食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06420490294 |
| タイトル | 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書を公表(鳥インフルエンザA(H5)ウイルス) (前半1/2) |
| 資料日付 | 2024年12月12日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は12月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2024/11/2~12/12)を公表した(7ページ)。鳥インフルエンザA(H5)ウイルスに関する概要は以下のとおり。 ・ヒトにおける鳥インフルエンザの感染状況 2024年11月1日の前回のリスク評価以降、米国において14人のヒトからインフルエンザA(H5)ウイルスが検出され、カナダではA(H5N1)ウイルスが1人のヒトから、またベトナムではA(H5)ウイルスが1人のヒトから検出された。 1. A(H5)、米国 米国から報告された14症例はすべて軽症で、入院はせず、回復している。このうち12症例はカリフォルニア州で検出され、1症例を除く他の全症例は18歳以上で、牛が高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)A(H5N1)ウイルスに感染したと推定された商用酪農場で働いていた。カリフォルニア州で検出された1症例は、年齢が18歳未満で、通知時点では発症前の感染動物への直接又は間接的なばく露という明確な感染源のない人物であったが、調査は進行中であった。この症例で検出されたウイルスは、塩基配列解析によりインフルエンザA(H5N1)と確認された。この症例の家庭内接触者でインフルエンザウイルス陽性と判定された者はいなかった。 オレゴン州で1例、ワシントン州で1例のインフルエンザA(H5)ウイルス感染症例が検出された。どちらの症例も18歳以上であり、家きんからA(H5N1)ウイルスが検出された施設で、家きんの殺処分・除染作業に関わっていた。 米国では、低病原性及び高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)ウイルスが鳥類から検出されている。2022年以降、HPAI A(H5)ウイルスは48州の商用及び裏庭家きん群から検出されており、1億羽以上に影響を及ぼしている。2022年以降、米国では現在までに59人がA(H5)ウイルス陽性と判定され、そのうち1例を除くすべての症例が2024年に発生している。ばく露源が特定できなかった2例を除き、すべての症例は、A(H5N1)感染家きん又は乳牛へのばく露と関連している。米国では、乳牛、野鳥及び飼育鳥類のA(H5N1)ウイルス感染が引き続き報告されている。 2. A(H5N1)、カナダ 2024年11月14日、カナダの国際保健規則担当機関(IHR National Focal Point(NFP))は、同国ブリティッシュコロンビア州(BC州)の、基礎疾患や渡航歴のない10代の人物の鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス感染による検査確定ヒト症例をWHOに報告した。当該患者は11月2日に急性症状を発症し、11月7日に結膜炎と呼吸器症状の悪化を訴えて医療機関を受診した。患者はその日のうちに入院し、11月8日に州の三次医療施設に移送された。患者は抗ウイルス薬による治療を受けた。11月17日時点では、患者は急性呼吸窮迫症候群(ARDS)で重体である。 当該患者は、カナダの病院ベースの強化インフルエンザ・サーベイランスにより検出された。患者が入院した救急治療施設で鼻咽頭スワブ検体が採取され、H1及びH3亜型ウイルスを対象に含むマルチプレックスPCR呼吸器パネルによる検査が行われた。インフルエンザのPCR結果は陽性であったが、H1及びH3亜型ウイルスには陰性であったため、当該患者の検体はBC州疾病管理センター公衆衛生研究所に送付され、そこで当該検体はインフルエンザA(H5)陽性と判定された。11月12日、確定検査とさらなる分析のため、当該検体はカナダ公衆衛生庁の国立微生物学研究所(NML)に送付された。11月13日、NMLは鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスであることを確認した。 ゲノム配列解析の結果、当該ウイルスは、クレード2.3.4.4b(遺伝子型D1.1)に属する、BC州での鳥の継続的な集団感染に由来する鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスに近縁であることが明らかになった。具体的には、10月に当該地域で発見された野鳥のウイルスに最も近い。D1.1はカナダBC州や米国の鳥の集団感染で見つかっている遺伝子型である。このウイルスは、米国で乳牛に感染しているA(H5N1)ウイルスの遺伝子型とは異なる。 11月26日時点で、この調査に関連したヒト、動物及び環境検体の検査はすべてA(H5)陰性であり、新たな症例もヒトからヒトへの伝播のエビデンスも確認されなかった。当該調査では、症例の感染源を明確に特定することはできなかった。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06420491294) |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
| 情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
| URL | https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment--12-december-2024 |
利用上の注意事項
本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。1 情報の収集・要約・翻訳について
(1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。(2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
(3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
(4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
(5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。
2 掲載情報と食品安全委員会の立場について
(1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。(2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
(3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
(4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。
3 利用者の責務
(1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。(2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
(3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。
