食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04510180378
タイトル 欧州委員会(EC)、欧州化学品庁がその意見を公表するまでグリホサートの承認を延長すると決定したことを受けて、ファクトシート「FAQ:グリホサート」を公表
資料日付 2016年6月29日
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概要(記事)  欧州委員会(EC)は6月29日、欧州化学品庁(ECHA)がその意見を公表するまでグリホサートの承認を延長すると決定したことを受けて、ファクトシート「FAQ:グリホサート」を公表した。
・グリホサートとは?(略)
・欧州連合(EU)は農薬の市販の承認をするのか?(略、※参照)
・グリホサートの更新に向けての現在の進捗具合は?(略 ※参照)
・最終決定はいかなるものか?
 ECは現状のグリホサート承認をECHAがその見解をまとめるまでの限定的な期間延長することを採択した。
・ECHAは何をするのか?
 ECHAは、ハザードとなり得る有害な化学物質に対する統一分類(CLH)過程を管理するという責を担っている。植物保護製剤(PPP)に含まれる有効成分(active substance)は通常統一分類及び表示の対象である。
・なぜECHAの意見が重要なのか?
 ECHAは化学物質の分類評価に優れたEU機関で、グリホサートのCLH過程も既に開始されている。植物・動物食品及び飼料に関する運営委員会(2016年5月18、19日)における議論で多くの加盟国は、決定に先立ってグリホサートの発がん性についてのCLHのECHAのリスク評価に対するECの意見を待つのが適切であるとした。
・補助成分(co-formulant)に関し、特段の何かがなされるのか?
 補助成分は農薬製造に用いられるが、有効成分でもないし薬害軽減剤(safener)でも相乗剤(synergist)でもない。それらは既に各国レベルで使用が禁止・制限できる。グリホサートを成分とする製品に用いられる補助成分の一つ、ポリエトキシ化(POE)牛脂アミンの毒性に懸念がある。ECは加盟諸国にグリホサート製品補助成分としてPOE牛脂アミンの禁止を提案し、現在、加盟国とこの問題を扱っているところで、専門家レベルで討議は開始されている。 
・グリホサートに関する更なる科学的作業があるのか?
EFSAが既存の最大残留上限値(MRL)の再審査を実施している。
当該ファクトシートは以下のURLより入手可能。
http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-16-2012_en.htm

https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04490210378
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL http://europa.eu/rapid/latest-press-releases.htm
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