食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05150360104
タイトル 米国疾病管理予防センター (CDC)、小麦粉に関連した複数州における志賀毒素産生性大腸菌(STEC O26)集団感染の情報を公表
資料日付 2019年5月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター (CDC)は5月24日、小麦粉に関連した複数州における志賀毒素産生性大腸菌(STEC O26)集団感染の情報を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、小麦粉に関連した複数州におけるSTEC O26の集団感染に関して調査を行っている。
2. 2019年5月24日時点で、大腸菌O26集団感染菌株の感染者が17人、8州(ニューヨーク州、オハイオ州他)から報告されている。発症日は2018年12月11日から2019年4月18日まで、患者の年齢は7歳から86歳、年齢中央値は23歳である。患者の65%が女性である。情報の得られた17人のうち、3人が入院した。死亡者の報告はない。
3. 疫学及び検査の証拠によると、小麦粉が本集団感染の原因である可能性が示されている。聞き取り調査を受けた7人のうち4人(57%)は、生の自家製生地あるいは衣を食べた、なめた、あるいは味見をしたと報告している。詳細情報が得られた2人は、ALDI社の小麦粉あるいはベーキングミックス粉を使用した生の生地や衣を喫食したと報告した。
4. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、Baker's Corner汎用小麦粉(All Purpose Flour)の検体で同定された大腸菌O26株は、患者から同定された菌株と遺伝的に近縁であることが示された。
5. 2019年5月23日、ALDI社はADM製粉社と共同で、ニューヨーク州、オハイオ州等の小売店で販売された5ポンド(約2.3kg)入りのBaker's Corner汎用小麦粉について、大腸菌汚染の疑いのためリコールした。
6. 本調査は進行中である。FDAは、他のブランドやロットの小麦粉が汚染されている可能性がないか、リコールが必要でないかどうかの確認に取り組んでいる。CDCは更なる情報が入手され次第、最新情報を公表する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/ecoli/2019/flour-05-19/index.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。