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食品安全委員会e−マガジン 第89号


食品安全委員会e−マガジン 第89号

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  内閣府食品安全委員会事務局 発行 (毎週金曜日発行)       
  食品安全委員会e−マガジン 第89号 平成20年3月28日
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★*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜* 目 次 *〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*★
1.食品安全委員会などの会合結果
◆第231回食品安全委員会【添加物】【農薬】【肥料・飼料】【動薬】【プリオン】

◆専門調査会
・第24回緊急時対応専門調査会
・第56回添加物専門調査会
・第90回動物用医薬品専門調査会
・第91回動物用医薬品専門調査会(非公開)
・第13回農薬専門調査会確認評価第三部会(非公開)
・第56回添加物専門調査会
・第49回プリオン専門調査会

◆意見交換会等の概要
・「食品に関するリスクコミュニケーション−食品中の鉛について
考える−」

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
2.食品安全委員会からのお知らせ
◆食品安全委員会開催案内
・第232回食品安全委員会 [開催日:4月3日]

◆専門調査会開催案内【農薬】
・第38回農薬専門調査会幹事会 [開催日:3月31日]
・第20回農薬専門調査会総合評価第二部会(非公開) [開催日:3月31日]

◆意見・情報の募集 (意見募集期間:3月27日〜4月25日)
○動物用医薬品
・「塩酸ピルリマイシンを有効成分とする乳房注入剤(ピルスー)

◆新着情報
・食品安全委員会季刊誌第16号」
・キッズボックス「とても小さな「単位」を知ろう!」

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
3.主なリスク評価等の更新情報(3月21日〜3月26日) 【農薬】【動薬】
…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
4.その他
・食品の安全に関する情報の検索システムの紹介
・農林水産省からのお知らせ
・食品安全委員会e-マガジンバックナンバーのお知らせ

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厂厂厂厂 1.食品安全委員会などの会合結果
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■◇■食品安全委員会の会合結果■◇■

■第231回食品安全委員会会合結果■ 【添加物】【農薬】【肥料・飼料】【動薬】【プリオン】 
日時:平成20年3月27日(木) 14:00〜15:15
場所:食品安全委員会 大会議室
傍聴者数:22名

議事概要:

(1)食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価
・審議の結果、評価基準(案)が了承され、食品安全委員会
を行うことが明らかに必要でないときについて(照会)

1)食品衛生法(昭和22年法律第233号)第11条第1項の規定
に基づき定められた、食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚
生省告示第370号)第1 食品の部 D各条の「寒天」のホウ酸の
試験法を削除すること
・厚生労働省から説明。
・食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を
行うことが明らかに必要でないときに該当すると確認された。

(2)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取に関す
るリスク管理機関からの説明について


○農薬 17品目
1)クロラントラニリプロール 2)TCMTB 3)イプロバリカルブ
4)エタルフルラリン 5)塩酸ホルメタネート 6)クロランスラムメチル
7)シフルフェナミド 8)スルホスルフロン 9)ノルフルラゾン
10)ピメトロジン 11)ピリデート 12)ブタミホス
13)フッ化スルフリル 14)ベンスルフロンメチル 15)ベンフルラリン
16)ミクロブタニル 17)メプロニル
○食品衛生法第11条第3項の規定に基づき、人の健康を損なう
おそれのないことが明らかであるものとして厚生労働大臣が定め
る物質 1品目
18)アスコルビン酸
○飼料添加物 2品目
19)L-アスコルビン酸ナトリウム 20)タウリン
・1)〜18)について厚生労働省から、19)〜20)について農林水
産省から説明。
・1)〜17)は農薬専門調査会において審議することとなった。
・18)「アスコルビン酸」については、飼料添加物だけでなく動物用
医薬品としての用途もあることから、まず、主たる用途に関係する
肥料・飼料等専門調査会で審議した後に動物用医薬品専門調査会
で審議することとなった。
・19)〜20)は肥料・飼料等専門調査会において審議することとなった。

