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食品安全委員会e−マガジン 第86号


食品安全委員会e−マガジン 第86号

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  内閣府食品安全委員会事務局 発行 (毎週金曜日発行)       
  食品安全委員会e−マガジン 第86号 平成20年3月7日
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★*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜* 目 次 *〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*★

1.食品安全委員会などの会合結果
◆第229回食品安全委員会 【農薬】【動薬】

◆専門調査会  【動薬】【微生物・ウイルス】【農薬】
・第89回動物用医薬品専門調査会
・第2回微生物・ウイルス専門調査会ワーキンググループ
・第37回農薬専門調査会幹事会
・第20回農薬専門調査会総合評価第一部会(非公開)

◆意見交換会等の概要
・「食品に関するリスクコミュニケーション −新しいコミュニケーション
のフレームワーク作りを考える−」
・食品のリスクコミュニケーションに関する国際ワークショップ
・「食品の安全性に関するリスクコミュニケーター育成講座」
 ○北海道会場
・「食品の安全性に関する地域の指導者育成講座」
 ○兵庫会場

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
2.食品安全委員会からのお知らせ
◆食品安全委員会開催案内
・第230回食品安全委員会 [開催日:3月13日]

◆専門調査会開催案内 【新開発】
・第2回新開発食品専門調査会ワーキンググループ [開催日:3月12日]

◆意見・情報の募集 (意見募集期間:3月6日〜4月4日)【農薬】【動薬】
○農薬「メタミドホス」
○動物医薬品「豚サーコウイルス(2型)感染症不活化ワクチン(油性アジュ
バント加懸濁用液)(サーコバック)」

◆意見交換会等のお知らせ 【リスコミ】 
・「食品に関するリスクコミュニケーション−食品中の鉛について考える−」
[開催日:3月19日(東京)、3月26日(大阪)]

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
3.主なリスク評価等の更新情報(2月28日〜3月5日) 
 【農薬】【微生物・ウイルス】
…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
4.その他
・臨時事務補助員の募集について
・食品の安全に関する情報の検索システムの紹介
・農林水産省からのお知らせ
・食品安全委員会e-マガジンバックナンバーのお知らせ

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厂厂厂厂 1.食品安全委員会などの会合結果
厂厂厂            
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■◇■食品安全委員会の会合結果■◇■

■第229回食品安全委員会■ 【農薬】【動薬】
日時:平成20年3月6日(木) 14:00〜15:00
場所:食品安全委員会 大会議室
傍聴者数:15名

議事概要:

(1)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取に関す
るリスク管理機関からの説明について 

・農薬 5品目
1)カズサホス  2)スピネトラム  3)1,3−ジクロロプロペン
4)シクラニリド 5)トリフルスルフロンメチル
・厚生労働省から説明。
・農薬専門調査会において審議することとなった。

<参考>
1)殺虫剤で、だいこん、きゅうり等に使用し、みずな、ごぼう等への
適用拡大申請がされています。
2)殺虫剤で、日本国内での農薬登録はありません。りんご、レモン
等へのインポートトレランス申請がされています。
3)殺線虫剤で、だいこん、キャベツ等に使用し、たまねぎへの適用
拡大申請がされています。  
4)植物成長調整剤で、日本国内での農薬登録はありません。
5)除草剤で、日本国内での農薬登録はありません。
3)〜5)はポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定
基準)が設定されています。

(2)農薬専門調査会における審議状況について

1)「メタミドホス」に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明。
・農薬のリスク評価の中で今回初めて参考情報として示された急性
参照用量(ARfD)の設定の目的等について、委員から分かりやすい
情報提供をすべきとの意見が出された。
 取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続に入
ることが了承された。

<参考>
1)殺虫剤・ダニ駆除剤で、日本国内での農薬登録はありません。
海外では一部の農作物に使用されています。
ポジティブリスト制度導入に際して、国際基準などを基にいわゆる
暫定基準が設定された758農薬等の1つです。これらについては、
厚生労働省からの評価依頼を受けて、順次、食品安全委員会に
おいて食品健康影響評価を実施しています。
 メタミドホスについては、国民の関心が高く、また、科学的知見
に基づいてメタミドホスの摂取による健康影響を評価することは、
国民の健康の保護の観点から重要であるため、食品安全委員会
としても速やかに評価を行っています。評価結果が厚生労働省に
通知され、厚生労働省は残留基準の見直しを行うことになります。

