Q&A詳細

評価案件ID mob07011000003
タイトル リステリアについて
公表日 2009年4月18日
問い合わせ・意見 加熱しないで摂取できる調理済食品や加工済食品において、リステリアによる食中毒の大規模な発生が懸念される。早急に指導基準を設定し、食品検査を充実させる必要がある。
問い合わせ・意見分類 微生物・ウイルス関係
コメント元 厚生労働省
コメント (平成16年7月分)
現在のところ、我が国においてはリステリア菌による食中毒発生の報告はありませんが、海外のリステリアによる食中毒の発生状況も踏まえ、平成13年度から厚生労働科学研究費補助金食品・化学物質安全総合研究事業「食品由来のリステリア菌の健康被害に関する研究」において、①リステリア症の発生状況を把握するためのアクティブ・サーベーランス(病院等に出向いての本症の発生状況調査)、②食品の汚染実態調査、③検査法の検討、等を行っているところです。
また、輸入食品対策としては、従来、都道府県や検疫所において、海外で食中毒の発生原因となっている食品の検査を強化しているところであり、具体的には、海外で食中毒の原因にもなっている特定のチーズに対する検査命令及びモニタリング検査を検疫所において実施しています。国産食品対策としては、乳及び乳製品の殺菌基準や衛生的取り扱いを徹底するよう指導してきているところです。
今後も継続して研究を行い、これらの研究結果や国際的な知見等も踏まえ、必要な対策を講じていくこととしています。

(平成21年2月分)
リステリア菌については、昨年4月、世界保健機関(WHO)の国際食品安全当局ネットワークが公表した「妊娠中および授乳期の食品安全と栄養」において、リステリア菌、水銀等の妊婦や胎児等に影響を与える化学物質や微生物等の病因物質に関する注意喚起が行われたことを踏まえ、本資料をホームページに掲載するとともに、昨年12月、妊婦を対象とした「これからママになるあなたへ」というパンフレットを作成し公表しているところです。
詳しくは次のホームページを御覧下さい。
〔参考〕
○厚生労働省
「妊婦の方への情報提供」
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/06.html
「妊娠中及び授乳期の食品安全と栄養」
http://www.who.int/foodsafety/fs_management/No_03_nutrition_Apr08_jp.pdf

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コメント元 食品安全委員会
コメント (平成21年2月分)
食品安全委員会では、ホームページにおいて、国民の皆様にぜひ知っておいていただきたい食中毒の予防に役立つ情報や食中毒菌の概要等をお知らせしています。
〔参考〕
○食品安全委員会「食中毒について」
 http://www.fsc.go.jp/sonota/shokutyudoku.html
リステリアについても、我が国では、食中毒統計上、本菌が食中毒の原因として報告された事例はありませんが、その概要等について情報提供しているところです。
〔参考〕
○食品安全委員会「リステリアによる食中毒について」
http://www.fsc.go.jp/sonota/listeria.pdf
今後もホームページ等を通じ、食中毒予防のための情報を国民の皆様にわかりやすくお伝えしてまいります。
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