食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06180891535 |
| タイトル | 英国毒性委員会(COT)、「海洋性生物毒と関連する英国海域にて漁獲された二枚貝軟体動物(bivalve molluscs、貝類)の摂取に由来するヒトの健康へのリスクに関する勧告」を公表 (後半2/2) |
| 資料日付 | 2023年12月4日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | (前半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06180890535) 3. 概要 FSAは、海洋性生物毒素に関する現在の勧告及び監視プログラム、現行法的基準の更新・変更の必要性、監視する新興生物毒素を追加する必要性について検討している。COTは、本取り組みの一環として、特定された潜在的な新興海洋性生物毒である、ブレベトキシン群、環状イミン群、パリトキシン群、サキシトキシン群、テトロドトキシン群、新奇アザスピロ酸類似体群、新奇PSP類似体群、ドウモイ酸類似体群、並びに、淡水シアノバクテリア毒素群の何れかが、英国の消費者に毒性学的リスクをもたらす否かを問われている。潜在的な新興生物毒素の選定は、文献や他の管轄当局からの報告に依拠している。 議論された生物毒素の大部分については、EU水域、より具体的には英国水域における毒性や発生に関し、入手可能な情報やデータは限定的であった。 ブレベトキシン(BTX)、STX、テトラドトキシン(TTX)、パリトキシン(PTX)に関してはヒトの中毒が報告されているが、CIsに関しては現在までヒトの中毒は報告されていない。しかしながら、PITXについてはヒトの中毒に関する情報の大部分は事例であり(anecdotal)、その作用が必ずしもPITXと直接関連するとは限らない。 EFSA等の他の管轄当局は、PITX(PITXとオストレオシン-Dの総計)、STX、TTX(グループARfD)に対して急性参照用量(ARfD)を設定しているが、BTX及びCIに対する健康影響に基づく指標値(HBGV)は設定されていない。オレゴン保健局(OAH)がSTXに対して導出した耐容一日摂取量(TDI)を除き、慢性HBGVは設定されていない。 BTX、CIs、PITX、STX、TTXは、EU諸国産貝類から直接検出されているか、毒素産生生物がEU水域にて報告されている。TTXは英国産貝類においても報告がある。 新奇AZA類縁体群及び新奇PSP/DA類縁体群については、毒性学的データもヒトへのリスクに関する情報も入手されなかった。 シアノバクテリア毒素群は通常淡水にて検出されるが、シアノトキシン群は沿岸の海洋性貝類でも報告があり、中でもミクロシスチン(MCs)は近年EU諸国にて魚類から検出される頻度が上昇している。さらには、2023年夏に北アイルランドのネイ湖で発生したシアノバクテリアのブルーム事件がこれに含まれる。同湖からの流出口は沿岸の貝類養殖場に近く、同湖の商業魚種による毒素の取り込み、及び、沿岸貝類に影響を及ぼす可能性が懸念されている。 入手可能な毒性学的データは主としてMCsに関するものであり、ヒトの中毒の主症状は胃腸炎である。一方、β-N-メチルアミノ-L-アラニン(BMAA)には神経毒性がある。MCsに対する亜慢性参照値がEFSAとフランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)により導出されており、暫定TDIはEFSAと世界保健機関(WHO)が導出している。その他のシアノトキシン群に関しては、HBGVそのものの導出にはデータベースが不十分であった。WHOはアナトキシン(ATX)に対する暫定HBGV及びシリンドロスパーモプシン群(CYNs)に対するTDIを、ANSESはCYNに対するの亜慢性毒性参照値(TRV)を導出している。OAHは、最も一般的なシアノトキシン群であるATX-a・CYN・MCs・STXに対してTDIを導出している。 MCs、BMAA/2,4-ジアミノ酪酸(DAB)はEU諸国産貝類から報告されているが、ATX及びCYNは、現在まで、EU域外諸国の魚類からのみ検出されている。 4. COTに検討を要請する質問 i. 利用可能な毒性学的データ及び発生データを考慮すると、本スコーピング・ペーパーにて議論されている新興海洋性生物毒素(ブレビトキシン群、環状イミン群、パライトキシン群、サキシトキシン群、テトロドトキシン群、新奇アザスピロ酸類似体群、新奇規PSP類似体群、ドウモイ酸類似体群、シアノバクテリア毒素群)の何れかが、英国の消費者に懸念をもたらすことはあるか。 a. これらの新興海洋性生物毒素の何れかが懸念となる場合、COTは着目したい特別なリスクはあるか。 ii. COTが埋める必要があると考えるデータギャップは存在するか。 iii. COTは、本スコーピング・ペーパーにて議論されていない他の新興海洋性生物毒について認識しているか。 iv. COTは何かコメントを有するか。 (注) 本文書はディスカッションを目的とする。COTの見解を示すものではなく、引用されるべきではない。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国毒性委員会(COT) |
| 情報源(報道) | 英国毒性委員会(COT) |
| URL | https://cot.food.gov.uk/Advice%20on%20the%20risk%20to%20human%20health%20from%20consumption%20of%20bivalve%20molluscs%20(shellfish)%20harvested%20from%20UK%20waters%20associated%20with%20marine%20biotoxins |
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