食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06330720104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、2023-2024年にバージニア州シャーロッツビルにて確認されたAmanita muscariaあるいは他のキノコを含有する向知性薬グミにて特定されたスケジュールI収載物質類に関して公表 (前半1/2)
資料日付 2024年7月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は7月18日、「現場からの報告_2023-2024年、バージニア州シャーロッツビル、Amanita muscariaあるいは他のキノコを含有する向知性薬グミにて特定されたスケジュールI収載物質類」を公表した。概要は以下のとおり。
 スモークショップの従業員からの聞き取り調査によると、2023年後半から、バージニア州のガソリンスタンドやスモークショップでは、向知性薬(nootropics)(認知機能向上を目的として摂取される物質)や幻覚剤(psychedelic)として、キノコを含有するグミ製品が販売されている。これらのグミ製品には、ベニテングダケ(Amanita muscaria)あるいは独自配合であるキノコ由来向知性薬を含有すると表示されている。麻薬取締局(Drug Enforcement Administration(DEA))のスケジュールI収載物質であるシロシビンを含む他の幻覚キノコとは異なり、A. muscariaは現在合法である。A. muscariaはイボテン酸及びムシモールを含有し、胃腸障害、興奮、発作等の望ましくない症状を誘発する可能性があるため、幻覚剤としての使用はシロシビン含有キノコと比較すると稀である。2023年9月から2024年6月、バージニア州において、A. muscariaを成分とするグミ製品を摂取した5名の発症者(小児1名を含む)が評価された。これらの新たなキノコグミ製品の実際の内容物は不明であるため、5ブランドからサンプルを入手し、液体クロマトグラフィー質量分析法を用いて検査された。
「調査及び結果」
 2023年9月1日から11月20日、バージニア州シャーロッツビルのブルー・リッジ中毒センター(BRPC)は、A. muscaria含有と表示されたキノコグミ製品を意図的に摂取し、救急科(ED)にて評価された成人の4症例に対処した。全ての発症者に頻脈、錯乱、不安又は傾眠、吐き気が認められ、内1名は胸痛を訴えた。2名にベンゾジアゼピン系薬剤が、3名に制吐剤が投与され、4名全員に静脈内点滴が行われた。発症者全員が12時間以内に救急科から退院した。
 2024年6月、BRPCは、傾眠及び嘔吐の症状で入院した3歳の小児が、A. muscariaキノコのグミ2個を誤飲した事故に対処した。小児は介入を必要とせず、1日後に退院した。
 BRPCが対処した発症者は、それぞれ異なるブランドのキノコグミ製品を摂取したと報告されていたが、発症者が摂取した全てのブランドに、ムシモール、イボテン酸、ムスカリンが含まれていると表示されていた。当該キノコ由来向知性薬に他の物質も含まれているか否かを判定するため、10月中にBRPC近辺のガソリンスタンド及びスモークショップにて6製品(5ブランド)を購入し、検査した。発症者が報告した特定ブランドの製品は上記の店舗では入手できなかったため、同成分が記載された3ブランドの製品、及び、A. muscaria含有の表示はないが、不特定のキノコ由来向知性薬含有と表示された2ブランドの製品を購入した。サンプルは、液体クロマトグラフィー - 四重極飛行時間型質量分析計Sciex X500Rを用いて、バージニア大学健康毒物学研究所にて分析された。定性的非標的アプローチを採用し、データは単独で取得され、保持時間・質量精度・ライブラリー・マッチングから物質を特定した。
 検査された6件のキノコグミ製品の内4件から、未表示のシロシビン又はシロシンが検出された。両物質は何れもスケジュールI収載の物質であり、販売されていたバージニア州では現在違法となる。この他、未表示物質として、カフェイン、エフェドリン、ミトラギニン(一般には「クラトム」として知られるオピオイド作動薬)等が検出された。イボテン酸、ムシモール、ムスカリンはマッチング・ライブラリには含まれず、グミに含有されているか否かは未決定である。

(後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06330721104)
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/73/wr/mm7328a3.htm#contribAff

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