食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03890380149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品中の塩化ジデシルジメチルアンモニウム(DDAC)及び塩化ベンザルコニウム(BAC)の残留物に関するモニタリングデータの評価について技術的報告書を公表
資料日付 2013年9月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月6日、食品中の塩化ジデシルジメチルアンモニウム(didecyldimethylammonium chloride: DDAC)及び塩化ベンザルコニウム(benzalkonium chloride: BAC)の残留物に関するモニタリングデータの評価について技術的報告書(2013年9月5日承認、30ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 欧州委員会(EC)は、規則 (EC) No 178/2002の第31条の枠組みにおいて、EFSAに(1)食品中のDDAC及びBACの残留物に関するモニタリングデータの収集、(2)フードチェーン及び動物衛生常任委員会(残留農薬部門)の指針に従った収集データの統計解析の提供、を依頼した。
2. 本報告書は、2012年11月から2013年4月の期間に欧州連合(EU)加盟16カ国及びノルウェーからEFSAに提出されたBAC及びDDACに関するモニタリングデータを概説するものである。野菜類、果実・ナッツ類、畜産物類、ベビーフード類、穀類及びその他の植物生産物における総計5
,472の試料が分析された。計5
,168の試料(総計の95%)は、分析対象物質の定量可能な残留物を含有していなかった。
3. DDAC及びアルキル鎖長(訳注:アルキル基の炭素数)が10~16のBAC類(BACs10-16)が、検出数の最も多い物質であった。これらの物質の検出されたLower Bound(訳注:検出限界値(LOD)未満の濃度をゼロとして入力した場合)の最も高い平均値は畜産物区分の3.64mg/kg、また、Upper Bound(訳注:LOD未満の濃度をLOD値として入力した場合)の最も高い平均値は果実・ナッツ類区分の14.4mg/kgであった。アルキル鎖長が8~18のBAC類(BACs8-18)は、少数の試料から報告されたが、いずれも検出限界未満であった。
 当該モニタリングデータは、以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/483eax1.xls
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/483e.pdf
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