食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06080830149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新興リスクに関するEFSAの2020年の活動をテクニカルレポートとして公表
資料日付 2023年6月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月12日、新興リスク(emerging risk)(※訳注1)に関するEFSAの2020年の活動をテクニカルレポート(2023年5月2日承認、51ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2023.EN-8024)として公表した。概要は以下のとおり。
 新興リスクに関するEFSAの活動の主な目的は以下のとおりである。
(1) 新興リスクを特定するための活動を実施すること
(2) 新興リスクの特定(emerging risk identification (ERI))の方法論及びアプローチを開発し改善すること
(3) 特定された問題とリスクを伝達すること
また、これらの活動の成果により、EFSAは将来のリスク評価の課題に備えることが可能になる。
 本テクニカルレポートは以下の事項の要約である。
・ERIの手順に関与した全てのグループの活動
・2020年の過程で特定された問題
・検討された方法論の説明
・協働活動
 ERI活動に貢献したEFSAの知識ネットワークには、新興リスク情報交換ネットワーク(Emerging Risks Exchange Network (EREN))、新興リスクに関するステークホルダー協議グループ、EFSAの科学ユニット、科学パネル及び科学委員会が関与する。
 2020年には全部で13の潜在的な新興問題(※訳注2)が議論された。このうち6つの課題が新興問題であると結論された。潜在的な問題は、特定されたハザード又はドライバー(driver)(※訳注3)に従って整理された。さらにEREN参加者は2020年、自らのホライゾン・スキャニング(※訳注4)活動により特定された全部で35の前兆的/潜在的な新興問題を紹介し議論した。欧州連合(EU)加盟国の代表者らは、特性評価を改善するために利用可能な追加情報を収集する目的で、前兆の特定に関するERENの成果を共有した。新たな領域で起こり得る潜在的リスクを考慮する一方で、知識を集め、広めるために、より活動的で相互作用するアプローチを導入することが重要である。
(※訳注1)新興リスク:用語の詳細はテクニカルレポートのP.49を参照
(※訳注2)新興問題:同上
(※訳注3)ドライバー:同上
(※訳注4) ホライゾン・スキャニング: レギュラトリーサイエンスに基づき、どのような革新的技術が登場しつつあるのかの網羅的調査と、それが規制に及ぼす影響の評価を行い、革新的技術に対する適切な規制構築に役立てる取組み。詳細は以下のURLから参照可能。
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000468741.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8024
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