食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06550341149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分ホセチル(fosetyl)の農薬リスク評価に関する更新したピアレビューの結論を公表 (後半2/2)
資料日付 2025年8月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) (前半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06550340149)

 哺乳類毒性学のセクションでは、ある申請者の技術的規格が毒性学的なバッチで網羅されておらず、一部の不純物の毒性プロファイルが欠如している。さらに、代謝物としてのアルミニウムにばく露された作業者については、参照値を超えていると結論されている(この評価は参考情報として含まれている)。
 残留物のセクションでは、欧州南部(SEU)の重要な適正農業規範(GAP)に準拠したオレンジに関する完全な残留データセット(FAIRITF)、SEUの重要なGAPに準拠したブドウに関する完全な残留データセット(FAIRITF)、及び欧州北部(NEU)及びSEUのGAPに準拠したブドウに関する残留データセットを完了するためのブドウの4つの追加残留試験(OXON SAE Fosetyl Task Force)に関するデータギャップを考慮すると、全ての代表的な用途について最終化できない。オレンジ及びマンダリンの試験における残留物の最大貯蔵期間を網羅する柑橘類の有効な貯蔵安定性データも求められている(FAIRITF)。仁果類(Bayer)、ブドウ(Bayer)及び柑橘類のGAP(FAIRITF)の1つの作物(マンダリン)における使用に関して、ホセチル残留物(すなわちホセチル及びホスホン酸(phosphonic acid))に関連する慢性的な摂取に関する懸念は特定されなかった。それでも、アルミニウムに関する予備的な、下位レベルの、極めて保守的な評価は、作物における関連残留物及び小児の慢性的な摂取に関する懸念を完全に排除するものではない。しかしながら、仁果類及びブドウ(FAIRITF、Bayer CropScience、OXON SAE Fosetyl Task Force)におけるアルミニウム残留物に関するより精緻化された食事性ばく露評価とリスク評価を実施するためのデータは不十分である。仁果類及びブドウは花粉や蜜の収集のために(訳注 ミツバチなどが)訪れる可能性があり、処理が開花時に実施されるため、ヒトが消費する花粉や蜂製品中のホセチルアルミニウム及びホスホン酸の残留物を排除できず、追加の情報が求められている。
 環境動態及び挙動に関するデータは、EUレベルで必要な環境ばく露評価を実施するために十分であったが、地表水を飲料水として採取する場合、地表水中に潜在的に存在する当該有効成分とその同定された代謝物の残留物の性質に水処理プロセスが与える影響に関する情報にデータギャップが特定された。このデータギャップにより、飲料水の摂取による消費者リスク評価が、全ての代表的な用途において最終化されていない状況である。さらに、ホスホン酸及びモニタリングデータに関する信頼できる野外DT50(※訳注3)及びDT90(※訳注3)の推定値について、3つの異なる野外試験地点におけるデータギャップが特定された。
 生態毒性学の領域では、ある申請者の技術的規格が生態毒性学的なバッチによって網羅されていない。ホスホン酸の水生生物へのリスクを評価するための追加情報に関するデータギャップが特定された。さらに、ミツバチへのリスク評価を実施するためのデータギャップが特定された。最後に、非標的陸上植物へのリスクを評価するための追加情報が必要である。
 内分泌かく乱(ED)特性に関する評価において、利用可能なデータと評価に基づき、ホセチルは、欧州委員会規則(EU)2018/605により改正された規則(EC) No 1107/2009の附属書IIの第3.6.5項及び第3.8.2項の規定に基づき、ヒト及び非標的生物に対するED基準を満たさないと結論される。
(※訳注1) https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5307
(※訳注2) https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7319
(※訳注3) DT50及びDT90 は、被験物質の50%及び90%が消失するまでの時間。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9513

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