食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06620531149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えナタネLBFLFKの評価に関する科学的意見書を公表 (2/3)
資料日付 2025年11月5日
分類1 -
分類2 -
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(前ページの内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06620530149)

《分子特性評価》
 分子特性評価データから、ナタネLBFLFKは、遺伝的に連鎖していない2種のインサート(インサート1及び2)を保持しており、各インサートは、同一の形質転換ベクターに由来するT-DNAの単一コピーから構成され、当該コピーには、11種類のタンパク質をコードする以下の13種の発現カセット(c-D5D(Tc)及びc-O3D(Pir)発現カセットは2回含まれる)が含まれている。
 ・ c-D12D(Ps)発現カセット: Phytophthora sojae由来cD12D(Ps)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-D6D(Ot)発現カセット: Ostreococcus tauri由来cD6D(Ot)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-D6E(Tp)発現カセット: Thalassiosira pseudonana由来cD6E(Tp)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-D6E(Pp)発現カセット: Physcomitrella patens由来cD6E(Pp)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-D5D(Tc)発現カセット-1: Thraustochytrium sp.由来cD5D(Tc)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-D5D(Tc)発現カセット-2: Thraustochytrium sp.由来cD5D(Tc)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-O3D(Pi)発現カセット: Phytophthora infestans由来c-O3D(Pi)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-O3D(Pir)発現カセット-1: Pythium irregulare由来c-O3D(Pir)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-O3D(Pir)発現カセット-2: Pythium irregulare由来c-O3D(Pir)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-D5E(Ot)発現カセット: Ostreococcus tauri由来cD5E(Ot)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-D4D(Tc)発現カセット: Thraustochytrium sp.由来c-D4D(Tc)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-D4D(Pl)発現カセット: Pavlova lutheri 由来c-D4D(Pl)遺伝子のBrassica napusにおける発現に向けたコドン最適化配列
 ・ c-AHAS(At)発現カセット: Arabidopsis thaliana由来c-AHAS(At)遺伝子のコーディング配列
 配列決定手法及びデータセットの品質は、GMOパネルにより評価され、EFSAのテクニカルノート収載の要件を満たすと認められた。
 以下の配列のバイオインフォマティクス解析から懸念は提起されない。
 ・ 新たに発現するタンパク質をコードする配列
 ・ インサート内オープンリーディングフレームに相当する配列
 ・ インサート - ゲノムDNA連結部に渡るオープンリーディングフレームに相当する配列
 ・ インサート挿入部位隣接領域
 挿入DNA、及び、除草剤耐性及び改変された脂肪酸組成を付与する導入形質の安定性は、数世代に渡り確認されている。
 新たに発現するタンパク質群を定量する手法は適切であると判断される。新たに発現するタンパク質群の大半は、タンパク質の特性評価に向け十分な量及び純度にて異種発現システムでは生成できなかったため、新たに発現するタンパク質群の生化学的・構造的・機能的特性は、ナタネLBFLFKの未熟種子から単離された発生中の胚の粗抽出物から精製した膜画分(植物産生タンパク質群、PPP)を用いて記述された。導入された全ての伸長酵素類及び不飽和化酵素類の意図される基質に対する活性は、酵母内の発現において実証済みである。しかしながら、PPPとしての新たに発現するするタンパク質群の大半に対しては、以下のとおり、数種のタンパク質特性評価試験は成功していない(各酵素の略称及び正式名称は補足1参照)。
 ・ 液体クロマトグラフィー - タンデム質量分析法(LC-MS/MS)及び/又はウェスタンブロッティングを用いたタンパク質の検出: D6E(Pp)・O3D(Pi)に対して不成功
 ・ 酵素活性の検出: D6D(Ot)・D6E(Ot)・D6E(Pp)・D5D(Tc)・O3D(Pir)・O3D(Pi)・D4D(Pl)・D4D(Tc)に対して不成功
さらに、提供されたデータに基づくと、D12D(Ps)・D6D(Ot)・D6E(Pp)・D5D(Tc)・O3D(Pir)・D5E(Ot)・D4D(Tc)の部分的なグリコシル化を排除できない。一部の分析が不成功であったことから、GMOパネルは、発生中の胚の粗抽出物から精製した膜画分が、安全性試験における新たに発現するタンパク質の適切な供給源であるとは結論できない。
《比較分析》
 試験材料の選択、圃場試験地、関連する管理慣行、圃場試験全般の品質の指標としての農学的・表現型的特性評価を考慮し、GMOパネルは、圃場試験は比較分析を適切に証拠立てると結論する。
 ナタネLBFLFK及び対応する非遺伝子組換え栽培品種の間で特定された、農学的・表現型的特性の差異は、収穫された種子の発芽特性を除き、何れも更なる評価を必要としない。収穫された種子の発芽特性については追加の評価を実施した結果、環境への懸念を提起しないことが判明している。

(次ページの内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06620532149)
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9692

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