(3)動物用医薬品専門調査会における審議状況について

1)「豚サーコウイルス(2型)感染症不活化ワクチン(油性アジュバン
ト加懸濁用液)(サーコバック)」に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明。
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続に入
ることが了承された。

<参考>
1)細胞培養した豚サーコウイルスの不活化液を主剤とする豚用
の不活化ワクチンです。

(4)食品安全委員会の2月の運営について

・事務局から報告。

(5)その他

・「食品による薬物中毒事案の再発防止策(原因究明を待たずとも実
施すべき再発防止策)」(平成20年2月22日食品による薬物中毒事
案に関する関係閣僚による会合申合せ)に基づく食品危害情報総括
官の指名について、事務局から報告。
 
※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai229/index.html

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■◇■専門調査会会合結果■◇■ 【動薬】【微生物・ウイルス】【農薬】

■第89回動物用医薬品専門調査会(非公開)■
日時:平成20年2月29日(金) 10:00〜12:30
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

1)豚サーコウイルス(2型)感染症不活化ワクチン(油性アジュバ
ント加懸濁用液)(サーコバック)
・審議の結果、「本製剤が適切に使用される限りにおいては、食品
を通じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できるものと
考えられる。」とすることが了承され、評価書(案)を食品安全委員
会に報告することとなった。
2)塩酸ピルリマイシンを有効成分とする乳房注入剤(ピルスー)
・審議の結果、「本製剤の主剤であるピルリマイシンの一日摂取許
容量(ADI)(0.008mg/kg体重/日)を見直す必要性はないと考え
られる。また、本製剤が適切に使用される限りにおいては、食品を
通じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できるものと考えら
れる。」とすることが了承され、評価書(案)を一部修正の上、食品
安全委員会に報告することとされた。
(3)ミロサマイシンを有効成分とするみつばちの飼料添加剤(みつ
ばち用アピテン)及びミロサマイシンを有効成分とする豚の注射剤
(マイプラピン注100)
・審議の結果、「本製剤の主剤であるミロサマイシンの一日摂取許
容量(ADI)を0.004mg/kg体重/日を採用することが適当であると
考えられる。また、本製剤が適切に使用される限りにおいては、食
品を通じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できるものと考
えられる。」とすることが了承され、評価書(案)を一部修正の上、
食品安全委員会に報告することとされた。
4)dl—クロプロステノール
・審議の結果、「dl−クロプロステノールは動物用医薬品として適
切に使用される限りにおいては、食品を通じてヒトの健康に影響
を与える可能性は無視できるものと考えられる。」とすることが了
承され、評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告す
ることとなった。

<参考>
1)細胞培養した豚サーコウイルスの不活化液を主剤とする豚用の
不活化ワクチンです。
2)牛(泌乳期)の乳房炎の治療を目的として用いられます。
3)抗菌剤で、みつばちのアメリカ腐蛆病(みつばちの幼虫を侵す
伝染病)の予防および豚マイコプラズマ肺炎の治療に用いられてい
ます。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(暫定基準)が設
定されています。
4)牛の性周期の同調及び黄体退行遅延に基づく卵巣疾患の治
療、豚の分娩誘発に用いられます。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/d-dai89/index.html

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■第2回微生物・ウイルス専門調査会ワーキンググループ■
日時:平成20年3月3日(月) 10:00〜12:00
場所:食品安全委員会 大会議室

議事概要:

1)鶏肉を主とする畜産物中のカンピロバクター・ジェジュニ/コリ
・評価書の「ハザード関連情報整理」の部分について審議を行った
結果、加筆修正を加えた後、「ハザード関連情報整理」(案)として
取りまとめることとされた。
・今後の評価の進め方について審議を行った結果、「モデリングを
含む曝露評価及びハザードによる健康被害解析」の部分について
は対象を鶏肉に絞り込むこととし、起草を担当する専門委員が決
められた。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/biseibutu_virus/wg_b_v_dai2/index.html

