食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06110340149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分エンドスルファンに対する最大残留基準値(MRL)の的を絞ったレビューに関する理由を付した意見書を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2023年7月27日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月27日、有効成分エンドスルファン(endosulfan)に対する最大残留基準値(MRL)の的を絞ったレビューに関する理由を付した意見書(2023年6月27日承認、30ぺージ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8114)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会(EC)はEFSAに対し、欧州連合(EU)ではもはや承認されていないが、定量限界(LOQ)より大きなMRLがまだ設定されており、EU加盟国が消費者の健康リスクの可能性を特定した10種類の有効成分に対するMRLの的を絞ったレビューを実施するよう要請した。この委任事項(mandate)に含まれる各々の有効成分に対し、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第43条に準拠した個別の理由を付した意見書が提出される必要がある。これら10種類の有効成分のうちの1つがエンドスルファンである。 委任事項に従い、EFSAはエンドスルファンに対する現行のEUのMRLの由来、及びそれらのMRLが十分に実証されているかどうかを調査した。EUのMRLは、それがデータにより十分に裏付けられ、現在でも認可されている用途に関し設定され、又は現在でも有効かつ関連するコーデックス委員会のMRL(CXL)あるいはインポートトレランスに基づく場合、実証されていると考えられる。 したがって、かつて認可されていた用途に関し導出されたMRLは無効であり、定量限界(LOQ)まで引き下げる必要がある。現行のEUのMRLがCXLに基づいている製品に関し、EFSAはそのCXLが現在でも有効でありデータの十分な裏付けがあるかどうかを調査した。無効、又は裏付けが不十分なコーデックスのMRLもLOQへの引き下げの候補である。対象となる可能性があるインポートトレランスを特定するために、EFSAは、国レベルで評価された、インポートトレランスとして特定のMRLを維持することを正当化する可能性がある、第三国において認可された農業生産工程管理(GAP)に関し加盟国と協議した。この加盟国との協議を受け、EFSAは、エンドスルファンに対する現行のEUのMRLの中でインポートトレランスとして設定されたものは一つもないと結論した。EFSAはまた、EUレベルにおいて、及び国連食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同農薬専門家会議(JMPR)により導出された毒性学的参照値(TRV)の品質を調査した。 EFSAは利用可能な毒性学的データベースに関連した重要な問題を特定したため、エンドスルファンに関する毒性学的プロファイルとTRVを議論するため、専門家との協議を開催した(農薬ピアレビューテレカンファレンス98)。 EFSAの結論は以下のとおり導出された。 植物及び家畜中のエンドスルファンの代謝は、以前、EUの評価の枠組みにおいて、また、JMPRにより調査された。代謝試験の評価の結果に従い、植物及び動物製品に関し規制及びリスク評価に用いる対象物質(residue definition)は、エンドスルファン(α及びβ異性体並びに硫酸エンドスルファン(endosulfan sulphate)の総和をエンドスルファンとして表す)である。残留エンドスルファンは脂溶性である。 0.06 mg/kgのLOQで、水分が高い、油分が高い、酸含有量が多い、及び乾燥した、各々のマトリックス中の評価対象物質案の管理のために分析法が利用可能である。茶に関しては、LOQは0.03 mg/kgと報告された。動物由来の食品中の評価対象物質案は、筋肉、肝臓、脂肪及び卵においては0.075 mg/kgのLOQで、乳においては0.06 mg/kgのLOQで管理可能である。EUのリファレンスラボラトリー(EURL)によれば、植物由来の4つの主要なマトリックスグループ及び動物由来の製品(卵、筋肉、肝臓、乳及びハチミツ)中のエンドスルファンの日常的な分析に関し、0.03 mg/kgのLOQでQuEChERS法(又はQuOil法)による残留農薬一斉試験法が利用可能である。これらのマトリックスで得られた経験に基づき、動物の脂肪及び腎臓中においても、0.03 mg/kgのデフォルトのLOQが達成可能と考えられた。 (かつて認可されていた用途又はCXLに基づき)エンドスルファンに対し設定された現行の全MRLの由来が調査され、次のMRL(茶及び大豆に関するEUのMRL)が十分に実証されなかったものとして特定された。大豆に関する代替MRLは特定されなかったが、現行のCXLが茶に関する代替MRLになる可能性があると特定された。さらに、茶に関する現行のMRLを現行のCXL又はLOQまで引き下げる必要があるかどうかを決定するためにリスク管理者のさらなる議論が必要である。 (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06110341149) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8114 |
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