食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04560390111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、タヒニ中のサルモネラ属菌、リステリア・モノサイトゲネス及び大腸菌に関する調査結果を公表 |
資料日付 | 2016年8月5日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は8月5日、タヒニ中のサルモネラ属菌、リステリア・モノサイトゲネス及び大腸菌に関する調査結果(2012~2014年)を公表した。概要は以下のとおり。 近年、タヒニが関連するサルモネラ集団食中毒が世界中で報告されている。タヒニとは、ゴマ種子を使用した低水分加工食品又は食品材料である。汚染されたゴマ種子や、加工工程における不衛生な慣行が原因の交差汚染が、主な汚染源及び汚染経路と考えられている。 一旦汚染されれば、サルモネラ属菌はタヒニ中で賞味期間を通して増殖が可能で、汚染されたタヒニの摂取は疾病の原因となる場合がある。また、材料として使われれば、タヒニを使用した製品の汚染に繋がる。更に、L. モノサイトゲネスによるタヒニ汚染も、安全性への懸念となる。L. モノサイトゲネスは環境に広範に拡大し、タヒニを使用した高水分食品中では、冷蔵状態でも増殖が可能である。 合計でタヒニ1 ,166検体について検査が行われた。どの検体からもL. モノサイトゲネスは検出されなかった。全ての検体で、大腸菌量は許容レベルであった。4検体(0.3%)からサルモネラ属菌が検出され、その結果4種類の製品がリコールとなった。 今回の調査でのサンプリングの結果から、カナダで販売されるタヒニの大部分は、適正製造規範(GMP)及び適正農業規範(GAP)に基づいて生産されていたと示唆された。しかし、サルモネラ属菌によるタヒニ汚染が生じる可能性も示されており、食品安全リスクが考えられる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://www.inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/food-safety-testing-reports/2016-08-17/salmonella-listeria-monocytogenes-and-generic-e-co/eng/1470417503143/1470417529128 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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