<参考>
1)殺虫剤で、水稲、りんご等への新規農薬登録申請がされています。
2)殺菌剤です。日本国内での農薬登録はありません。2-(チアシアノ
メチルチオ)ベンゾチアゾールの略です。
3)殺菌剤です。日本国内での農薬登録はありません。
4)除草剤です。日本国内での農薬登録はありません。
5)殺虫剤・ダニ駆除剤です。日本国内での農薬登録はありません。
6)除草剤です。日本国内での農薬登録はありません。
7)殺菌剤・抗菌剤で、ピーマン、りんご等に使用します。
8)除草剤です。日本国内での農薬登録はありません。
9)除草剤です。日本国内での農薬登録はありません。
10)殺虫剤で、稲、なす等に使用します。
11)除草剤です。日本国内での農薬登録はありません。
12)除草剤で、たまねぎ、きゅうり等に使用します。
13)殺虫剤です。
14)除草剤で、水稲に使用します。
15)除草剤です。日本国内での農薬登録はありません。
16)殺菌剤で、いちじく、ねぎ等に使用します。
17)殺菌剤で、稲、こんにゃく等に使用します。
2)〜17)は、ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる
暫定基準)が設定されています。
18)ビタミンCで、アスコルビン酸及びその塩類は、飼料添加物とし
ては飼料の栄養成分の補給、動物用医薬品としてはビタミンC欠
乏症の予防を目的に使用されています。ポジティブリスト制度導入
に伴う人の健康を損なうおそれのないことが明らかであるものとして
厚生労働大臣が定める物質(対象外物質;65物質)に定められています。
19)ビタミンCで、飼料の栄養成分の補給を目的として使用されます。
20)魚類等において必須の栄養成分で、飼料の栄養成分の補給を
目的として使用されます。

(3)動物用医薬品専門調査会における審議状況について

1)「塩酸ピルリマイシンを有効成分とする乳房注入剤(ピルスー)」
に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続に入
ることが了承された。

<参考>
1)牛(泌乳期)の乳房炎の治療を目的として用いられます。

(4)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取について

1)添加物「バレルアルデヒド」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「食品の着香の目的で使用する場合、安全性に懸念がないと考えら
れる。」との審議結果を了承し、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知
することとなった。
2)添加物「イソバレルアルデヒド」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「食品の着香の目的で使用する場合、安全性に懸念がないと考え
られる。」との審議結果を了承し、リスク管理機関(厚生労働省)へ
通知することとなった。
3)農薬「オリサストロビン」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「オリサストロビンの一日摂取許容量(ADI)を0.052mg/kg体重
/日と設定する。」との審議結果を了承し、リスク管理機関(厚生労
働省)へ通知することとなった。
4)動物用医薬品「鶏サルモネラ症(サルモネラ・エンテリティディ
ス・サルモネラ・ティフィリウム)(アジュバント加)不活化ワクチン
(”京都微研”ポールセーバーSE/ST)」に係る食品健康影響評
価について
・事務局から説明。
・「適切に使用される限りにおいては食品を通じてヒトの健康に
影響を与える可能性は無視できるものと考えられる。」との審
議結果を了承し、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知すること
となった。
5)動物用医薬品「ピルリマイシン」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「ピルリマイシンの一日摂取許容量(ADI)を0.008mg/kg体重/日
と設定する。」との審議結果を了承し、リスク管理機関(厚生労働省)
へ通知することとなった。

<参考>
1)果物、穀類、豆類等に天然に含まれているほか、酒類、茶葉、
乳製品等の加工食品にも一般に含まれています。また、欧米諸
国等で広く使用が認められており、清涼飲料等の様々な加工食
品において風味を向上させるために添加されています。
2)果物、野菜等に天然に含まれているほか、酒類、茶葉、乳製
品等の加工食品にも一般に含まれています。また、欧米諸国等
で広く使用が認められており、焼き菓子等の様々な加工食品に
おいて風味を向上させるために添加されています。
3)殺菌剤で、水稲に使用し、魚介類への残留基準値設定が要請さ
れています。
4)サルモネラ・エンテリティディス及びサルモネラ・ティフィムリウ
ムを不活化としたものを主剤とする鶏用の不活化ワクチンです。
5)牛(泌乳期)の乳房炎の治療を目的として用いられます。

