食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06520891550 |
タイトル | ブラジル農務省(MAPA)、世界食品安全デーに際し、報告書「植物由来食品における生物的、化学的、物理的ハザードの特定: 関連するリスク・汚染経路・管理措置」」を公表 (後半2/2) |
資料日付 | 2025年6月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | (前半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06520890550) かび毒に関して選択された122件の参考文献では、穀類が最も多く引用されており、次いで、アルコール飲料、果物、香辛料、ノンアルコール飲料であった。デオキシニバレノールは、参考文献で最も多く確認されたかび毒で、続いてアフラトキシン、ゼアラレノン、オクラトキシンA、フモニシンであった。デオキシニバレノールは主に小麦、ビール、穀類、トウモロコシで確認された。アフラトキシンはトウモロコシ、落花生、小麦、茶で確認され、ゼアラレノンは主に小麦、ビール、トウモロコシ、大麦で確認された。オクラトキシンAは主にワイン、穀類、トウガラシ、ブドウ、小麦で確認された。RASFF報告書では、果物、野菜、香辛料、料理用ハーブ、穀類において、主に総アフラトキシン、アフラトキシンB1、オクラトキシンAが確認された。最も毒性の高いかび毒(国際がん研究機関(IARC)、1993年)は、降順で、アフラトキシン(グループ1)、オクラトキシンA、フモニシン、フサリン、テヌアゾン酸、アルテルナリオール(グループ2B)であった。 重金属は、様々な食品が関与する687の引用で確認されたが、最も多く引用されたのはトマト、レタス、ニンジン、キュウリ、米、ジャガイモ、ホウレンソウであった。GEMS/Foodsプラットフォームでは、米州において、ヒ素、カドミウム、鉛、クロム、水銀に関する引用を、トマトでは1,279、レタスでは867、ニンジンでは539、キュウリでは669、米では976、確認した。閲覧した参考文献に基づくと、ヒトの健康に対するリスクが最も高い5つの重金属は、ヒ素、カドミウム、鉛、クロム、水銀であった。確認された重金属の主な発生源には、自然由来のもの及び人為由来のものがあり、自然由来のものは管理が困難であるため、特定された管理措置は主に産業や農業における人為的活動を対象としたものであった。 物理的ハザードに最も関連性の高かった植物性食品は、穀類、野菜、生鮮果物、香辛料など、圃場から直送される生鮮食品であった。これらの食品は、土、小枝、石、金属片、ガラス、昆虫及びその破片、げっ歯類の毛といった不傑物に汚染されている可能性がある。こうしたハザードに対する管理措置としては、主に、適正農業規範(GAP)及び適正製造規範(GMP)の適用が挙げられる。 当該出版物は以下のURLから閲覧可能(PDF、346ページ)。 https://repositorio-dspace.agricultura.gov.br/bitstream/1/6025/1/Identifica%c3%a7%c3%a3o%20de%20perigos%20biol%c3%b3gicos%2c%20qu%c3%admicos%20e%20f%c3%adsicos%20em%20alimentos%20de%20origem%20vegetal%20%283%29.pdf |
地域 | 中南米 |
国・地方 | ブラジル |
情報源(公的機関) | - |
情報源(報道) | ブラジル農務省(MAPA) |
URL | https://www.gov.br/agricultura/pt-br/assuntos/noticias/mapa-lanca-publicacao-tecnica-sobre-riscos-em-alimentos-vegetais-no-dia-mundial-da-seguranca-dos-alimentos |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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