食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06170320149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、飼料中に含有されるオクラトキシンAと関連する動物衛生に対するリスクに関して科学的意見書を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2023年11月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月7日、飼料中に含有されるオクラトキシンA(OTA)と関連する動物衛生に対するリスクに関して科学的意見書を公表した(9月27日採択、PDF版89ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8375)。概要は以下のとおり。 「背景」 欧州委員会からの要請を受け、EFSAのフードチェーンにおける汚染物質に関するパネル(CONTAMパネル)は、飼料中に含有されるオクラトキシンA(OTA)と関連する、動物衛生に対するリスク、及び、飼料から動物由来食品への移行に対するリスクを評価した。EFSAは、前回は2004年に、動物飼料中に含有される望ましくない物質としてのOTAに関する評価を公表している。この2004年の意見書が出発点として使用されたが、2004年以降、飼料中に含有されるOTAと関連する、動物衛生に対するリスク及び飼料から動物由来食品への移行に対するリスクに関し、新たな科学的情報が利用可能となり、今回の評価に組み込まれた。食品中に含有されるOTAに関するCONTAMパネルの意見書(2020年)からの情報も本意見書に活用された。 「化学的特性」 OTAは、P. verrucosum、A. ochraceus、A. Carbonarius等、Aspergillus属及びPenicillium属に属する数種の真菌により産生される。OTAは熱に安定な毒素であるとの記述があるが、175℃で加熱すると減少し、分解生成物が形成されることが示されている。飼料原材料及び配合飼料は、製造工程において様々な段階(調整、ペレット化、膨張、押出、溶媒抽出等)を経るが、各段階の温度により飼料製品は影響を受ける。飼料中に含有されるOTA異性体に関するデータは確認されていない。 「トキシコキネティクス」 OTAは、ほとんどの動物種の胃腸管において、急速かつ広範囲に渡り吸収される。一般的に、OTAは血漿タンパク質と強固に結合するという特性がある。種間の差異としては、以下が観察されている。 ・ ヒツジにおいて、OTAと血漿タンパク質の結合力は他の反すう動物と比較して低い ・ シチメンチョウは、多様な家きん種の内でOTAと血漿タンパク質の結合力は最も高い ・ ロバはブタと比較してOTAと血漿タンパク質の結合力は低い ・ 魚類では、他の動物種とは対照的に、経口バイオアベイラビリティが極めて低く、さらに、OTAと血漿タンパク質の結合力は低い ウシとヒツジでは、反すう胃微生物叢が、OTAからオクラトキシン アルファ(OTalpha)への広範囲に渡る加水分解において、主要な役割を果たしていることが示唆されている。ブタにおいても、尿中に少量のOTalphaが検出されている。in vitroデータから、ニワトリ、ブタ、ヤギ、ウシにおいて、OTAがヒドロキシル化及び脱塩素化を介して代謝されることが示されている。全動物種において、OTAは尿及び糞便の双方を介して排泄される。 「移行」 動物由来の製品への移行に関しては、2004年及び2020年のCONTAMパネルの意見書にて詳述されており、極めて類似する結論が得られている。新たに利用可能となった研究から、反すう動物やロバにおける飼料から乳へのOTAの移行、ならびに、家きん類から卵へのOTAの移行は低いという、既存の意見書の結論が確認された。ブタでは、OTAは主として肝臓及び腎臓にて検出されている。他の全ての動物種に関しては、飼料から動物由来食品への移行に関する情報は入手不可能である。 動物の栄養摂取用に飼料原材料として使用される動物由来製品には、OTAが含有される可能性がある(飼料から臓器/組織への移行による)。一定の関連性が認められるのは腎臓及び血液であり、これらは、非人為的に汚染された植物由来飼料原材料も加味すると、動物のばく露、中でも、肉食動物のばく露に寄与する可能性がある。しかしながら、これらの飼料原材料の使用は限られることから、当該寄与の程度は低いと考えられる。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06170321149) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8375 |
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