(5)BSE対策に関する調査結果等について(厚生労働省からの報告)

・厚生労働省が、「BSE対策に関する調査」及び「ピッシング中止
指導の徹底」について報告を行った。

(6)平成20年度食品安全委員会運営計画について

・事務局から、国民からの意見及びそれに対する考え方について、
説明後、運営計画を決定した。
      
(7)平成20年度食品安全モニターの依頼について

・事務局から、新規及び継続モニターの選考結果等について報告。

(8)その他

・事務局から、食品による薬物中毒事案の追加情報について報告。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai231/index.html

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■◇■専門調査会会合結果■◇■ 【緊急時】【添加物】【動薬】【農薬】【プリオン】

■第24回緊急時対応専門調査会■
日時:平成20年3月24日(月) 10:00〜12:00
場所:食品安全委員会 大会議室

議事概要:

○座長の交代について
・熊谷座長から元井座長へ交代となった。座長代理には小泉専門
委員が指名された。
1)平成19年度緊急時対応訓練について
・「平成19年度緊急時対応訓練について(案)」、「平成20年度
緊急時対応訓練計画(案)」について、事務局から説明。今後の
食品安全委員会に、「平成20年度緊急時対応訓練計画(案)」を
提案するとともに、「平成19年度緊急時対応訓練について(案)」
は一部修文し報告を行うこととなった。
2)食品安全委員会食中毒等緊急時対応実施指針に基づく対応
について
・事務局から「食品安全委員会食中毒等緊急時対応実施指針に
基づき情報提供を行った事例について」「食品による薬物中毒事
案に対する食品安全委員会の対応について」説明。
・本調査会での食品による薬物中毒事案に対する食品安全委員
会の対応についての検証結果を基に、今後、委員会の緊急時対
応を検討していくこととした。
3)緊急時対応のための情報の収集、分析、提供のあり方について
・事務局から「緊急時対応のための情報の収集、分析、提供のあり
方に関する検討について(案)」について説明。
・今後、座長と事務局で原案を作成し進めていくこととなった。
4)その他
・事務局から「平成20年度緊急時対応専門調査会の進め方(案)」
について説明。
・20年度については、本計画(案)に基づいて調査会を進めていくこ
とで了承された。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/kinkyu/k-dai24/index.html

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■第56回添加物専門調査会■
日時:平成20年3月24日(月) 14:00〜17:00
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

1)ウッドロジングリセリンエステル
・事務局から説明。
・要請者に、抗原性に関する追加資料を求めるとともに、議論で指摘さ
れた事項について修正等を行い、追加資料が得られた段階で、再度審
議することとされた。
2)ステアロイル乳酸ナトリウム
・事務局から説明。時間の都合上、継続審議とされた。

<参考>
1)乳化剤として申請されています。安定な混濁と香味を付与することが
できることから、清涼飲料水やアルコール飲料等への使用が欧米諸国
等で広く認められています。
2)乳化剤として、パン類、菓子類等への使用が欧米諸国等で広く認め
られています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/tenkabutu/t-dai56/index.html

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■第90回動物用医薬品専門調査会■
日時:平成20年3月25日(火) 10:00〜11:05
場所:食品安全委員会 大会議室

議事概要:

