食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06230110464 |
| タイトル | オーストリア保健食品安全局(AGES)、重点活動(A-037-23)「カカオおよびカカオ製品中の汚染物質」に関する最終報告書を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2024年2月12日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オーストリア保健食品安全局(AGES)は2月12日、重点活動(A-037-23)「カカオおよびカカオ製品中の汚染物質」に関する最終報告書を公表した。概要は以下のとおり。 概要 この重点活動の目的は、オーストリアの市場で流通しているカカオおよびカカオ製品中の多環芳香族炭化水素(PAH)、マイコトキシン(アフラトキシン、オクラトキシンA、シトリニン)、カドミウム、アルミニウムの汚染に関する最新の概観を得ることであった。 オーストリア全域から収集された41検体が検査された。 疑義が呈された検体はなかった。 背景情報 PAH、オクラトキシンA、カドミウムについて、カカオ豆およびそれに由来する製品中のPAH(脂肪含量に基づく)、カカオパウダー中のオクラトキシンA、特定のカカオおよびチョコレート製品中のカドミウムの法的最大基準値の遵守に関する市場の現状調査である。マイコトキシンであるアフラトキシンおよびシトリニンに関しては、特に一般的にオクラトキシンAと共に発生するシトリニンのデータが収集される必要がある。収集された値は、法的に許容される最大基準値の決定に用いられる必要がある。 検体数と評価基準 検体総数:41検体、連邦各州の食品監督当局により収集された。 評価には次の法的根拠が用いられた。 ・食品中の特定汚染物質の最大基準値および規則(EC)No.1881/2006の廃止に関する規則(EU)2023/915 ・食品安全及び消費者保護法(LMSVG)、BGBl II No.13/2006(改正版) ・食品中の微量元素およびプロセス汚染物質のレベル管理のためのサンプリングおよび分析方法を定めた規則(EC)No.333/2007 結果 全体で、疑義が呈された検体の割合は0%であった。 ・多環芳香族炭化水素(PAH) 規則(EU) 2023/915では、カカオ豆とそれを原料とする製品中のベンゾ[a]ピレン(benzo[a]pyrene)の最大レベルを5.0 μg/kg脂肪、そしてベンゾ[a]ピレン、ベンズ[a]アントラセン(benz[a]anthracene)、ベンゾ[b]フルオランテン(benzo[b]fluoranthene)およびクリセン(chrysene)の合計の最大レベルを30.0 μg/kg脂肪と定めている。これらの制限値は規則(EC)No.1881/2006から変更なく採用された。 検査された検体のうち、PAHに関して疑義が呈されたものはなかった。分析に供された全検体のベンゾ[a]ピレン、そしてベンゾ[a]ピレン、ベンズ[a]アントラセン、ベンズ[b]フルオランテン、クリセンの合計(総PAH)の測定値は、決定された脂肪含有量を考慮すると、上記の規則で規定された最大基準値を下回った。 7検体において、定量限界0.2 μg/kg脂肪のレベルを超えるベンゾ[a]ピレンが検出され、これらの検体における測定値は0.20~0.36 μg/kg脂肪であった。各製品の脂肪含有量を考慮すると、最大基準値を超えることはなかった。総PAHについては、分析で0.10~2.4 μg/kg脂肪が示されたが、それぞれの脂肪含有量を考慮すると、最大基準値を超えることはなかった。 ・カドミウム 規則(EU)2023/915は、カカオおよびチョコレート製品中のカドミウムについて異なる最大基準値を規定している。 総カカオ固形分30%未満のミルクチョコレート: 0.10 mg/kg 総カカオ固形分50%未満のチョコレート、総カカオ固形分30%以上のミルクチョコレート: 0.30 mg/kg 総カカオ固形分50%以上のチョコレート: 0.80 mg/kg 最終消費者に販売されるカカオパウダー、または最終消費者に販売される加糖ココアパウダーの原料としてのカカオパウダー(飲料用チョコレート): 0.60 mg/kg これらの制限値は、規則(EC) No. 1881/2006から採用された。カドミウムに関しては、提出されたどの検体も法的に許容される最大基準値を超えていなかった。 カドミウムは検査された全検体から検出され、測定値は0.010~0.611 mg/kgであった。1検体では、カドミウムの最大基準値(当該検体の場合は、0.60 mg/kg)をすでに数値的に超過していたが、測定値(0.611 ± 0.0916 mg/kg)は、測定の不確かさを考慮すると、最大基準値を明らかに超えてはいなかった。この点に関して、注記が作成された。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06230111464) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オーストリア |
| 情報源(公的機関) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
| 情報源(報道) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
| URL | https://www.ages.at/mensch/schwerpunkte/schwerpunktaktionen/detail/kontaminanten-in-kakao-und-kakaoerzeugnissen-1 |
利用上の注意事項
本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。1 情報の収集・要約・翻訳について
(1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。(2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
(3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
(4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
(5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。
2 掲載情報と食品安全委員会の立場について
(1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。(2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
(3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
(4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。
3 利用者の責務
(1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。(2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
(3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。
