食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05340290104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、えのき茸に関連したリステリア集団感染に関する情報を公表 |
資料日付 | 2020年3月10日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は3月10日、えのき茸に関連したリステリア集団感染に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。 1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、えのき茸に関連した複数州にわたるリステリア・モノサイトゲネス集団感染症に関して調査を行っている。 2. 2020年3月9日現在、リステリア・モノサイトゲネス集団感染株の感染者計36人が17州(カリフォルニア州、ニューヨーク州他)から報告されている。 3. 患者からのリステリア検体は2016年11月23日から2019年12月13日までに収集された。患者の年齢は1歳未満から97歳まで、年齢中央値は67歳である。患者の58%が女性である。情報の得られた32人のうち30人の入院が報告されている。カリフォルニア州、ハワイ州及びニュージャージー州から4人の死亡が報告されている。6症例は妊娠関連であり、2症例は流産となった。 4. 疫学及び検査のエビデンスは、「韓国産」と表示されたえのき茸が、本集団感染の原因である可能性が高いことを示している。 5. 州及び地方の公衆衛生当局は、発症前の1か月間に喫食した食品について患者に聞き取り調査を行った。22人中12人(55%)が、えのき茸、ポルトベロ茸、白シメジ、マッシュルーム、クレミニ、きくらげ、舞茸及び平茸等のきのこ類を喫食したと報告した。 6. ミシガン州農業農村開発局は、患者がえのき茸を購入した食料品店から検査用のきのこを収集した。えのき茸の2検体から、リステリア菌の集団感染株が得られた。これらのきのこは「韓国産」と表示されており、Sun Hong Foods社によって販売されていた。カリフォルニア州では更なる製品検査が進行中である。 7. 2020年3月9日、Sun Hong Foods社は、「韓国産」と表示されたえのき茸(UPC識別コード 7 426852 625810)を回収した。Sun Hong Foods社によって販売されたえのき茸は、当該集団感染の全ての疾病を説明するものではない。FDAは、Sun Hong Foods社によって販売されたえのき茸の供給元を特定し、他の販売業者が同じえのき茸を受け取っていないかを確認する取り組みを行っている。 8. 当該えのき茸の供給源及び流通について詳しく分かるまで、妊婦、65歳以上の高齢者及びがんや透析患者等の免疫機能が低下している人等、リステリア症感染のリスクが高い人は 「韓国産」と表示されているえのき茸を喫食しないよう助言する。 9. CDCは更なる情報が得られ次第、公表する。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.cdc.gov/listeria/outbreaks/enoki-mushrooms-03-20/index.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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