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■第37回農薬専門調査会幹事会■
日時:平成20年3月5日(水) 14:00〜14:35
場所:食品安全委員会 大会議室

議事概要:

1)オリサストロビン
・審議の結果、0.052mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)
とし、評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告する
こととなった。
2)ジメトモルフ
・審議の結果、0.11mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)
とし、評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告す
ることとなった。
3)ベンチアバリカルブイソプロピル
・審議の結果、0.069mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)
とし、評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告する
こととなった。
4)ベンフレセート
・審議の結果、0.026mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)
とし、評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告する
こととなった。

<参考>
1)殺菌剤で、水稲に使用し、魚介類への残留基準値設定が要請さ
れています。
2)殺菌剤で、ぶどう、きゅうり等に使用し、みかんへの適用拡大
申請がされています。
3)殺菌剤で、きゅうり、トマト等に使用し、なす、キャベツ等への
適用拡大申請がされています。
4)除草剤で、水稲に使用し、魚介類への残留基準値設定が要
請されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/kanjikai_dai37/index.html

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■第20回農薬専門調査会総合評価第一部会(非公開)■
日時:平成20年3月5日(水) 14:40〜17:40
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要
1)スピノサド
・審議の結果、一日摂取許容量(ADI)については、幹事会で
審議した上で決定することとなった。
2)プロスルホカルブ
・継続審議となった。

<参考>
1)殺虫剤で、水稲、ねぎ、みかん等に使用し、トマトへの適
用拡大申請及び米、小麦等へのインポートトレランス申請がさ
れています。
2)除草剤で、大麦、小麦等への新規農薬登録申請がされてい
ます。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/sougou1_dai20/index.html

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■◇■意見交換会等の概要■◇■

■「食品に関するリスクコミュニケーション −新しいコミュニケーション
のフレームワーク作りを考える−」■
日時:平成20年2月29日(金) 13:00〜17:00
場所:天満研修センター
参加者:ラウンドテーブル19名+傍聴席40名
内容:
(1)講演:
「消費者、リスク・ベネフィット認知そして食品安全」
リン・フルワー教授
(オランダ・ワーヘニンヘン大学マーケティング消費行動グループ)
「EU食品政策におけるリスクと倫理」
デビッド・コールス博士 (セントラルランカスター大学等)
(2)問題提起
「食品安全委員会が行うリスクコミュニケーションの課題について」
小平 均
 (内閣府食品安全委員会事務局リスクコミュニケーション官)
(3)ディスカッション 
ファシリテーター:
小林傳司
(大阪大学コミュニケーションデザインセンター、副セン
 ター長・教授)
平川秀幸
(大阪大学コミュニケーションデザインセンター准教授)
* 同時通訳付

議事概要:
・リン・フルワー教授、デビッド・コールス博士の講演の後、リスク
認知やリスクコミュニケーションの研究者及び食品安全に関する
リスクコミュニケーション実務者と意見交換を実施した。
※食品安全委員会は大阪大学コミュニケーションデザインセン
ターのご協力の下、上記のワークショップを行いました。今回は
特に、大阪府近辺の科学技術コミュニケーションに関心のある
研究者や、大阪府と行った「食品の安全性に関するリスクコミュ
ニケーター育成講座 」等を受講いただいた方を中心にご参加
いただきました。
※「フレームワーク作り」とは?
リスクを適切に管理していくためには、「リスク分析」という手法
の他にも、現在、「リスクガバナンスフレームワーク」など、様々
な議論が行われているところです。
しかし、リスクコミュニケーションはどのようなシステムであって
も、必須であり、今後、どのような考え方、態度及びシステムで
進めていく必要があるか、議論を行いました。

※詳細は近日中にホームページに掲載予定。

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■食品のリスクコミュニケーションに関する国際ワークショップ■
日時:平成20年3月4日(火) 10:00〜17:00
        3月5日(水) 10:00〜17:00
場所:都市センターホテル 701号室
参加者:3月4日(火) 26名
    3月5日(水) 20名
議事概要:

