では、食品安全モニターを募集しています。
(応募締め切り:平成23年2月4日)
http://www.fsc.go.jp/monitor/230107monitor-boshu.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

【 目 次 】

1.食品安全委員会などの開催結果

・第364回食品安全委員会
・専門調査会【農薬】

2.食品安全委員会などの開催案内

・第365回食品安全委員会
・専門調査会【化学・汚染】【農薬】【微生物・ウイルス】

3.リスクコミュニケーション

・意見交換会などの開催案内
・意見交換会などの開催結果
・評価案等に対するご意見・情報の募集【遺伝子】
・食品安全モニターからの報告(平成22年11月分)

4.委員随想
 「アメリカ人とメチル水銀」
 食品安全委員会委員 畑江敬子

5.その他

【目次おわり】

┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛

━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.食品安全委員会などの開催結果
━━━━━━━━━━━━━━━━━

■第364回食品安全委員会

日時:平成23年1月27日(木)14:00~15:08
傍聴者:9名
議事概要:
(1)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取に関す
るリスク管理機関からの説明について
○農薬 8品目(2)~8)はポジティブリスト制度関連)
1)スピロテトラマト  2)シモキサニル
3)テブフェンピラド  4)フェンピロキシメート
5)プロシミドン    6)ホサロン
7)テプラロキシジム  8)ペンコナゾール
・厚生労働省から説明。
・農薬8品目のうち、「スピロテトラマト」については、今後、委
員会において審議を行い、必要に応じて評価書を改訂することとし、
その他の7品目については、農薬専門調査会において審議すること
となった。
*1)殺虫剤で、今回、きゅうり、なす、ピーマン、とうがらし類、
トマト、ミニトマト、メロン、すいか、いちご及びばれいしょへの
新規登録申請並びに大豆、小豆類、えんどう、未成熟えんどう、未
成熟いんげん、えだまめ、パパイヤ、アボガド、グアバ、パッショ
ンフルーツ、きゅうり、かぼちゃ等へのインポートトレランス(国
外で使用される農薬等に係る残留基準)申請がされています。
*2)殺菌剤で、ばれいしょ、はくさい、ぶどう等に使用します。
今回、レタス、ホップ、たまねぎ等へのインポートトレランス申請
がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわ
ゆる暫定基準)が設定されています。
*3)殺虫剤(殺ダニ剤)で、みかん、もも、茶等に使用します。
今回、さといも及びりんごへの適用拡大申請及び、えごまの葉への
インポートトレランス申請がされています。ポジティブリスト制度
導入に伴う残留基準が設定されています。
*4)殺虫剤(殺ダニ剤)で、りんご、かんきつ等に使用します。
今回、トマト、とうがらし類、うめ、おうとう及び茶への適用拡大
申請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準が
設定されています。
*5)殺菌剤で、もも、いちご、いんげんまめ等に使用します。今
回、小麦への適用拡大申請がされています。ポジティブリスト制度
導入に伴う残留基準が設定されています。
*6)殺虫剤(殺ダニ剤)で、すいか、なし等に使用します。今回、
きゅうり及び茶への適用拡大申請がされています。ポジティブリス
ト制度導入に伴う残留基準が設定されています。
*7)除草剤で、えだまめ、いんげんまめ等に使用します。ポジテ
ィブリスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。
*8)殺菌剤で、日本国内での農薬登録はありません。ポジティブ
リスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。

○動物用医薬品 5品目(2)~5)はポジティブリスト制度関連)
1)フルニキシン    2)クロラムフェニコール
3)ゲンタマイシン   3)スピラマイシン
5)セフロキシム
・厚生労働省から説明。
・本5品目のうち「フルニキシン」については、動物用医薬品専門
調査会において審議することとし、その他の4品目については、抗
菌性物質であるため、肥料・飼料等専門調査会において審議するこ
ととなった。
*1)解熱鎮痛消炎剤として牛、豚及び馬に用いられます。
*2)抗生物質で、ポジティブリスト制度の導入に伴い食品中に不
検出とする物質として規定されています。
*3)抗生物質で、牛及び豚の細菌性下痢症の治療に用いられます。
ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。
*4)抗生物質で、魚類(すずき目)の連鎖球菌症の治療に用いら
れます。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準が設定されてい
ます。
*5)抗生物質で、牛の乳房炎の治療に用いられます。ポジティブ
リスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。

