食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06750430112
タイトル 論文紹介:「新たな疑わしい感染源:加熱殺菌処理済み(pasteurised)の植物ベースの飲料に関連したリステリア・モノサイトゲネス集団感染(カナダ、2024年)」
資料日付 2026年6月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance(2026, 31(24):pii=2500883、doi: 10.2807/1560-7917.ES.2026.31.24.2500883)に掲載された集団感染報告「新たな疑わしい感染源:加熱殺菌処理済みの(pasteurised)植物ベースの飲料に関連したリステリア・モノサイトゲネス集団感染(カナダ、2024年)(A new suspect: Listeria monocytogenes outbreak linked to pasteurised plant-based beverages, Canada, 2024)、著者JL Hobbs(Public Health Ontario, カナダ)ら」の概要は以下のとおり。
 2024年にカナダにおいて、加熱殺菌処理済み(pasteurised)の植物ベースの乳代替飲料製品(plant-based dairy alternative beverage product)(※訳注:オート麦ミルクやアーモンドミルク等)に関連したリステリア・モノサイトゲネスの集団感染が発生した。本集団感染では20例の確定症例(年齢範囲:7~89歳、女性13例、男性7例、14例に基礎疾患あり)が発生し、3名が死亡した。すべての症例は、遺伝的に同一のリステリア・モノサイトゲネス株に感染していた。本集団感染の確定症例20例のうち19例は、発症前に同一ブランドの植物ベースの飲料製品を摂取していたと報告し、その集団感染株は、6例の確定症例の自宅から回収された、残っていた開封済みの植物ベースの飲料の検体6点から検出された。リステリア・モノサイトゲネス陽性の食品検体はすべて、カナダのオンタリオ州の単一の製造施設において、同一の生産ラインで製造されたものであった。集団感染株は、当該製造施設の加熱殺菌処理後の加工区域で確認された。しかし、汚染源は特定されなかった。
 地方公衆衛生当局による、症例に関連する残存食品検体の回収及び検査室での検査は、当該集団感染の感染源の迅速な特定に重要な役割を果たした。最初の症例と食品検体の全ゲノムシークエンス解析(WGS)データの一致から2週間以内に食品リコールの警告が発出された。非加熱喫食用調理済み食品のリステリア・モノサイトゲネスに関する適用要件を製造業者が遵守することは、リステリア菌の汚染とそれによる疾病及び/又は死亡を予防するために極めて重要である。
(※補足)カナダ公衆衛生庁から公表されている本集団感染の情報は以下のURLから閲覧可能。
https://www.canada.ca/en/public-health/services/public-health-notices/2024/outbreak-listeria-infections-recalled-refrigerated-plant-based-beverages.html
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Eurosurveillance(2026, 31(24):pii=2500883)
URL https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2026.31.24.2500883

利用上の注意事項

本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。

1 情報の収集・要約・翻訳について

 (1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。
 (2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
 (3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
 (4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
 (5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。

2 掲載情報と食品安全委員会の立場について

 (1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。
 (2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
 (3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
 (4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。

3 利用者の責務

 (1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。
 (2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
  ① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
  ② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
 (3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。