食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06480800475 |
| タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、ANSESのニュートリビジランスの責任者による食品サプリメントの摂取に関するQ&Aを紹介 |
| 資料日付 | 2025年3月25日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は3月25日、ANSESのニュートリビジランス(nutrivigilance)の責任者による食品サプリメントの摂取に関するQ&Aを紹介した。概要は以下のとおり。 概して自然で無害と認識されている食品サプリメントの摂取は、重大な有害影響の原因となることがある。ANSESのニュートリビジランスの責任者であるFanny Huret氏が質問に回答する。 ・食品サプリメントにはどのようなリスクがあるのか? Fanny Huret氏(FH): これらの製品には、栄養素(ビタミン、ミネラル等)や、植物抽出物のような他の物質が含まれている。天然由来であっても、これらの成分が製品に高濃度で含まれている場合は特に、健康に対して毒性を示す可能性がある。ANSESでは、例えば、フランスの市場で多くの食品サプリメントに含まれるクルクミンやメラトニンの量を調査した(※訳注1)。 またANSESは、進行中の治療の副作用を増大させる、又は治療の有効性の喪失を引き起こす可能性がある薬物相互作用にも細心の注意を払っている。また数年前から、食品サプリメントに含まれる無認可の活性物質(医薬品、タンパク同化ステロイド等)による不純混入の事例も数多く観察されている。 ・ANSESでは、こうしたリスクをどのように調査しているのか? FH: ANSESが統括するニュートリビジランス・システムは、こうした望ましくない影響を特定し、重大な症例が検出された場合に警告を発出することを可能にする。それによって当局は、規則の改正、さらには製品の撤去等の措置を取ることができる。 ANSESは、植物ガルシニア・カンボジア(Garcinia cambogia)を含有する食品サプリメントの有害影響について先ごろ発表したように、内部リクエストを発行して、詳細な科学的研究(※訳注2)を実施することもできる。 ・食品サプリメントの摂取に関連するこれらのリスクを防ぐ方法とは? FH: 規則上、食品とみなされる食品サプリメントは、医薬品とは異なり、市場投入前に評価されることはない。それらの販売前に食品総局への通知だけが必要である。したがって、医療専門家は目撃した有害影響を報告するにあたり、実際的な役割を担っている。 また、消費者がこれらの製品の摂取に関連するリスクについて十分に情報提供されており、啓発されていることも何より大切である。そのために、ANSESは2025年、科学的な偽情報と闘うためにUniverscience(※訳注3)が主催する「批判的思考の春」に参加し、3月25日にCite des sciencesにおいて、ヒト用医薬品の安全性を担う機関である国立医薬品・保健製品安全庁(ANSM)と共に、食品サプリメントに関する真偽を見分けるための一般の人々を対象とした会議を開催する。 (※訳注1) 「ウコンを含む食品サプリメントの摂取に関連したリスク評価に関する意見書」 https://www.anses.fr/fr/content/des-effets-ind%C3%A9sirables-li%C3%A9s-%C3%A0-la-consommation-de-compl%C3%A9ments-alimentaires-contenant-du 「メラトニンを含む食品サプリメントの摂取に関連したリスクに関する意見書」 https://www.anses.fr/fr/content/l%E2%80%99anses-recommande-%C3%A0-certaines-populations-d%E2%80%99%C3%A9viter-la-consommation-de-compl%C3%A9ments (※訳注2) 「ガルシニア・カンボジアを含む食品サプリメントの摂取に関連したる有害影響の評価に関する意見書」 https://www.anses.fr/fr/content/ne-pas-consommer-de-complements-alimentaires-base-de-la-plante-garcinia-cambogia (※訳注3) 科学技術文化の促進を目的とするフランスの公的機関。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| 情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| URL | https://www.anses.fr/fr/content/aguiser-esprit-critique-compl%C3%A9ments-alimentaires |
利用上の注意事項
本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。1 情報の収集・要約・翻訳について
(1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。(2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
(3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
(4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
(5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。
2 掲載情報と食品安全委員会の立場について
(1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。(2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
(3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
(4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。
3 利用者の責務
(1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。(2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
(3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。
