Q&A詳細

評価案件ID mob07003000002
タイトル BSE全頭検査の補助打ち切りについて
公表日 2008年3月12日
問い合わせ・意見 厚生労働省は、期限付きで行ってきた生後20ヶ月以下の国産牛のBSE検査費用の補助を2008年7月で打ち切る。しかし、牛肉のBSE問題は十分に不安を解消されるまでには至ってないようである。生産者や消費者に対する不安解消の努力をお願いしたい。
問い合わせ・意見分類 BSE関係
コメント元 食品安全委員会
コメント (平成20年1月分)
BSE検査については、食品安全委員会が平成17年5月6日に厚生労働省及び農林水産省に通知した、「我が国における牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しに係る食品健康影響評価」において、BSE検査対象月齢を全年齢から21ヶ月齢以上の牛に変更した場合、食肉の汚染度は、全頭検査した場合と21ヶ月齢以上を検査した場合のいずれにおいても、「無視できる ~ 非常に低い」と推定され、この結果から、検査対象月齢の変更がもたらす人に対するリスクは、非常に低いレベルの増加にとどまるものと評価しています。
これについて食品安全委員会では、評価書案が取りまとめられた段階で意見・情報の募集や意見交換会等、リスクコミュニケーションに努めるとともに、評価のポイントについて、ホームページ、季刊誌等を通じて積極的に情報提供をして参りました。
(参照:食品安全委員会ホームページ「トピックス」内『BSE及びvCJDについて』) http://www.fsc.go.jp/sonota/bse1601.html
食品安全委員会としても、今後ともリスクコミュニケーション等に取り組んでまいります。 <!--PAUSE-->
コメント元 厚生労働省
コメント (平成20年1月分)
BSE全頭検査については、平成13年10月当時、①牛の月齢が必ずしも確認できなかったこと、②国内でBSE感染牛が初めて発見され、国民の間に強い不安があったこと、等の状況を踏まえて開始したものです。BSE対策については、他の食品安全対策と同様、科学的合理性を基本として判断すべき問題と考えており、厚生労働省としては、検査対象月齢の見直しにあたって、食品安全委員会に諮問を行い、食品安全委員会の答申において、BSE対象月齢を21ヶ月齢以上とした場合であってもリスクは変わらないとされたことを受け、平成17年8月、BSE検査の対象月齢を21ヶ月齢以上とすることとしました。また、リスク評価や管理措置の現状について改めて認識を共有したいと考え、食品安全委員会、厚生労働省及び農林水産省の3府省の共催により、平成19年11月に全国6箇所において意見交換会を開催し、BSEの国内対策について、食品安全委員会からリスク評価結果の内容を、厚生労働省及び農林水産省からリスク管理措置の現状等を御説明し、会場の皆様との意見交換を行いました。このように、これまでリスクコミュニケーション等を通じて国民への説明を行ってきたところです。また、平成19年8月の通知において、各自治体においても関係者の理解を深めていただけるように依頼しており、今後とも国においても食品安全委員会の科学的知見に基づくリスク評価結果について国民に十分理解されるよう、リスクコミュニケーション等に努めて参ります。 <!--PAUSE-->
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