【読み物版】 [「健康食品」について その2] 平成27年12月9日配信

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 内閣府 食品安全委員会e-マガジン【読み物版】

[「健康食品」について その2] 平成27年12月9日配信
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本日の配信(その1)は、「健康食品」について、国民の皆様へお伝えしたいこと、そして、メッセージの概要をお届けしました。引き続き、その2では、Q&Aをお届けいたします。

なお、食品安全委員会のホームページにおいても「Q&A」コーナーを設けていますので、ぜひご参照ください。
 

━━━━━━━━━━━━━━
「健康食品」に関するQ&A
━━━━━━━━━━━━━━

Q1 「健康食品」は安全性に問題があるのですか?
Q2 ビタミンやミネラルなどの必須栄養素のサプリメントは、利用した方がよいですか?
Q3 「健康食品」についての情報が正しいかどうか、どのようにして見極めればよいですか?
Q4 錠剤やカプセルなどの形をした「健康食品」は、薬のような効果がありますか?


Q1 「健康食品」は安全性に問題があるのですか?
A1 「健康食品」は、法令上の定義はありません。一般に「健康食品」と思われているものは通常の食品と同じで安全性や品質、有効性が公的に確認されているものではありません。また、「健康食品」と考えられている範囲も人によって非常に様々ですので、安全なものもそうでないものも玉石混交であろうと考えられます。更に、ある人にとっては安全な「健康食品」であっても、体質や健康状態が違う他の人にとっては害になるものもあります。
なお、安全性を人できちんと調べているものは少ないので、ほとんどのものは「安全とは限らない」というのが実情です。
実際に「健康食品」による体調不良を経験している人がいるとの調査結果があり、よく摂られている「健康食品」でも健康被害が起きた事例が報告されています。

Q2 ビタミンやミネラルなどの必須栄養素のサプリメントは、利用した方がよいですか?
A2 現在の日本人が通常の食事をしていて欠乏症を起こすビタミンやミネラルはあまりありません。
通常の食事をしている人が、微量栄養素の補給をサプリメントに依存する必要性を示すデータは今のところありません。むしろ、食事からの摂取で栄養が足りている人がサプリメントを摂ると過剰症になることが懸念されています。
微量栄養素の摂取不足が懸念される場合も、自己判断での補給には注意が必要です。特に、ミネラルのセレン、鉄、脂溶性ビタミンのビタミンA、ビタミンDには要注意です。
サプリメントからビタミンやミネラルを摂る際は、これらに対する知識を有する専門家(医師、薬剤師、管理栄養士、アドバイザリースタッフなど)のアドバイスを受けて行ってください。

Q3 「健康食品」についての情報が正しいかどうか、どのようにして見極めればよいですか?
A3 「健康食品」の安全性や品質、有効性などは、いずれも信頼できるデータが少なくわからないことがほとんどという状態で売られているものも少なくありません。
気になった「健康食品」について健康への効果を期待させるような情報が提供されていた場合、次のような点をチェックしてみてください。
□ 「効いた」という体験談ではないか。(体験談は有効性を示す根拠にはなりません。)
□ 「効いた」というデータは、人の試験ではなく動物や細胞の試験によるデータではないか。(動物実験の結果はそのまま人に当てはめられません。人で追試した場合、しばしば動物実験で期待されていた効果とは違う結果が見られます。)
□ データは、学会発表ではなく、論文報告されたものか。(学会発表だけでは信頼性が低く、科学的評価の対象になりません。)
□ 人での試験データは、その「健康食品」を摂ったグループと摂っていないグループで客観的に効果が比較されているか。試験に参加している人数は十分か。(少人数では、実際には効果がなくても、たまたま効果があるかのような結果が見られる場合があります。)
□ 上記のような人での試験が、1つだけではなく複数行われて、同じような結果が出ているか。

Q4 錠剤やカプセルなどの形をした「健康食品」は、薬のような効果がありますか?
A4 見かけが錠剤やカプセルなど医薬品と似た形をしていても、「健康食品」は医薬品ではありません。また、求められる品質の管理は医薬品と全く違いますので、同じ名前の商品でも同じように作用するという保証はありません。
「健康食品」の中には健康への効果があると表示されている成分の量が表示どおりでなかったり、消化管の中で溶けるように作られていないと思われるものがあったり、重金属などの不純物が多量に含まれている製品があったりという事例が見られます。
また、通常の食品からは摂れない量の特定の成分を摂ることも容易ですので、安全性の観点から特に注意が必要です。

【参照】
食品安全委員会;「健康食品」に関連する情報(Q&A)
https://www.fsc.go.jp/osirase/kenkosyokuhin.data/kenkosyokuhin_datakenkosyokuhin_QA.pdf 
厚生労働省;食品の安全に関するQ&A(「2.健康食品」)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/hokenkinou/qa/index.html別ウインドウで開きます(外部サイト)
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所;「健康食品」の安全性・有効性情報
https://hfnet.nih.go.jp/別ウインドウで開きます(外部サイト)
 

=========================================================================

※このメールはシステムが自動発行しておりますので、返信メールは受け付けておりません。
■食品安全委員会e-マガジンバックナンバー
www.fsc.go.jp/mailmagazine_back_number.html

■配信登録はこちら
[ウイークリー版+読物版]
https://nmg.cao.go.jp/cao/entry/subscribers/insert?mag_id=35cca0985045a2091e101134e3a26be7別ウインドウで開きます(外部サイト)
[読物版]
https://nmg.cao.go.jp/cao/entry/subscribers/insert?mag_id=e564c936d33a9581ec261adebd17991b別ウインドウで開きます(外部サイト)

[新着メール]
https://www.fsc.go.jp/newsreader/create

■配信中止・配信先変更はこちら
[ウイークリー版+読物版]
https://nmg.cao.go.jp/cao/cancel/subscribers/cancel?mag_id=35cca0985045a2091e101134e3a26be7別ウインドウで開きます(外部サイト)

[読物版]
https://nmg.cao.go.jp/cao/cancel/subscribers/cancel?mag_id=e564c936d33a9581ec261adebd17991b別ウインドウで開きます(外部サイト)

[新着メール]
https://www.fsc.go.jp/newsreader/cancel

■食品安全委員会からのご案内
http://www.fsc.go.jp/sonota/e-mailmagazine/e_oshirase_info.html

=========================================================================
[食品安全委員会e-マガジン]
編集:食品安全委員会e-マガジン編集会議
発行:内閣府食品安全委員会事務局情報・勧告広報課
〒107-6122 東京都港区赤坂5-2-20
赤坂パークビル22階
http://www.fsc.go.jp/

 

〒107-6122 東京都港区赤坂 5-2-20 赤坂パークビル22階
TEL 03-6234-1166 FAX 03-3584-7390
Akasaka Park Bld. 22nd F, Akasaka 5-2-20, Minato-ku, Tokyo 107-6122, JAPAN
Phone: +81-3-6234-1166 Fax: +81-3-3584-7390

内閣府法人番号 (Japan Corporate Number) 2000012010019

食品安全委員会事務所所在地図(別ウインドウで開きます)