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「日本初のvCJD症例が確定したことについての食品安全委員会委員長談話(平成17年2月4日)」について

平成17年2月4日

 

日本初のvCJD症例が確定したことについての食品安全委員会委員長談話

 

1. 今回、厚生労働省により我が国初の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)と確認された患者は、英国滞在時に感染した可能性が現時点では有力と考えられていると承知しています。

2. 当委員会が昨年9月に発表した「日本における牛海綿状脳症(BSE)対策について−中間とりまとめ−」にあるように、現在の我が国のBSE対策によって、「vCJDが発生するリスクは、そのほとんどが排除されている」と考えております。

3. 国民の皆様には、現在の対策のもと流通している牛肉等を食べてもリスクは高まらないと考えておりますので、冷静に対応していただきますようお願いします。