1)マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症生ワクチン(ノビリス MG 6/85)
の再審査
審議の結果、「本製剤が適切に使用される限りにおいては、食品を通じ
てヒトの健康に影響を与える可能性は無視できるものと考えられる。」と
することが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告することと
なった。
2)マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症生ワクチン(“京都微研,,ポール
セーバーMG)の再審査
審議の結果、「本製剤が適切に使用される限りにおいては、食品を通
じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できるものと考えられる。」
とすることが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告することと
なった。
3)マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症凍結生ワクチン(MG生ワクチン
(NBI))の再審査
審議の結果、「本製剤が適切に使用される限りにおいては、食品を通
じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できるものと考えられる。」
とすることが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告することと
なった。
4)トリレオウイルス感染症生ワクチン(ノビリス Reo 1133)の再審査
審議の結果、「本製剤が適切に使用される限りにおいては、食品を通じ
てヒトの健康に影響を与える可能性は無視できるものと考えられる。」
とすることが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告すること
となった。
5) ふぐ目用魚類用フェバンテルを有効成分とする寄生虫駆除剤(マリン
バンテル)の再審査
審議の結果、「本製剤の主剤であるフェバンテルの一日摂取許容量
(ADI)を見直す必要性はないものと考えられる。また、本製剤が適切に
使用される限りにおいては、食品を通じてヒトの健康に影響を与える可
能性は無視できるものと考えられる。」とすることが了承され、評価書
(案)を食品安全委員会に報告することとなった。
6)バルネムリン
審議の結果、一日摂取許容量(ADI)を0.008mg/kg体重/日とするこ
とが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告することとなった。
7)リファキシミン
審議の結果、一日摂取許容量(ADI)を0.0045mg/kg体重/日とする
ことが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告することとなった。

<参考>
1)〜3)マイコプラズマ・ガリセプチカム感染による鶏の産卵率低下の軽
減を目的とした鶏用の生ワクチンです。
4)トリレオウイルス感染症の予防を目的とした鶏用の生ワクチンです。
5)ふぐ目魚類のヘテロボツリウム(エラにつく寄生虫)の駆虫に用いら
れます。
6)〜7)ポジティブリスト制度の導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)
が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/d-dai90/index.html

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■第91回動物用医薬品専門調査会(非公開)■
日時:平成20年3月25日(火) 11:30〜12:30
場所:食品安全委員会 大会議室

議事概要:

1)豚オーエスキー病(gI-,tk-)生ワクチン(ポーシリス
Begonia IDAL・10,ポーシリス Begonia IDAL・50)
審議の結果、「本製剤が適切に使用される限りにおいては、食品を
通じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できるものと考えら
れる。」とすることが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報
告することとなった。
2)トルトラズリルを有効成分とする牛の経口投与剤(牛用
バイコックス)及び豚の経口投与剤(豚用バイコックス)
審議の結果、一部修正の上、「本製剤の主剤であるトルトラスリル
の一日摂取許容量(ADI)(0.01mg/kg体重/日)を見直す必要性
はないと考えられる。また、本製剤が適切に使用される限りにおい
ては、食品を通じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できる
ものと考えられる。」とすることが了承され、評価書(案)を食品安全
委員会に報告することなった。

<参考>
1)豚オーエスキー病の発症予防を目的とした豚用の生ワクチンです。
2)コクシジウム病の発病防止を目的とした牛及び豚の経口剤です。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/d-dai91/index.html

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■第13回農薬専門調査会確認評価第三部会(非公開)■
日時:平成20年3月25日(火) 14:00〜17:30
場所:食品安全委員会 中会議室(非公開)

議事概要:

1)グルホシネート 
・審議の結果、継続審議となった。
2)フェリムゾン
・審議された結果、0.019mg/kg 体重/日を一日摂取許容量
(ADI)とし、評価書(案)を一部修正の上、農薬専門調査会幹
事会に報告することとなった。

<参考>
1)除草剤でグルホシネートPとして、かんきつ、なす、トマト
等への新規農薬登録申請がされています。また、光学異性
体比の異なるグルホシネートが既に農薬登録されており、ポ
ジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)
が設定されています。
2)殺菌剤で、稲に使用し、魚介類への残留基準の設定が申請
されています。また、ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準
(いわゆる暫定基準)が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/kakunin3_dai13/index.html

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■第49回プリオン専門調査会■
日時:平成20年3月26日(水) 14:00〜16:10
場所:食品安全委員会 大会議室

議事概要:

