食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06310050314 |
| タイトル | ドイツリスク評価研究所(BfR)、マイクロプラスチックの事実、研究、未回答質問に関するQ&Aを更新 (1/4) |
| 資料日付 | 2024年6月19日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | (この記事は 1 / 4 ページ目です) ドイツリスク評価研究所(BfR)は6月19日、マイクロプラスチック(MP)の事実、研究、未回答質問に関するQ&Aを更新した。 本バージョン(2024年5月31日付公表)は、2019年6月5日付公表のバージョンと比較して大幅に改訂、補足、更新されている。 今日では、プラスチックは人間環境のほぼあらゆるところに存在している。プラスチックの世界的な生産量は増加しており、より多くのプラスチック、したがってMPが分解生成物として環境中に放出されている。この問題は、特に水生生態系においては以前から知られていた。ヒトは、呼吸する空気、飲料水、食品、化粧品などを介して、MPに接触する。 MPは、プラスチックの小さな粒子や繊維である。MPのサイズの基準はかならずしも統一されていないが、通常は1 μm (0.001 mmに相当)から5 mmまでの粒子を指す。プラスチックは環境中で非常にゆっくり分解されるため、蓄積され続けると考えられる。現在、一般社会と科学界は、フードチェーンに入りこんだMPが消費者にもたらす潜在的な健康リスクについて議論している。現在の知見によると、食品中のMPがヒトに健康リスクをもたらすとは考えにくい。 BfRは、多くのプロジェクトでMPに関する研究を行っており、当該課題に関するよくある質問に対して、次のとおり回答する(訳注 18のQ&Aから抜粋)。 Q1. MPとは何か? A1. (略) Q2. MPは如何にして環境に入るのか? A2. (略) Q3. 消費者製品や食品に含まれるMPを検出する方法は? A3. (略) Q4. ヒトは如何にしてMPと接触するのか? A4. ヒトは、例えば空気、ほこり、飲料水、食品、化粧品などを介してMPに接触する可能性がある。しかし、様々な取り込み経路の割合について、信頼できる見解を述べることはまだできない。比較可能な方法が乏しいこと、個々の取り込み経路などのデータが不足していること、データの質が様々であることなどから、利用可能な研究は非常に限られた範囲でしか評価できない。しかし、ヒトとMPの接触は、一般的に皮膚、食事、呼吸を介して可能であり、無傷の皮膚を介したMPの取り込みは除外できる。可能性のある個々の取り込み経路を以下に説明する。 Q5. プラスチック微粒子は化粧品に使われているか? A5. (略) Q6. 化粧品へのMPの使用は申告が必要か? A6. (略) Q7. ヒトが繊維製品からMPに接触する可能性はあるか? A7. (略) Q8. プラスチック素材のグリッターに関する規制はあるか? A8. (略) Q9. MP粒子は食品(食品サプリメントを含む)に含まれる可能性はあるか? A9. 現在の知見では、MPは食品にも混入している。例えば、ミネラルウォーター、蜂蜜、ビール、食卓塩、果物、魚介類などからMPが検出された研究がある。MPは、食品そのものに混入するだけでなく、包装材を経由したり、製造工程や調理中に食品に混入することもある。しかし、現在のところ、食品中のMPの量と組成を定量するための信頼できる方法はない。有効かつ標準化された測定方法がまだ存在しないため、食品中のMPの平均含有量に関する信頼できる結論は得られていない。そのため、食品を定期的に検査することもまだ不可能である。 例えば、BfRは、魚類、ムール貝、甲殻類におけるMPの存在について発表している。フランス・ベルギー・オランダ沿岸で採取されたムール貝には、ムール貝の身1 gあたり2個のMP粒子が含まれていた。糸状のプラスチック微粒子は、産地にもよるが、北海(Nordsee)の天然ムール貝や市販のムール貝から検出された。魚類におけるMP粒子の存在に関する研究の大半は、消化管の検査に関するものであり、ほとんどの魚類では摂取されないため、消費者が魚類を食べる際にMP粒子を摂取することに関する結論は得られていない。 ミネラルウォーター中のプラスチック粒子の存在は、主に再使用されるボトル(Mehrwegflaschen)において、いくつかの研究で検出されている。粒子を含まない陰性対照を使用することができなかったため、これらの粒子がすでに水中に含まれていたのか、それとも分析の一環として洗浄やボトル詰めの工程、あるいは再処理によって混入したのかは不明である。再使用されるガラス製ボトルの水は、再使用されるプラスチック製ボトルの水と同程度のMP含有量であった。この結果と粒子の材質から、再使用されるボトルの洗浄や再充填の際に混入したことがわかる。キャップの磨耗も原因である可能性があり、詰め替え前の洗浄工程や、再使用されるボトルのプラスチック素材の経年劣化も原因である可能性がある。 Q10. ヒトは1週間に「クレジットカード」1枚分のMPを食べているのか? A10. (略) (次ページの内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06310051314) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | https://www.bfr.bund.de/de/mikroplastik__fakten__forschung_und_offene_fragen-192185.html |
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