Q&A詳細

評価案件ID mob07018000001
タイトル 体細胞クローン家畜について
公表日 2009年6月16日
問い合わせ・意見 食品安全委員会の専門家作業部会が体細胞クローン技術でつくられた牛と豚について、食品として通常の牛や豚と同等に安全との報告書をまとめたが、消費者としては、本当に安心できる情報が不足しているために不安である。
問い合わせ・意見分類 新開発食品関係
コメント元 食品安全委員会
コメント (平成21年4月分)
体細胞クローン技術を用いて産出された牛及び豚並びにそれらの後代に由来する食品の安全性については、昨年、厚生労働省から食品健康影響評価の依頼を受け、新開発食品専門調査会にWG等を設置して審議を行ってきた結果、「現時点における科学的知見に基づき、従来の牛や豚に由来する食品と比較して、同等の安全性を有する」とする評価結果の案が取りまとめられたものです。
審議において、死産及び生後直後死が高い頻度で認められていることの原因は、体細胞を利用して作製された再構築胚の全能性の完成度などによるものと考えられ、食用に供される可能性のある体細胞クローン牛及び豚並びにそれらの後代の健全性については、従来の家畜と比べて差異がないと認められました。
また、体細胞クローン牛及び豚では、ドナー動物と核内のDNAの塩基配列が理論的に同一であるため、ドナー動物及び従来の繁殖技術による牛及び豚に存在しない新規の生体物質が産生されるものではなく、体細胞クローン牛及び豚並びにそれらの後代に由来する肉及び乳について、従来の繁殖技術による牛及び豚に由来する肉及び乳と比較し、栄養成分、小核試験、ラット及びマウスにおける亜急性・慢性毒性試験、アレルギー誘発性等について、安全上、問題となる差異は認められませんでした。
詳細については、http://www.fsc.go.jp/emerg/clone_03.htmlをご覧下さい。
食品安全委員会では、審議結果について広く国民の皆様から御意見・情報の募集(3月12日から4月10日)を行うとともに、評価結果(案)について理解を深めていただき御意見・情報を頂く際の一助となるよう、3月24日に東京で、3月27日に大阪で意見交換会を行いました。
その後、6月8日に開催された新開発食品専門調査会において、国民からの御意見・情報の募集結果について審議が行われ、評価書(案)の一部文言を修正した上で、食品安全委員会に報告することとされました。今後、食品安全委員会で審議され、最終的に評価結果が取りまとめられ、評価を諮問した厚生労働大臣に評価結果を通知する予定です。
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コメント元 厚生労働省
コメント (平成21年1月分)
欧米では、体細胞クローン家畜由来食品に関する健康影響評価の結果が取りまとめられていますが、体細胞クローン家畜由来食品の安全性は、従来の家畜に由来する食品と同等と考えられる旨の結論が得られています。
このような状況の下、厚生労働省においては、慎重を期するため、平成20年4月、食品健康影響評価を食品安全委員会に依頼したところです。
厚生労働省としては、食品健康影響評価の結果を踏まえ、必要に応じて対応を検討することとしています。
<!--PAUSE--> (参考)受精卵クローン牛の流通量
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年 度 食肉用として出荷された 国内で食肉処理された 全体に占める割合
受精卵クローン牛の頭数(A) 牛の頭数(B) (A/B)
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平成14年度 39頭 1
, 238千頭 0.003%
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平成15年度 38頭 1
, 238千頭 0.003%
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平成16年度 18頭 1
, 254千頭 0.001%
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平成17年度(4~12月) 8頭 946千頭 0.001%
コメント元 農林水産省
コメント (平成21年1月分)
今回、モニターの皆様からは、体細胞クローン家畜由来食品の表示に係る御意見もいただいておりますが、食品安全委員会の審議中である現時点では、まだ、流通を前提とした表示について検討がなされる段階にはないと考えております。農林水産省といたしましては、今後とも食品安全委員会における議論等の内容を注視してまいります。
なお、体細胞クローン技術については、新しい技術であること等を踏まえ、これまで関係研究機関等に体細胞クローン牛の出荷の自粛を要請(平成11年11月11日畜産局長・技術会議事務局長通知)してきたところであり、現在まで、体細胞クローン牛が出荷されたという報告はありません。
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