○3月4日(火)
午前の部
(1)開会挨拶
(2)「食品安全委員会におけるリスクコミュニケーションの取組」 
小平 均
(内閣府食品安全委員会事務局リスクコミュニケーション官)
(3)日本の取組事例 
「栃木県の食の安全に関するリスクコミュニケーションの現状と課題」
  星野 哲
(栃木県保健福祉部生活衛生課 食品安全推進担当 主査 )
「東京都における食品に関するリスクコミュニケーションの現状と課題」
  金谷 和明
(東京都福祉保健局健康安全室 副参事(食品医薬品情報担当) )
午後の部
(4)「カナダの取組」
「リスクコミュニケーションにおける地方自治体ならびに州・準州政府との協力」
  Ms. Sandra Lavines(カナダ食品検査庁 広報部長)
(5)「オランダの取組」
「欧州の展望におけるリスクコミュニケーション:EFSAと加盟国との協力」
  Mr. Jan Meijer
 (オランダ食品・消費者・製品安全機関 コミュニケーション・情報部長)
(6)総合討論

○3月5日(水)
午前の部
(1)一日目の議論の概要説明 (財団法人 未来工学研究所)
(2)有識者から 地域からのリスクコミュニケーション
「地域におけるリスクコミュニケーション」
有薗幸司(熊本県立大学教授 )
「リスク・コミュニケーションにおける地域との連携」
吉川肇子(慶應義塾大学准教授) 
午後の部
(3)総合討論
(4)議論のまとめ
(5)閉会挨拶

議事概要:
・1日目の3月4日の午前中には、食品安全委員会事務局、栃木
県及び東京都から、地方におけるリスクコミュニケーションの実際
の取組と今後の課題について講演が行われた。また、午後には、
カナダ及びオランダの食品安全機関担当者から中央政府と州政
府、地域政府の関係やEU及び加盟国における協力体制及びコ
ミュニケーションの実例等について講演が行われた。
・2日目の3月5日の午前中には、2名の有識者からコミュニケー
ションのツール等について講演が行われ、午後は総合的なディス
カッションが行われた。議論の中では特に、中央と地方の連携、
特に地方でのコミュニケーションの結果のフィードバックや広い
市民参加をどのようには進めていくかなど活発な議論が行われ
た。

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■「食品の安全性に関するリスクコミュニケーター育成講座」■
○北海道会場  
日時:平成20年3月5日(水) 9:30〜16:45
場所:第2水産ビル 4階 F会議室
主催:食品安全委員会、北海道
参加者:23名
(消費者、食品関連事業者、地方自治体職員、公募による
参加者など)
プログラム:
◇DVD上映「21 世紀の食の安全〜リスク分析手法の導入〜」
◇導入とオリエンテーション
◇講義「ファシリテーションとは」
◇セッション1・基本的なスキル(その1)
◇セッション2・基本的なスキル(その2)
◇セッション3・演習
◇ふりかえり

議事概要:
・午前は、内閣府食品安全委員会事務局が制作した、リスク
分析と食品安全委員会の役割について説明したDVD上映と、
ファシリテーションの基礎知識に関する講義の後、参加者が
ファシリテーションの基本的なスキルのいくつか(傾聴など)
について、実習を行った。
 午後は、参加者がグループに分かれ、アイスブレークをした
後、ワークショップのいくつかの手法を体験した。
※ファシリテーション(facilitation)の原意は、
「促進すること」、「容易にすること」等であり、会議やワーク
ショップ等において参加者の意見を引き出し、活発な意見交換
を行い、コミュニケーションを活性化させ、成果に結び付けて
いくことを支援すること。
※アイスブレーク:初対面の参加者同士の抵抗感をなくし、コ
ミュニケーション促進のために行うものであり、様々な手法が
ある。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk_kouza2007/hokkaido/kouza_hokkaido200305.html