(2)遺伝子組換え食品等専門調査会における審議結果について
1)「HxR‐No.1株を利用して生産された5’-イノシン酸
二ナトリウム」に関する審議結果の報告と意見・情報の募集につい

・担当委員の長尾委員及び事務局から説明。
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続
に入ることが了承された。
*調味料として使用される食品添加物です。

(3)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見について
1)添加物「6,7-ジヒドロ-5-メチル-5H-シクロペンタ
ピラジン」に係る食品健康影響評価について
・「食品の着香の目的で使用する場合、安全性に懸念がないと考え
られる。」との審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省)
へ通知することとなった。
*麦芽、ビール等の食品中に存在し、また、コーヒーの焙煎及び豚
肉等の加熱調理により生成する成分です。欧米において、ソフト・
キャンデー類、肉製品、冷凍乳製品類、チューインガム、清涼飲料
等様々な加工食品において香りの再現、風味の向上等の目的で添加
されています。
2)添加物「3-メチル-2-ブテナール」に係る食品健康影響評
価について
・「食品の着香の目的で使用する場合、安全性に懸念がないと考え
られる。」との審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省)
へ通知することとなった。
*ラズベリー、ホップ等の食品中に存在し、また、鶏肉等の加熱調
理により生成する成分です。欧米では、チューインガム、ハード・
キャンデー類、焼菓子、ソフト・キャンデー類、製菓材料、ゼラチ
ン・プリン類等様々な加工食品に、香りの再現、風味の向上等の目
的で添加されています。

(4)平成23年度食品健康影響評価技術研究の研究の対象領域候
補について
・事務局から説明。

(5)食品安全モニターからの報告(平成22年11月分)につい

・事務局から報告。

(6)食品安全関係情報(12月4日~1月14日収集分)につい

・事務局から報告。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20110127sfc

■専門調査会【農薬】

○第5回農薬専門調査会評価第一部会(非公開)
日時:平成23年1月21日(金)14:00~17:05
議事概要:
(1)フルフェナセット
・継続審議となった。
*除草剤で、日本国内での農薬登録はありません。ばれいしょ等へ
のインポートトレランスの設定要請がされています。ポジティブリ
スト制度導入に伴う残留基準が設定されています。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20110121no1

━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.食品安全委員会などの開催案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━

※開催案内は1月28日(金)12:00現在のものです。

■第365回食品安全委員会
日時:平成23年2月3日(木)14:00~
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成23年2月1日(火)18:00頃にホームページに掲
載予定。

今後の食品安全委員会等開催予定はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/iinkai_yotei.html

■専門調査会【化学・汚染】【農薬】【微生物・ウイルス】

○第10回化学物質・汚染物質専門調査会清涼飲料水部会
日時:平成23年1月31日(月)14:00~17:00
議題:
清涼飲料水中の化学物質(水銀、ホウ素、セレン、マンガン、バリ
ウム、フッ素)の規格基準改正に係る食品健康影響評価について
http://www.fsc.go.jp/osirase/kagaku_osen_seiryou_annai10.html

○第70回農薬専門調査会幹事会
日時:平成23年2月1日(火)13:30~17:30
議題:
(1)ピリメタニル
(2)クレソキシムメチル及びチフルザミドの食品健康影響評価に
ついて調査審議する評価部会の指定について
(3)アバメクチン
(4)ベンチアバリカルブイソプロピル、マンジプロパミド及びヨ
ウ化メチル
http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_kanjikai_70.html

○第18回微生物・ウイルス専門調査会
日時:平成23年2月2日(水)10:00~
議題:
リスクプロファイル(鶏肉におけるサルモネラ属菌、非加熱喫食調
理済み食品(Ready‐to‐eat食品)におけるリステリア
・モノサイトゲネス)の更新について
http://www.fsc.go.jp/osirase/biseibutu-virus_annai18.html

○第5回農薬専門調査会評価第四部会(非公開)
日時:平成23年2月4日(金)14:00~17:00
議題:
エトフメセート
http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_hyouka4_5.html

