農薬については、安全性のみならずむしろ特に危険性について広く知ってもらうことが必要ではないか。また、農薬の使用に当たっての指導の徹底と使用状況の監視強化を求める。
山陰特産のシジミにポジティブリスト制度による残留基準以上の農薬が検出され、出荷自粛が長期にわたっている。これに伴い密漁が横行した。今後は産地偽装も想定されることから、犯罪防止と日本の伝統産業や食文化を
ポジティブリストが施行されたが、国内での農作物における飛散農薬に対する防止対策、また汚染された場合の損害に対しての補償や、残留農薬の一律基準値では害虫防除できない作物に対しての細分化した基準値の設定を
特別栽培農産物については、農薬及び化学肥料とともに「通常の5割以上節減したもの」と規定されているが、その「通常」の基準はどのように決めるのか。
ポジティブリストが施行され、検査件数は増大している。食品中に残留する農薬類を効率的に分析する一斉分析法の開発をさらに進めるとともに、現場での簡易かつ経済的なスクリーニング法の開発を是非、優先してほしい
世界各国から農産物が輸入されている。農薬に関する国際的な基準及び安全性確保のための対策は、きちんと整備され、守られるべきである。また、国民が求める「食品の安全確保と健康保護」への信頼度を上げるためにも
輸入野菜・果物の残留農薬は不安が大きいが、皮をむくことによりかなりの部分除去できるとの話を聞いた。政府はこういった情報を広く伝えるべきである。
寄生虫駆除のためのホルマリンを使用したトラフグが出荷されたとの報道があった。消費者が安心して購入できるよう監視体制を強化すべきである。
ペットボトルに入れた牛乳を流通させるという報告があった。しかし、適切な条件下で管理されない限り十分に安全性が確保できない牛乳を持ち運びが容易なペットボトルに入れることは、間接的に食中毒などの原因を多く
農協が家畜向け抗菌剤を無許可で販売したとの新聞記事が掲載されていた。現在、食品安全委員会は、エンロフロキサシンの一日摂取許容量を設定する作業を進めているそうだが、他の各種抗菌剤についても厳正な審議を望