1)食品安全委員会が自ら行う食品健康影響評価
・各国政府に送付した質問書に対する回答状況及びオースト
ラリアから提出された回答内容について事務局から説明を行
なった。また、これまでのプリオン専門調査会における審議等
をふまえて作成した、「我が国に輸入される牛肉及び牛内臓に
係る食品健康影響評価(自ら評価)の評価手法案(たたき台)」
について審議を行ない、今後は基本的に「たたき台」に基づき、
各国から提出された回答を用いて評価を行なっていくこととされ
た。
2)その他
・厚生労働省が、「BSE対策に関する調査」及び「ピッシング中止
指導の徹底」について報告を行った。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai49/index.html

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■◇■意見交換会等の概要■◇■

・「食品に関するリスクコミュニケーション−食品中の鉛について考える−」

日時:平成20年3月26日(水) 14:00〜16:15
場所:大阪科学技術センター401号
参加者:41名
内容:
(1)講演
1)「食品中の鉛を自ら評価の案件とした経緯」
  日野明寛(内閣府食品安全委員会事務局次長)
2)「鉛に関する基礎的知識」
  堀口俊一(大阪市立大学名誉教授)
3)「陶磁器等及び乳幼児玩具の鉛等の規格基準の改正について」            
  光岡俊成(厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課課長補佐)
(2)会場参加者との意見交換

議事概要:
・鉛の性質や体内に摂取した場合の健康影響など、鉛に関する基礎
的・科学的内容についての堀口名誉教授からの講演等の後、各講演者ら
と会場参加者との意見交換を行った。
・意見交換では、食品中の鉛を「自ら評価」として実施する場合のその範囲、
器具・容器類の鉛の規制やそれに伴う表示等に関する質問や意見が出された。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk-namari2003/risk2003_oosaka/risk200326_oosaka.html

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厂厂厂厂 2.食品安全委員会からのお知らせ
厂厂厂           
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※開催案内は3月28日17:00現在のものです。

■◇■食品安全委員会開催案内■◇■

■第232回食品安全委員会■
日時:平成20年4月3日(木) 14:00
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成20年4月1日(火)18:00頃にホームページ
に掲載予定。
※今後の食品安全委員会等開催予定はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/iinkai_yotei.html

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■◇■専門調査会開催案内■◇■ 【農薬】

■第38回農薬専門調査会幹事会■
日時:平成20年3月31日(月) 14:00〜14:30
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:
(1)農薬(ジクロルミド、ハロスルフロンメチル、フェンアミドン
及びブプロフェジン)の食品健康影響評価について
(2)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_kanjikai_38.html

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■第20回農薬専門調査会総合評価第二部会(非公開)■
日時:平成20年3月31日(月) 14:30〜17:30
場所:食品安全委員会 中会議室
議題:
(1)農薬(フルセトスルフロン及びピリミスルファン)の食品健康
影響評価について
(2)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_sougou2_20.html

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■◇■意見・情報の募集■◇■ 

○動物用医薬品
・塩酸ピルリマイシンを有効成分とする乳房注入剤(ピルスー)
に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての御
意見・情報の募集について
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_doubutu_pirlimycin200327.html

上記募集期間:平成20年3月27日〜4月25日

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■◇■新着情報■◇■

■食品安全委員会季刊誌第16号」■
http://www.fsc.go.jp/sonota/kikansi.html

■ キッズボックス「とても小さな「単位」を知ろう!」■
http://www.fsc.go.jp/sonota/kids-box/kids14.pdf

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厂厂厂厂 3.主なリスク評価等の更新情報
厂厂厂        (3月21日〜3月26日) 【農薬】【動薬】
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●3月21日(金)
・「リスク評価:動物用医薬品((承認申請に係る案件)の受付文書」を掲載
1)豚オーエスキー病(gI-,tk-)生ワクチン(ポーシリス Begonia IDAL・10、
ポーシリス Begonia IDAL・50)
2)オメプラゾールを有効成分とする馬の強制経口投与剤(ガストロガード)
3)トルトラズリルを有効成分とする牛及び豚の強制経口投与剤(牛用バイコッ
クス、豚用バイコックス))
・「リスク評価:動物用医薬品(再審査に係る案件)の受付文書」を掲載
1)マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症(6/85株)生ワクチン
(ノビリス MG 6/85)2)マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症(G210株)生ワクチン
(”京都微研”ポールセーバーMG)
3)マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症凍結生ワクチン
(MG 生ワクチン (NBI))
4)トリレオウイルス感染症生ワクチン(ノビリス Reo 1133)

