食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06180890535 |
| タイトル | 英国毒性委員会(COT)、「海洋性生物毒と関連する英国海域にて漁獲された二枚貝軟体動物(bivalve molluscs、貝類)の摂取に由来するヒトの健康へのリスクに関する勧告」を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2023年12月4日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国毒性委員会(COT)は12月4日、2023年12月12日会合用の協議事項及び文書として、「海洋性生物毒と関連する英国海域にて漁獲された二枚貝軟体動物(bivalve molluscs、貝類)の摂取に由来するヒトの健康へのリスクに関する勧告」を公表した(TOX/2023/59、PDF版54ページ)。概要は以下のとおり。 1. 序説 英国食品基準庁(FSA)は、海洋性生物毒素に関する現在の勧告と監視プログラムについて、及び、現行法的基準を更新あるいは変更する必要性について検討している。 本作業の主たる目的は、英国海域において新興となる海洋性生物毒素を特定することであり、これには、気候変動による気温上昇に伴い発生率が上昇する可能性の検討が含まれる。COTは、これらの海洋性生物毒素の何れかがヒトの健康にリスクをもたらすか否かに関し、見解を求められている。 ピンナトキシン(PnTX)の分析標準が追加され最近利用可能となった点を考慮し、本文書ではPnTXの毒性学的データベース、及び、現行のFSAイングランド・ウェールズ生物毒性監視プログラムにPnTXを含める必要性を検討している。PnTXに関するディスカッション・ペーパー(TOX/2023/37)は、2023年7月の会合にてCOTに提出された。COTは、ヒトのばく露データを筆頭にPnTXの毒性学的データベースが限定的である点に留意し、あらゆる監視プログラムにPnTXを含めることは合理的と判断される可能性があると結論した。英国水域における発生データは、英国国民の潜在的ばく露を確証するための一助となる。 欧州食品安全機関(EFSA)による2010年のペクテノトキシン(PTX)に関する科学的評価を受け、PTXは欧州連合(EU)の監視プログラムから最近除外された。そのため、FSAの政策関係者らはこの決定に追従すべきか否かを検討しており、PTXの現在のデータベースの再考、及び、COTがEFSAの結論に同意するか否かの判断を要請されている。当該ディスカッション・ペーパー(TOX/2023/58)も、2023年12月の会合にて提出される。 現在のスコーピング・ペーパーでは、英国水域に着目して、潜在的な新興生物毒素の概要・入手可能な毒性学的情報を網羅する簡潔な概要・発生データを提供しており、さらに、他国において提案されている制限値又は現行の制限値/監視プログラム、考慮事項等の関連情報も記載されている。 2. 背景 海洋性生物毒素は、海洋性植物プランクトンにより産生される天然の有毒代謝物であり、貝類において、さらに、食物連鎖に沿って生物濃縮される可能性がある。貝類中に含有されるこれらの毒素の濃度が十分に高くなると、これらの貝類の摂取により、ヒトが疾病を発症する可能性がある。 海洋性生物毒素は、従来、臨床症状に基づき分類されてきたが、最近では化学構造に基づき分類されるようになってきている。欧州水域にて漁獲される貝類に関連すると一般的に考えられている構造的毒素群は以下の通りである。 ・ ドウモイ酸群(DA) ・ サキシトキシン群(STX)、 ・ オカダ酸群(OA) ・ ペクテノトキシン群(PTX) ・ アザスピロ酸群(AZA) ・ イエスソトキシン(Yessotoxin)群(YTX) ・ 環状イミン群(CI) 海洋性生物毒素は、分析に必要となる抽出プロトコルの決定要因である水溶性により分類することも可能である。ドウモイ酸群・サキシトキシン群は親水性であり、オカダ酸群・ペクテノトキシン群・アザスピロ酸群・イエソトキシン群・環状イミン群は親油性である。ドウモイ酸群は記憶喪失性貝中毒(ASP)、サキシトキシン群は麻痺性貝中毒(PSP)、オカダ酸群は下痢性貝中毒(DSP)と関連する。 英国及びEUでは、現在、貝類中に含有される主要な生物毒素群3群が規制されており、ヒトの健康保護のため法定検査の対象となっている。保持されたEU規則(EC) No. 853/2004(イングランド、ウェールズ、スコットランド)及びEU規則(EC) No. 853/2004(北アイルランド)において指定される生物毒素は、PSP毒素群(サキシトキシン・関連類似体群)、親油性毒素群(オカダ酸・アザスピロ酸・ペクテノトキシン・イエソトキシン)、ASP毒素(ドウモイ酸)である。 以上より、本スコーピング・ペーパーの目的は、英国海域におけるリスクの評価及び英国海域において発生する可能性の評価に基づき、新興毒素群に対する監視データを収集する利点、又は、収集する必要性に関して、さらには、現行法的基準を変更する必要性に関して、リスク管理における意思決定に向け一助となる情報を特定することである。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06180891535) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国毒性委員会(COT) |
| 情報源(報道) | 英国毒性委員会(COT) |
| URL | https://cot.food.gov.uk/Advice%20on%20the%20risk%20to%20human%20health%20from%20consumption%20of%20bivalve%20molluscs%20(shellfish)%20harvested%20from%20UK%20waters%20associated%20with%20marine%20biotoxins |
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