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■「食品の安全性に関する地域の指導者育成講座」■

○兵庫会場 
日時:平成20年3月4日(火) 13:00 〜 16:30
場所:兵庫県民会館 11階 パルテホール
主催:食品安全委員会、兵庫県
参加者:54名
(消費者、食品関連事業者、地方自治体職員、公募に
よる参加者など)
プログラム:
・講演 
「食品安全のためのリスク分析(食品のリスクとのつきあい方)」
 日野明寛(内閣府食品安全委員会事務局次長)
・ゲーミングシミュレーション 「クロスロード」を使った演習
 中島 朋子(内閣府食品安全委員会事務局技術参与)
※「クロスロード」(Crossroad)
 (商標登録済 商願番号2004-83439および2004-83440)
 制作著作:TeamCrossroad チームクロスロード
議事概要:
・講演に引き続き、演習では、ゲーミングシミュレーション「ク
ロスロード」について説明した後、参加者がグループに分か
れ、実際に演習を行った。
・今回の演習では、参加者が与えられた立場に立って、食品
に関する問題への対応を積極的に考え、かつ、参加者間で
意見を交換することを通じて、自分とは異なる意見・価値観
の存在に気づき、コミュニケーション能力を高めることを目的
としている。
<参考>
・ゲーミングシミュレーション:ゲームの参加者が与えられた
立場の役割を演じ、参加者間で意見を交換しながら、現実
の問題を再現する手法。参加者は、コミュニケーションを通
じて、それぞれの立場によって多様な意見があることを実感
することにより、異なった角度から問題の理解を深めること
ができるなどの効果がある。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/kouza2007/hyougo/kouza_hyougo200304.html

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厂厂厂厂 2.食品安全委員会からのお知らせ
厂厂厂           
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※開催案内は3月7日17:00現在のものです。

■◇■食品安全委員会開催案内■◇■

■第230回食品安全委員会■
日時:平成20年3月13日(木) 14:00
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成20年3月11日(火)18:00頃にホームページ
に掲載予定。
※今後の食品安全委員会等開催予定はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/iinkai_yotei.html

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■◇■専門調査会開催案内■◇■【新開発】

■第2回新開発食品専門調査会ワーキンググループ■
日時:平成20年3月12日(水) 10:00〜12:00
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:
(1)ワーキンググループ座長の選出について
(2)アガリクスを含む製品に係る安全性について
(3)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/wg_sinkaihatu_annai2.html

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■◇■意見・情報の募集■◇■ 【農薬】【動薬】

■「メタミドホス」に関する意見・情報の募集について■
 http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_nouyaku_methamidophos200306.html

■「豚サーコウイルス(2型)感染症不活化ワクチン(油性アジュバン
ト加懸濁用液)(サーコバック)」に関する意見・情報の募集について■
 http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_doubutu_circovirus200306.html

上記募集期間:
平成20年3月6日(木)〜4月4日(金)17:00まで
 
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■◇■意見交換会等のお知らせ■◇■ 【リスコミ】

■「食品に関するリスクコミュニケーション−食品中の鉛に
ついて考える−」の開催と参加者の募集について(お知らせ)■
○東京会場
日時:平成20年3月19日(水) 14:00−16:15
場所:食品安全委員会 大会議室
○大阪会場
日時:平成20年3月26日(水) 14:00−16:15
場所:大阪科学技術センター401号

内容:(各会場共通)
(1)講演
1)「自ら評価の案件候補とした経緯−国際的リスク評価の現状を
踏まえて(仮題)−」
説明者:内閣府食品安全委員会事務局職員
2)「食品中の鉛について−利用、食品中の含有量、健康への影響
等基礎的事項の整理(仮題)−」
  東京会場 講演者:千葉百子(国際医療福祉大学薬学部教授)
  大阪会場 講演者:堀口俊一(大阪市立大学名誉教授)
3)「器具・容器包装等の鉛の規制の現状について(仮題)」            
説明者:厚生労働省医薬食品局食品安全部担当官
(2)会場参加者との意見交換
進行(全会場):小平均
(食品安全委員会事務局リスクコミュニケーション官)
登壇者:千葉百子(国際医療福祉大学薬学部教授/東京会場のみ)
       堀口俊一(大阪市立大学名誉教授/大阪会場のみ)
       厚生労働省医薬食品局食品安全部担当官
食品安全委員会委員又は事務局職員

