食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06110830295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、2022年9月開催のステークホルダー会議の結果をまとめた「細胞ベース食品:その安全性及び将来的役割」を公表
資料日付 2023年7月24日
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概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は7月24日、2022年9月開催のステークホルダー会議の結果をまとめた「細胞ベース食品:その安全性及び将来的役割」を公表した。概要は以下のとおり。
 FAOはイスラエル政府と共同で、2022年9月に細胞ベース食品及びその投入原料の研究者・開発者を招いたステークホルダー会議を開催した。細胞ベース食品の製造では、動物から単離した細胞を培養し、食肉、家きん、水産物、酪農、卵などの製品を開発する。現在、世界中で100社以上の企業が、さまざまな製造方法を用いて幅広い種類の細胞ベース食品を開発していると言われている。ステークホルダー会議の結果をまとめた包括的な報告書「細胞ベース食品:その安全性と将来的役割」がFAOから発行された。
ステークホルダー会議の発表者は、チキンストリップ(訳注:鶏ササミ肉のフライ)、ハンバーグ、ビーフステーキ、寿司用サーモンなどのオリジナル製品、及び足場材、細胞株、増殖用培地などの投入原料について議論し、特に製造での食品安全面について詳細な情報交換を行った。
 議論の結果及び発表者によって共有された直接の情報は、後に実施された細胞ベース食品の食品安全ハザードの特定に関する専門家協議の技術的な参考資料となった。この専門家協議の結果は、FAO/国際保健機関(WHO)共同発行物「細胞ベース食品の食品安全面」に詳しく報告されている。また、この発行物の要約版「細胞ベース食品の食品安全面について知るべき9つのこと」も入手可能である。
 様々な政府機関からのすべての発表者及び参加者は、食品の安全性が最も重要であることに同意し、多くの発表者はそれぞれの細胞ベース食品の製造プロセスを、関連する食品安全への考慮事項と共にフローチャートで説明した。報告書では、このトピックの2022年の概況が把握され、細胞ベース食品の食品安全ハザードの特定の実施に向けて実現可能な方法が提示された。
 当該報告書は以下のURLから閲覧可能(PDF版42ページ、英語)。
http://www.fao.org/3/cc6967en/cc6967en.pdf
 「細胞ベース食品の食品安全面」は以下のURLから閲覧可能(PDF版145ページ、英語)。
https://www.fao.org/documents/card/en/c/cc4855en
(食品安全関係情報、2023年3月28日、https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06040610294)
 要約版「細胞ベース食品の食品安全面について知るべき9つのこと」は以下のURLから閲覧可能(PDF版4ページ、英語)。
https://www.fao.org/documents/card/en/c/cc6419en
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL https://www.fao.org/food-safety/news/news-details/en/c/1645696/
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