食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06170580314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、銅の摂取に関して微量ならば生命に必要であり、大量ならばリスクがあるとして、Q&A方式で情報を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2023年11月1日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は11月1日、銅の摂取に関して微量ならば生命に必要であり、大量ならばリスクがあるとして、Q&A方式で情報を公表した。概要は以下のとおり。 銅は重金属であり、地質学的な状況に応じて土壌内に異なる濃度で自然に存在している。銅を含む農薬や肥料が使用されたり、銅を含浸させた木材が杭などとして使用されたりした場合、ワインや果物栽培地域といった特定地域における自然な濃度は農業利用により高まる可能性がある。また、銅加工産業の周辺においても、土壌内の銅含有量が局地的に増加する可能性がある。 微量元素である銅は、特定のタンパク質や補因子の成分として少量ではあるが、ヒト、動物や植物にとって重要である。体内では生成できないため、食物を通して摂取する必要がある。しかし、銅の過剰な摂取量は特に長期的な健康障害を引き起こす可能性がある。さらに、重金属である銅は分解されないため、使用すると土壌等に蓄積する傾向がある。 BfRは健康上の観点から銅の摂取に関するQ&Aをまとめた。 Q1. 銅とは何か? A1. 重金属である銅は地殻の成分であり、農業で使われる土壌の成分でもある。果実栽培やブドウ栽培等、農業においては銅化合物が農薬としても使用され、有機農業においても同様である。さらに、農業生産に使用される杭等、木材の保存にも使われる。使用後は通常土壌に残留する。銅塩は土壌から植物により吸収されることもあるが、銅を含む土壌内の井戸から汲み上げられる飲料水にも混入する可能性がある。食品や飼料製品の原料として使用される植物を経由するのみならず、飲料水経由でも重金属は食物連鎖に入る。銅が食物連鎖に入るもう一つの経路は飼料中の銅含有添加物である。これは食用の家畜に使用される。 Q2. 銅は体内でどのような作用をするか? A2. 銅は、多くの酵素やタンパク質の構成成分であるため、体内で微量に必要とされる。この金属は酸化と還元の過程で重要な役割を果たす。銅は体内で生成することが出来ないため、銅は体外から食物を通じて摂取しなければならず、必須微量元素に数えられる。ドイツ栄養学会(DGE)は一日に必要な銅の量を、15歳以上の若者及び成人について1.0~1.5 mgと定めている。乳幼児の場合は、摂取量を体重に応じて少なくする必要がある。乳幼児における銅の適切な摂取量は、一日0.2 mg~0.7 mg、1~4歳の子供は0.5~1 mgである。7歳以上の年長児、青少年及び成人は一日1~1.5 mgの銅を摂取する必要がある。 Q3. 銅の摂取源は何か? A3. ドイツの住民は、飲料水を含む食品から銅を摂取している。特に銅を多く含む動物性食品は、レバーや腎臓等の内臓肉、一部のチーズである。銅を比較的多く含む植物性食品は、カカオ、ナッツ、脂肪種子、小麦胚芽、小麦ふすま、豆果等である。もう一つの重要な摂取経路は飲料水であり、飲料水条例により1L当たり2 mgまで銅を含むことが認められている。ただし、BfRの「ばく露推定及び食品分析のための食事(MEAL)」研究で示された値はこの基準値を明らかに下回っていた。別の供給源は銅を含む栄養補助食品が考えられる。 Q4. ドイツに住む人々は食品からどれだけの銅を摂取しているか? A4. ドイツ栄養学会によると、ドイツに住む人々は全ての年齢層において食品から十分な銅を摂取している。これは、銅の摂取に焦点を当てたBfRのMEALスタディの評価により確認されている。これによると、ドイツの0.5~6歳未満の子供の銅摂取量は0.04~0.08 mg/kg体重/日(中央値)である。この年齢層の子供の高いばく露量(95パーセンタイル)は0.07~0.11 mg/kg体重/日である。ドイツの成人のばく露量は0.02(中央値)から0.04 mg/kg体重/日(95パーセンタイル)である。消費者が主に有機農法で生産された多様な食品を選択したシナリオでは、銅の摂取量の中央値が1日あたり約10%高かった。穀類と穀類製品は、その摂取量が高いため、銅の摂取量に最も寄与している。子供の平均及び高いばく露は、2022年に欧州食品安全機関(EFSA)により導出された許容一日摂取量(ADI)である0.07 mg/kg体重/日を上回った。子供は成長により銅の必要量が高くなることには留意する必要があるが、EFSAの推定では、このレベルであっても懸念する必要はないと考えている。ドイツの通常の食生活では、銅の耐容一日摂取量の85%まで利用されており、青少年及び成人では上限の50%以上に達している。 Q5. 長期に渡って銅の摂取量が少なすぎる場合の影響は? A5. (略) Q6. 銅の摂取量が多すぎる場合の影響は? A6. (略) Q7. ドイツの食習慣を考慮すると銅含有食品による銅の追加摂取は有意義か? A7. (略) Q8. 栄養補助食品に含まれる銅の上限値はあるか? A8. 栄養補助食品の銅の最大基準量は立法化されていない。BfRによる栄養補助食品中のビタミン及びミネラルの推奨最大基準値によると、過剰な銅の追加摂取を避けるために、栄養補助食品製品の推奨 1 日量は、最大 1 mg の銅を含むとされる。この推奨事項は、子供や青少年には適用されない。これらのグループはすでに食物だけで比較的多量の微量元素を摂取しているためである。 Q9. 銅は動物用飼料にも使用されているか? A9. (略) Q10. 銅製調理器具は銅の摂取量増加に寄与するか? A10. (略) (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06170581314) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | https://www.bfr.bund.de/de/aufnahme_von_kupfer__in_spuren_lebensnotwendig__in_groesseren_mengen_riskant-313260.html |
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