※募集等詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai_namari_risk200319_26.html

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厂厂厂厂 3.主なリスク評価等の更新情報
厂厂厂    (2月28日〜3月5日) 
       【農薬】【微生物・ウイルス】
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●2月29日(金)
・「食品安全委員会(第224回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080131sfc
・「農薬専門調査会(第25回)の議事録」を更新
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20050302no1

●3月4日(火)
・「食品安全委員会(第225回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080207sfc
・「微生物・ウイルス専門調査会(第1回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20071019bv1
・「泉大臣と語る食品の安全−国民の目線に立った食品安
全行政を目指して−の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk-gunma200126/risk-gunma200126_gijiroku.pdf

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厂厂厂厂4.その他
厂厂厂
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■◇■臨時事務補助員の募集について■◇■

・食品安全委員会事務局 臨時事務補助員の募集について[PDF]
http://www.fsc.go.jp/sonota/jimukyoku_annai_rinjihojyo_200215.pdf

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■◇■食品の安全に関する情報の検索システムの紹介■◇■ 

 食品安全委員会が作成している「食品安全総合情報シス
テム」は、食品安全委員会、専門調査会などの配布資料・議
事録、専門用語解説、Q&A、海外情報などの総合データベー
スです。
 初めての方にもわかりやすいものから専門的なものまで、
知りたい情報を簡単検索。食品安全委員会が蓄積してきた
膨大なデータ・情報を、いつでも、好きなときにご活用いただ
けます。(登録不要)
※食品安全総合情報システムへはこちらからアクセスして
下さい。
http://www.ifsis.fsc.go.jp/fsilv1/do/FSILogon

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■◇■農林水産省からのお知らせ■◇■

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に関する情報、意見交換会やセミナーに関する情報などを毎
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録して下さい。
※詳細はこちらをご覧ください。
http://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/index.html

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■◇■食品安全委員会e-マガジンバックナンバーのお知らせ■◇■

 以下のアドレスから、バックナンバーをご覧いただけます。
http://www.fsc.go.jp/sonota/e-mailmagazine/back_number.html

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『編集後記』
先月27日に厚生労働省が加工食品に含まれるアレルギー物質
について新たにエビとカニの表示を義務づける方針を決定しました。
現在アレルギー表示が義務づけられている特定原材料は、卵、乳、
小麦、そば、落花生の5品目です。その他表示を推奨しているの
がエビ、カニを含めて20品目あります。これらのものを食べて何ら
影響が無い人にとっては、関心が低いかもしれませんが、食物ア
レルギーの人にとっては、様々なアレルギー症状を引き起こし、命
にもかかわる場合もあるため、本当に深刻な問題です。
 最近では、子供からお年寄りまで、特定の食物が原因でアレルギー
症状を起こす人が増えていると言われています。特に小さなお子さん
を持つお母さん方は食べ物に非常に気をつかうことでしょう。
 表示についての関心が高まっていますので、原産地だけに興味
を持つだけでなく、アレルギー表示をはじめ、この際ですからいろい
ろな表示のルールを勉強してみてはいかがでしょうか。(うり坊)

<参考>
●アレルギー表示
・表示義務のあるもの:卵、乳、小麦、そば、落花生
・表示を推奨しているもの:あわび、いか、いくら、えび、
かに、さけ、さば、オレンジ、
キウイフルーツ、バナナ、もも、
りんご、牛肉、鶏肉、豚肉、
ゼラチン、くるみ、大豆、まつたけ、
やまいも
●アレルギー物質を含む加工食品の表示ハンドブックについて
http://www.mhlw.go.jp/qa/syokuhin/allergy/index.html

●知っておきたい食品の表示
 http://www.mhlw.go.jp/qa/syokuhin/hyouji/index.html


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 食品安全委員会e−マガジン第87号は平成20年3月14日(金)配信予定です。
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