食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06631030149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えワタT304-40×?GHB119?×COT102の評価に関する科学的意見書を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2025年12月4日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月4日、遺伝子組換えワタT304-40×?GHB119?×COT102の評価に関する科学的意見書を公表した(申請EFSA-GMO-BE-2018-155、10月29日採択、PDF版29ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9753)。概要は以下のとおり。 《背景》 遺伝子組換え食品及び飼料に関する規則(EC) No 1829/2003の下、BASF Agricultural Solutionsから申請EFSA-GMO-BE-2018-155が提出されたことを受け、EFSAの遺伝子組換え生物に関するパネル(GMOパネル)は、遺伝子組換え(GM)除草剤耐性及び害虫抵抗性ワタ(Gossypium hirsutum及びGossypium barbadense) T304-40×?GHB119?×COT102(Unique Identifier BCS-GHOO4-7?×?BCS-GHOO5-8?×?SYN-IR1O2?7、3イベントから成るスタック・ワタ)の安全性に関し、科学的意見を表明するよう求められた。EFSA-GMO-BE-2018-155の対象範囲は、3イベントから成るスタック・ワタの欧州連合(EU)域内における輸入、加工、食品・飼料としての用途であり、EU域内における栽培は含まれない。 3イベントから成るスタック・ワタは、以下の3系統の単一イベントを交配して作出されている。 ・ T304-40系統: 鱗翅目害虫抵抗性を付与するCry(Crystal protein)1Ab及びグルホシネートアンモニウム系除草剤耐性を付与するPAT/bar(Phosphinothricin-acetyltransferase/ bialaphos antibiotic resistance)を発現 ・ GHB119系統: 鱗翅目害虫抵抗性を付与するCry2Ae及びグルホシネートアンモニウム系草剤耐性を付与するPAT/barを発現 ・ COT102系統: 鱗翅目害虫への抵抗性を付与するVip(Vegetative insecticidal protein)3Aa19、及び、選択マーカー(ハイグロマイシン耐性)として用いられたAPH4(訳注:Aminoglycoside Phosphotransferase type IV)を発現 《データ及び方法論》 GMOパネルは、GM植物のリスク評価及び市販後環境モニタリング(PMEM)に関して適用されるガイドライン記載の適用範囲・適切な原則を参照し、3イベントから成るスタック・ワタ評価している。以下の情報を考慮している。 ・ 申請EFSA-GMO-BE-2018-155にて提出された情報 ・ リスク評価中に申請者から提供された追加情報 ・ 加盟国から提出された科学的コメント ・ 関連する科学文献 申請EFSA-GMO-BE-2018-155においては、3系統の単一イベント(T304-40、GHB119、COT102)の以前の評価が、3イベントから成るスタック・ワタの評価の基盤となった。GMOパネルは以前の評価において、安全性上に関する懸念を特定していない。3系統の単一ワタ・イベントに関する安全性上の問題は、最新のバイオインフォマティクス解析からは特定されておらず、さらに、前回のGMOパネルの科学的意見書の公表以降に申請者からも報告されていない。よって、GMOパネルは、単一ワタ・イベントの安全性に関する以前の結論は依然として有効であると判断する。 3イベントから成るスタック・ワタのリスク評価には、挿入DNAの分子特性評価及びタンパク質発現分析が含まれる。農業特性・表現型特性・成分組成特性の比較分析を実施し、さらに、新たに発現するタンパク質群及びホールフード(whole food)・ホールフィード(whole feed)の安全性は、潜在的毒性・アレルゲン性・栄養学的特性の観点から評価している。さらに、環境への影響及び申請者提出の市販後環境モニタリング(PMEM)計画も評価されている。 《分子特性評価》 分子特性評価データから、3イベントから成るスタック・ワタにおいて組み合わされたT304-40、GHB119、COT102の各イベントは、完全性を維持していることが立証されている。タンパク質発現分析では、新たに発現するタンパク質の発現量は、3イベントから成るスタック・ワタ及び各単一イベントにおいて同等であると実証されている。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06631031149) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2025.9753 |
利用上の注意事項
本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。1 情報の収集・要約・翻訳について
(1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。(2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
(3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
(4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
(5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。
2 掲載情報と食品安全委員会の立場について
(1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。(2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
(3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
(4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。
3 利用者の責務
(1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。(2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
(3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。