http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-aujeszkysdisease_n_200311.pdf
・「リスク評価:動物用医薬品(残留基準設定に係る案件)の受付文書」を掲載
1)オラキンドックス
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-olaquindox_zan_k-200311.pdf
2)エプリノメクチン
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-epurinomectin_zan_k-200311.pdf
3)オメプラゾール
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-omeprazole_zan_k-200311.pdf
4)トリレオウイルス感染症生ワクチン
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-torileo_zan_k-200311.pdf
5)トルトラズリル
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-toltrazuril_zan_k-200311.pdf
6)豚オーエスキー病(gI-,tk-)生ワクチン
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-aujeszkysdisease_zan_k-200311.pdf
7)マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症凍結生ワクチン
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-mycoplasmagarisepticam_zan_k-200311.pdf
8)マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症(6/85株)生ワクチン
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-mycoplasmagarisepticam685_zan_k-200311.pdf
9)マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症(G210株)生ワクチン)
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-mycoplasmagarisepticamg210_zan_k-200311.pdf

・「リスク評価:肥料・飼料等(オラキンドックス)の受付文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-olaquindox-200311.pdf

●3月24日(月)
・「食品安全委員会(第228回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080228sfc
・「企画専門調査会(第23回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080208ki1
・「農薬専門調査会幹事会(第34回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080118no1
・「農薬専門調査会総合評価第一部会(第19回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080206no1
・「農薬専門調査会総合評価第二部会(第18回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080118no2

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厂厂厂
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『編集後記』
 日本人が愛してやまない春の象徴「さくら」。ここ赤坂周辺の桜
の樹も日に日にピンク色に染まっています。ついつい携帯カメラで
一枚、二枚と思わず写真を撮ってしまいます。
さて、この桜ですが、その名前の由来は、動詞「咲く(さく)」に
接尾語「ら」が付き、名詞になったものという説があります。また、
桜は奈良時代から栽植され、当時は田の神が来臨する花として、
「信仰」「占い」のために植えられることが多かったため、桜の「さ」
は耕作を意味する古語「さ」、もしくは「神霊」を意味する「さ」を表し、
桜の「くら」は「座」を表すといった説もあるようです。
 また、日本のシンボル的な意味で使われることも多く、例えば、
全日本ラグビー代表のジャージは桜をデザインしたものですし、
毎日使っていてあまり気にもとめませんが、100円玉は桜がデザ
インされています。また、馬肉をその鮮やかな桜色から桜肉とも言
いますよね。時代劇でおなじみの「遠山の金さん」だって、桜吹雪
をしょってます。
 余談ですが、お店などで客を装って買うふりをして、他のお客さん
に買う気にさせたり、劇場などで、その場を盛り上げるためにいる客を
「さくら」と言いますよね。「桜」という漢字は元々「櫻」という文字。貝印
を二つ並べて取り巻く貝の首飾りをあらわし、とりまくという意味を持つ
ようです。芝居をタダで見学するかわりに 頼まれて役者に声をかける
人が転じて、露店を取り囲み声を出す者となったようです。
 話は元に戻りますが、満開の桜並木の下を散歩したり、桜を眺めな
がら花見酒なんていうのも楽しいですね。そんな桜を見るたび、なぜか
ホッとするのと同時に、日本に生まれて良かったと実感しているこのご
ろです。(うり坊)


*うり坊の「編集後記」は今号をもって最後となりました。これまでいろいろな
ご意見をいただき、ありがとうございました。今後のメルマガにますます反映
させていきたいと思います。今後ともご愛読よろしくお願いします。

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 食品安全委員会e−マガジン第90号は平成20年4月4日(金)配信予定です。
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※このメールはシステムが自動発行しておりますので、返信メールは
 受け付けておりません。
<配信中止・配信先変更はこちら>
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メールマガジンに関するご質問も上記のフォームで受付致しますが、
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