食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05800020307 |
タイトル | スペイン食品安全栄養庁(AESAN)科学委員会、「ニッケルに高い感受性をもつ人口集団にとっての食物中のニッケルに関連するリスクについての報告書」を公表 |
資料日付 | 2022年3月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペイン食品安全栄養庁(AESAN)科学委員会は3月10日、「ニッケルに高い感受性をもつ人口集団にとっての食物中のニッケルに関連するリスクについての報告書」を公表した(2021年11月24日委員会承認)。概要は以下のとおり。 ニッケル(Ni)は、一般的にアレルギー性接触皮膚炎が最も多く見られる有害金属である。主な非職業的ばく露源は食物であることから、ニッケルに高い感受性をもつ個人が食事性ばく露後に湿疹性皮膚反応を発症することが懸念される。そのため、このような人口集団にとっての食物中のニッケルに関連するリスクを評価することが不可欠である。 ニッケルに対する感作の問題が分析され、ニッケルの動態及び毒性が知られると、異なる食品におけるニッケルの存在源と原因、及び食事全体における様々な食品群の寄与が研究されるようになった。 比較的ニッケルの少ない食品を注意深く選択することは、食事中のニッケルの一日総摂取量を減らすことにつながり、ニッケルに対する感作を示す患者の全身性接触皮膚炎を抑制するのに役立つ場合があると結論づけられた。 このことから、専門家にはニッケルに対する全身性の過敏症を呈する患者に対し、低ニッケル食を心がけ、蛇口から出始めの水道水を摂取しないこと、高純度ダークチョコレートの摂取を控えることといった食事の提案を検討してもらうよう提示している。 当該報告書は以下URLから閲覧可能。 https://www.aesan.gob.es/AECOSAN/docs/documentos/seguridad_alimentaria/evaluacion_riesgos/informes_comite/NIQUEL_ALIMENTOS.PDF |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペイン食品安全栄養庁(AESAN) |
情報源(報道) | スペイン食品安全栄養庁(AESAN) |
URL | https://www.aesan.gob.es/AECOSAN/web/seguridad_alimentaria/subdetalle/todos_informes.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。