食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06550340149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分ホセチル(fosetyl)の農薬リスク評価に関する更新したピアレビューの結論を公表 (前半1/2) |
資料日付 | 2025年8月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月6日、有効成分ホセチル(fosetyl)の農薬リスク評価に関する更新したピアレビューの結論(6月13日承認、PDF版23ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9513)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会施行規則(EU)No 844/2012(以下「本規則」という)は、規則(EC)No 1107/2009の第14条に基づき提出された有効成分の承認更新の手続きを定めている。これらの物質のリストは、欧州委員会施行規則(EU)No 686/2012に定められている。ホセチルは、同規則に列挙された有効成分の1つである。EFSAは、2005年12月14日にホセチルに関する以前の結論を最終化した。 本規則第1条に従い、報告担当加盟国(RMS)であるフランスと共同報告担当加盟国(co-RMS)であるエストニアは、Bayer CropScience AG、Fosetyl-Al Annex I Renewal Iberica Task Force (FAIRITF、Industrias Afrasa, S.A.、Cheminova Agro S.A.、Probelte S.A.U.、Proplan Plant Protection Company, SLで構成される)及びOXON SAE Fosetyl Task Force(Oxon Italia SpA,、Sumi Agro Europe Limited1で構成される)から、有効成分ホセチルの承認更新に関する申請を受理した。本規則第8条に従い、RMSは申請書類の完全性を確認し、申請者、共同RMS(エストニア)、欧州委員会及びEFSAに対し、受理可能性について通知した。 RMSは、ホセチルに関する申請書類の初期評価を、更新評価報告書(RAR)にまとめ、2017年4月12日にEFSAに提出した。本規則第12条に従い、EFSAは2017年7月12日、RARを加盟国及び申請者(Bayer CropScience AG、FAIRITF、OXON SAE Fosetyl Task Force)にコメントのため配布した。EFSAもコメントを提供した。さらに、EFSAはRARに関する公開協議を実施した。EFSAは、2017年9月13日に受理した全てのコメントを整理し、欧州委員会に送付した。 RARに関するコメントを検討した結果、申請者から追加情報を求める必要があり、EFSAは哺乳類毒性学、残留物、及び生態毒性学の領域で専門家協議を実施すべきであると結論した。 本規則第13条(1)に準拠して、EFSAは、ホセチルが規則(EC)No 1107/2009の第4条に定める承認基準を満たすかどうかに関する結論を採択すべきである。 本報告書に記載された結論は、申請者が提案したブドウ、柑橘類及び仁果類におけるホセチルを殺菌剤として使用する代表的な用途に関する評価に基づいて導出された。EFSAは、2018年7月3日にホセチルの農薬リスク評価に関するピアレビューの結論を公表し、2019年3月8日に訂正した(※訳注1)。訂正された結論は、2019年5月と7月に開催された植物、動物、食品、飼料に関する常任委員会(SCoPAFF)で議論され、EFSAに対して、欧州委員会規則(EU)No 2018/605に従い、ホセチルが内分泌かく乱物質の基準を満たすかどうかを再評価するよう委任することが合意された。欧州委員会から2019年10月に受けた指示に基づき、当該物質の内分泌かく乱特性に関する結論が更新された。さらに、EFSAが2022年4月12日に発表した硫酸アルミニウムアンモニウム(aluminium ammonium sulfate)の再評価に関する最終結論(※訳注2)を踏まえ、EFSAは、アルミニウムに関する合意された毒性学的な参照値と一致させるため、哺乳類毒性学及び残留物に関するセクションに改正を加えた。これには、非食事性及び食事性の消費者リスク評価に関するその後の更新も含まれる。結論本文全体において、全体的な結論を変更することなく、いくつかの追加の明確化と編集上の改正が行われた。 代表的な用途の詳細は、本報告書の付録Aに記載されている。 欧州連合(EU)レベルで提案されたホセチルアルミニウムの代表的な用途が、十分な殺真菌効果と殺細菌効果をもたらすことを結論するためのデータが提出された。 有効成分とその関連代謝物がヒトの健康に及ぼす副作用に関する査読済みの公開科学文献の詳細な報告に関して、データギャップが特定された。 素性、物理的及び化学的性質及び分析方法の領域では、水と土壌中の残留物に関する複数のモニタリング方法及び独立した試験所での検証(ILV)方法に関する追加の検証データに関するデータギャップが特定された。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06550341149) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9513 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
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