食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04270820164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、サプリメント中のレチノールの安全な最大一日摂取量に関する報告書(オランダ語、39ページ)を発表 |
資料日付 | 2015年6月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は6月2日、サプリメント中のレチノールの安全な最大一日摂取量に関する報告書(オランダ語、39ページ)を発表した。 ビタミンA(レチノール)の過剰摂取は肝臓に毒性を及ぼし、また妊娠中には胎児の発育に影響がある可能性がある。それゆえ耐容上限摂取量が設定されている。ビタミンAは食品中に含まれているがサプリメント中にも含まれている。RIVMはオランダ国民の食品からのビタミンA摂取量を算出した。この情報を基にサプリメントから摂取可能な最大量を推定した。 0~3歳の乳幼児のおよそ5~33%は耐容上限摂取量を超えたレチノールを摂取している。彼らはレバーソーセージのような比較的高いレチノール濃度の食品をよく喫食している。4~14歳の子供の95%は耐容上限摂取量を下回る量のレチノールを摂取している。レチノールの最大摂取量は年齢によって変化し、食品からの摂取を除くと、およそ100~950μg/日である。 15歳以上の男性では安全な最大摂取量はおよそ1450~1500μg/日である。閉経後の女性では骨粗しょう症のリスクがあるため低めの摂取量を勧告している。サプリメントからの安全な最大一日摂取量はおよそ400μgである。出産可能な女性の安全な最大一日摂取量はおよそ1200μgである。 妊娠授乳中の女性については安全な最大一日摂取量の算出に十分な食品摂取データが入手できなかった。妊娠授乳中の女性について定期的にデータを収集することを推奨する。2歳以下の乳幼児についてはオランダの最近の食品摂取データは入手不可能で、これらのデータについても収集が推奨される。 報告書のURLは以下の通り http://www.rivm.nl/dsresource?objectid=rivmp:279726&type=org&disposition=inline&ns_nc=1 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2015/juni/Safe_maximum_daily_dosage_retinol_in_dietary_supplements |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。