━━━━━━━━━━━━━━━
3.リスクコミュニケーション
━━━━━━━━━━━━━━━

■意見交換会などの開催案内

○「食品のリスクを考えるサイエンスカフェ(山口県)
微生物の特性を知って食中毒を予防しよう」
日時:平成23年2月10日(木)14:00~16:15
場所:山口県健康づくりセンター 第二、三研修室
募集人数:30名程度
http://www.fsc.go.jp/koukan/science_cafe_annai_yamaguchi230210.html

■意見交換会などの開催結果

○「食品のリスクを考えるワークショップ(岡山県備前地区)
~知ろう防ごう食中毒~」
日時:平成23年1月21日(金)12:30~15:00
場所:きらめきプラザ 401室
主催:食品安全委員会・岡山県
参加者:24名
プログラム:◇情報提供「生食による食中毒発生のリスクについて」
      ◇グループワーク・発表
      ◇意見交換
概要:
初めに、食品安全委員会事務局及び岡山県から、生の食肉を喫食す
ることによるカンピロバクターやO157を原因とする食中毒のリ
スク等についての情報提供を行いました。
その後、参加者が小グループに分かれ、生食による食中毒のリスク
を減らすためどんなことをすることが大切かを話し合い、整理しま
した。そして、整理された内容を発表し、参加者全体で質疑応答を
含めた意見交換を行いました。「カンピロバクター食中毒が増えて
いるのはなぜか」、「生で食べられるお肉はないのか」といった質
問が出されました。また、実際に食品を提供する立場にいる方から
生肉の扱い方などについて話していただいたり、実際に食中毒にな
った経験のある方からその時の状況などを話していただいたりしま
した。
意見交換の後にもう一度グループに分かれ、ワークショップに参加
して印象に残ったことなどを話し合い、閉会しました。

○食品のリスクを考えるサイエンスカフェ(栃木県)
日時:平成23年1月25日(火)13:30~15:45
場所:栃木県庁本館6階 大会議室1
主催:食品安全委員会・栃木県
参加者:31名
プログラム:
◇話題提供1「サイエンスカフェってなに?・食品安全委員会は何
をやっているの?」
◇話題提供2「除草剤は危険なのか?安全なのか? 米作りを通し
て食の安全を考えよう」
◇話題提供者との意見交換

概要:
最初に食品安全委員会事務局よりサイエンスカフェの概要と食品安
全委員会の取組について、続いて宇都宮大学の高橋行継准教授より
お米作りと除草剤使用の現状についての話題提供後、参加者からの
「質問カード」をボードに貼り出し、参加者の皆さんに見ていただ
きました。「農薬の定義とは?」、「アセタミプリドのADIから
みて、ブドウの残留基準値は高いように考えられるが、大丈夫か。」、
「農薬の基準には、日本と外国で差があるのか?」、「除草剤が雑
草に効く仕組みは?」など様々な疑問や意見が出され、熱心な意見
交換がされました。

※詳細は後日ホームページに掲載します。

■評価案等に対するご意見・情報の募集【遺伝子】

○HxR‐No.1株を利用して生産された5’-イノシン酸二
ナトリウム
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_gm56_5inosin_230127.html

上記募集期間:
平成23年1月27日(木)~平成23年2月25日(金)まで

■食品安全モニターからの報告(平成22年11月分)
http://www.fsc.go.jp/monitor/2211moni-saisyuhoukoku.pdf

