市民大学で「食の安全・安心」の話をする機会を得て、リスク分析手法、BSEおよび食中毒について話した。講義終了後のアンケート調査から、リスクコミュニケーションに参加する機会を増やすことが、食の安全に対す
日常の食品に関する話題に「遺伝子組換え食品」という単語が登場することがあります。この「遺伝子組換え食品」とはどういう意味を持つものなのか 明確に理解されている人は少ないように思える。何故「安全性」を心
今年もフグ調理師無免許者による中毒死が発生した。微量でも致死率が高いフグ毒テトロドトキシン。無免許調理者に対する罰則規定を強化するなど、フグ調理師免許制度を周知徹底させるべきではないか。
中小企業の多い食品業界では、加工機械、特に加熱するものは古い機械を使用している事が多くあります。アスベストは加熱機械の断熱材として多用されており、加工機械中に使用されています。食品加工中に食品にアスベ
食肉の生食嗜好の消費者が多くいるが、「生食用食肉の衛生基準」の周知や菌数がわずかでも食中毒が発症することを認識し、予防策をポスター・チラシで知らせ、店頭に「肉を生で食べないで」のポップを立て注意を促す
近年、最も多数の食中毒感染者を出す原因のノロウイルスについては、厚生労働省ホームページなどで予防法や対処法が示されているが、食品衛生の現場で従事している当事者として十分でないと感じられる点があります。
観光者に地元の農水産物を安全・安心に食していただくために、生産者・加工業者はイベント会場で販売するとき、食品の知識を身につけて対応することが必要かと思います。
食品の賞味期限の改ざんや表示の偽装が後を絶たない。行政機関、消費者、製造・販売者それぞれが適切な対策を採ることが必要であるが、消費者が食品表示に注意を向け、自己責任で食品を選択し、行政機関が監督や法整
平成22年9月以降、毒きのこによる食中毒が発生しており、その中で販売事例が2件あった。食中毒を未然に防止する方法の一つとして、「きのこ販売者資格制度」の導入を検討して欲しい。
JAS法に基づき原料原産地表示が義務づけられている加工食品については、その対象が拡大され、消費者が購入する際に参考にすることができるのはありがたいことですが、事件があったら義務化されるという五月雨式の