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資料管理ID syu06770490104
タイトル Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR):「現場からの報告書:ソーシャルメディアを通じて入手した寄付母乳による乳児のHIVばく露の可能性(米国カリフォルニア州サンタクララ郡、2025年5月~2026年1月)」 (前半1/2)
資料日付 2026年8月13日
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概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)のジャーナルMorbidity and Mortality Weekly Report(2026, 75(31):403-404、doi: 10.15585/mmwr.mm7531a2)に掲載された報告「現場からの報告書:ソーシャルメディアを通じて入手した寄付母乳による乳児のHIVばく露の可能性(米国カリフォルニア州サンタクララ郡、2025年5月~2026年1月)(Notes from the Field: Potential Infant HIV Exposure from Donated Breast Milk Received Through Social Media - Santa Clara County, California, May 2025-January 2026)、著者A Lochen, A Vaidya(County of Santa Clara Public Health Department, 米国)ら」の内容は以下のとおり。
1. サマリー
(1)本トピックについて既に分かっていることは?
 HIVは母乳を介して伝播する可能性があるが、抗レトロウイルス治療を受けており、ウイルス量が持続的に検出限界未満に抑えられている母親の場合、このリスクは1%未満である。
(2)本報告により追加される知見は?
 2025年10月、サンタクララ郡公衆衛生局は、ソーシャルメディア・プラットフォームを通じて入手した寄付母乳からのHIVばく露の可能性について調査した。調査により、ばく露された可能性のある5人の乳児が特定され、乳児の保護者に対し、検査を受けさせること、また寄付母乳は認定された母乳バンクからのみを入手することが勧められた。調査担当者は、ソーシャルメディアグループを通じた調査の実施において課題に直面した。当該寄付母乳を通じたHIV伝播の証拠は確認されなかった。
(3)公衆衛生実践への示唆は何か?
 規制されていない手段を通じた非公式な母乳の共有に関連するリスク、並びに認定された母乳バンクの利用可能性について、患者及び一般市民への教育を行うことで、潜在的なばく露を低減できる可能性がある。疾病調査担当者においては、ソーシャルメディアグループにおける公式プロフィールを用いた調査の実施に関する研修が役立つ可能性がある。
2. イントロダクション
 米国保健福祉省の周産期HIV臨床ガイドライン(Perinatal HIV Clinical Guidelines)によれば、母親のHIVウイルス量が50コピー/mLを超える場合は、HIV伝播リスクのため、授乳を行わないことが推奨されている。ばく露された小児は、母乳への最終ばく露直後、及び授乳中止後14~21日、4~6週、及び4~6か月にHIV検査を受けることが推奨されている。
 2025年10月17日、サンタクララ郡公衆衛生局(SCCPHD)は、妊娠15週4日の女性が10月10日の出生前スクリーニングでHIV検査陽性の結果が判明したとの報告を受けた。彼女は現在2歳の娘に授乳しており、2つのソーシャルメディアグループを通じて母乳を提供していると報告した。
3. 調査及び結果(抜粋)
 SCCPHDにより、1)母親及びその娘を医療ケアにつなげ、2)その母乳にばく露された者を特定・検査し、3)ばく露された者の保護者に対して教育を提供するための調査が開始された。
 2025年10月27日時点における、この母親の治療前のHIVウイルス量は119,000コピー/mLであった。彼女は娘の出生前である2023年8月8日に、出生前HIV検査で陰性の結果を受けていた。2025年10月30日、彼女は抗レトロウイルス治療を開始し、まだ娘に授乳していることを明らかにし、授乳を中止するよう助言を受けた。彼女の娘に対し、10月31日にばく露後予防投与が開始され、2025年11月3日及び2026年1月13日にHIV RNAに対するPCR検査で陰性の結果を受けた。
 2025年5月から10月の間、母親はソーシャルメディアグループに母乳の寄付を申し出る投稿をしていた。調査員は、彼女が母乳の提供を申し出ていたソーシャルメディアグループ及びその母乳を受け取ったことが判明している家族に関する情報を入手した。調査員はグループ管理者によってグループ内への一般メッセージの投稿を制限されていたため、母親の以前の投稿における母乳の寄付の申し出に応答していた4家族すべてに対し、保健局の名称を記載した新規作成の個人プロフィールを用いた当該ソーシャルメディア・プラットフォームでのダイレクトメッセージ、又は電子医療記録検索及びその他の公衆衛生データベース検索から得た連絡先情報を通じて連絡を取った。調査員は、ソーシャルメディア上で入手可能な氏名、電話番号、生年月日、又は写真の組み合わせを用いて、連絡先とデータベース記録との照合を行った。当該母親は自身の母乳を受け取った1人の保護者の氏名を提供し、その者も調査員から連絡を受けた。ソーシャルメディアグループにおける母親の投稿への応答を用いて、潜在的なばく露リスクの高い乳児を持つ他の4人の保護者が特定され、5人全員に連絡がなされた。調査員は、保護者に対して残存する冷凍寄付母乳の有無を確認し、残存する母乳を子供に与えないよう助言し、子供の検査を受けるよう促し、認定された母乳バンクを利用して安全で加熱殺菌処理された(pasteurized)母乳を入手するよう健康教育を提供した。

(後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06770491104)
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) MMWR(2026, 75(31):403-404)
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/75/wr/mm7531a2.htm

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