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.委員随想
 「アメリカ人とメチル水銀」
 食品安全委員会委員 畑江敬子
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 メチル水銀のリスクについては、既に食品安全委員会が平成17
年に評価し、そのポイントは季刊誌第6号にまとめられています。
 最近発行されたアメリカの消費者団体の出版物、「コンシューマ
ーズレポート」(2011年1月号)に、アメリカ人の好むツナ缶
は食事から取り入れるメチル水銀の主要な原因食品で、市販品のツ
ナ缶の水銀について調査した結果、white(albacore)
tuna(ビンナガマグロ)のほうがlight tuna(ライ
トタイプのツナ)より多く水銀を含むことがわかったという記事が
掲載されています。従って、1週間当たりのツナ缶の摂取を以下の
ようにすすめています。体重20kg以下の小児はライトツナを
113g以下、ビンナガを43g以下、妊娠中の女性はツナ缶を避
ける、男性とその他の女性はライトツナを410g以下、ビンナガ
を140g以下。
 アメリカでは、食品医薬品庁(FDA)が、小児と出産年齢の女
性にshark(サメ)、swordfish(メカジキ)、
king mackerel(※1)、tilefish(※2)
の4種を食べないようアドバイスしています。魚はタンパク質や、
オメガ‐3脂肪酸(EPA,DHA)などの給源ですから、FDA
ではメチル水銀が少ない多様な魚を適量食べることを勧めており、
その例としてエビやライトタイプツナの缶詰、サーモンなどを挙げ
ています。
 一方、「コンシューマーズレポート」では、食べてよい魚を示し
ています。誰でも毎日食べてよい魚介:ハマグリ、アラスカサーモ
ン、エビ、ティラピア。大人と小児は毎日OK:カキ、タラ(小児
は週に数回)、イワシ。男性と閉経後の女性は毎日、小児と出産年
齢の女性は週に数回:パシフィックフラウンダー(太平洋でとれる
カレイ類・ヒラメ類), シタビラメ、ニシン、ボラ、ホタテ貝。
 日本とはやや違うようです。
 食品安全委員会の評価結果を教えてあげたいですね。評価結果に
基づいて、厚生労働省では妊婦の摂取目安量を発表しています。
ホームページから見る事ができますが、それによると、1回に食べ
る量が約80gとして、バンドウイルカは2ヶ月に1回まで、コビ
レゴンドウは2週間に1回まで、キンメダイ、メカジキ、クロマグ
ロ、メバチ、エッチュウバイガイ、ツチクジラ、マッコウクジラは
週に1回まで、キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ、イ
シイルカ、クロムツは週に2回まで、です。さらに、マグロの中で
も、キハダ、ビンナガ、メジマグロ、ツナ缶は通常の摂食で良いと
なっています。
※1:サバ科の大型魚
※2:米国沿岸でとれる深海性の大型魚
参考)
季刊誌第6号
http://www.fsc.go.jp/sonota/kikansi/6gou/6gou_3.pdf
お母さんになるあなたへ
http://www.fsc.go.jp/sonota/maternity/maternity.pdf

━━━━━━
5.その他
━━━━━━

■食品安全委員会e-マガジンバックナンバー
http://www.fsc.go.jp/sonota/e-mailmagazine/back_number.html

◆◇◆――――――――――――――――――――――――――
(編集後記)
先々週、奈良に行ってきました。私の出身県の高校は当時、京都・
奈良が修学旅行の定番でしたが、私の高校は京都のみだったので初
の奈良でした。東大寺や唐招提寺など昔、教科書で見たことのある
有名どころのお寺を回ったのですが、最後に行った法隆寺の階段で
つまづき足が青タンだらけに。残念ながらご利益はなかったようで
す。。(ゆず)
――――――――――――――――――――――――――◇◆◇

============================================================
 食品安全委員会e-マガジン第224号は平成23年2月4日
(金)配信予定です。
============================================================

※このメールはシステムが自動発行しておりますので、返信メール
は受け付けておりません。

<配信中止・配信先変更はこちら>
https://www.fsc.go.jp/fscmds/magazinereader/cancel

<食の安全に関するご意見・ご要望はこちら>
■「食の安全ダイヤル」
・受付電話番号:03-6234-1177
・受付時間:月曜日から金曜日(閉庁日を除く)の10:00~
17:00
・メールでの受付:
https://form.cao.go.jp/shokuhin/opinion-0001.html
メールマガジンに関するご質問も上記のフォームで受付いたします
が、フォーム中「表題」の箇所に『メールマガジンについて』と記
載して下さい。
なお、送付頂いたすべての内容にお答えできない場合もありますが、
今後の参考とさせて頂きます。

============================================================
~ご利用にあたって~
当メールマガジンでは一部PDFを利用しております。
PDFファイルをご覧頂くためには、下記アドレスから「Adobe Reader」
をダウンロードしてください。
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html

[食品安全委員会e-マガジン]
編集:食品安全委員会e-マガジン編集会議
発行:内閣府食品安全委員会事務局勧告広報課
〒107-6122 東京都港区赤坂5-2-20
赤坂パークビル22階
http://www.fsc.go.jp/