調査情報詳細

評価案件ID cho20230060001
評価案件 食品安全委員会が地方自治体等と連携して行う食品安全に関する情報発信・リスクコミュニケーションの強化に関する調査
資料日付 2023年3月31日
分類1 調査事業情報
分類2 報告書
事業概要 食品安全委員会が行う情報発信及びリスクコミュニケーションは、食品安全に関する様々な関係者の、食品安全に関する科学的知見に対する理解を促進することを目標の一つとしている。
この目標に向けて、現状を把握し、より効果的な情報発信やリスクコミュニケーションの手法・内容を検討する際の基礎とするため、令和2年度には調査事業「食品安全委員会が行うリスクコミュニケーションに関する意識調査」※において一般消費者を対象とした意識調査を実施した。当該調査では、一般消費者が食品安全に関する情報源としているもののうち、多かったのはテレビ、新聞であり、SNS、政府機関の報道発表、行政のホームページ等も続いた。
 人間は同じ情報に繰り返し触れることによって、その情報が真実であるように感じられることから、この結果を踏まえると、より効率的に多くの方の科学的知見に対する理解を促進するためには、食品安全委員会が自ら報道関係者や一般消費者に向けて情報発信やリスクコミュニケーションを行うだけではなく、地域の報道関係者や、事業者、学生、地域住民等に直接アクセスすることができる地方自治体等にも情報の発信・リスクコミュニケーションに、より積極的に参加してもらい、科学的に適切な情報の流通量を増やすことが必要と考えられる。
 そこで、主に地方公共団体の衛生管理部門や消費者部門等と食品安全委員会が連携して情報発信・リスクコミュニケーションを行うためのツールの開発に向けた調査を実施する。
※調査報告書 https://www.fsc.go.jp/fsciis/survey/show/cho20210030001
事業名 食品安全確保総合調査
実施機関 食品安全委員会
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