調査情報詳細

評価案件ID cho20210030001
評価案件 食品安全委員会が行うリスクコミュニケーションに関する意識調査
資料日付 2021年3月31日
分類1 調査事業情報
分類2 報告書
事業概要 食品安全委員会が行うリスクコミュニケーションは、消費者の食品安全に関連する様々な意思決定が、偏った情報に左右されず、科学的根拠に基づき合理的に行われるよう支援することを、目標の一つとしている。また、食品安全に関する様々な関係者が、ともに考え、相互に立場を理解し、信頼を確保することも目標とするが、このためには、食品安全委員会が、その役割ともに認知されていることが重要となる。
 こうした目標に向けて、現状を把握し、より効果的なリスクコミュニケーション手法を検討する際の基礎とするため、主に一般消費者を対象に、食品安全委員会が行うリスクコミュニケーションに関する意識調査を行った。
 具体的には、まず、消費者の意思決定がどのように行われているかを把握するため、食品の安全性に関するハザード(注)ごとのリスク認知状況と、その背景として、食品の安全性の確保に関する仕組みの認知状況や、各種情報源への信頼状況等を調査を実施した。また、関係者相互の信頼状況を把握するため、食品安全委員会の認知度等を調査する。これらを調査するアンケートの実施に先立って、関連文献調査やフォーカスグループインタビュー等を実施し、そこで得られた知見を踏まえて、アンケートでの質問項目を設定した。設定された項目に従ってインターネットアンケートを実施した上で、一連の調査結果を分析し、食品安全委員会が行うリスクコミュニケーションに関する現状と課題を整理し、今後の検討に資するため、本調査事業を実施した。
 また、今回設定されたアンケート項目をもって、今後、同様の意識調査を定期的に実施し、経年的な把握を行うことで、食品安全委員会の行うリスクコミュニケーションの質を継続的に向上させていくための基礎資料とすることも、検討対象とした。
事業名 食品安全確保総合調査
実施機関 食品安全委員会
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