食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03200800188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、肉用鶏のニカルバジンを主成分とする抗コクシジウム症用飼料添加物認可について意見書を提出 |
資料日付 | 2010年9月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、肉用鶏のニカルバジンを主成分とする抗コクシジウム症用飼料添加物認可について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2010年6月30日付で意見書を提出した。 動物由来食品中の2-ヒドロキシ-4 ,6-ジメチルピリミジン(HDP)残留物質は同じ食品中の4 ,4’‐ジニトロカルバニリド(DNC)の残留物質に比べて量的に無視できるものであり、(訳注:ニカルバジンを添加した飼料を給餌した肉用鶏を摂取した)消費者はニカルバジンに暴露するのではなく専らDNCに暴露することとなる。 ラットを使ったDNCの亜慢性毒性試験を実施した。106、284及び709 mg/kg体重/日を91日間強制反復投与したが、いずれの用量においても有害作用は観察されなかった。このことは、先に犬を使ったDNCの慢性毒性試験結果の最も低い用量を無毒性量(NOAEL)(154 mg/kg体重/日)として設定できる。安全係数に欧州食品安全機関(EFSA)が推奨する200を適用すると、DNCの一日摂取許容量(ADI)を770μg/kg体重/日(体重60kgのヒトで46mg/日)に設定できる。 EFSAによる部位別の残留DNC摂取量は筋肉6.00 mg/日、肝臓3.75 mg/日、腎臓0.20 mg/日、脂質及び皮0.90 mg/日、合計10.85 mg/日である。消費者のこれらの摂取による残留量の合計はADIの24%にすぎない。 AFSSAは、肉用鶏のニカルバジンを主成分とする抗コクシジウム症用飼料添加の消費者に対する安全性は実証されたと考える。但し休薬期間は(EFSAが提案する1日が適切である。 環境影響については、環境に対する安全性を保証するためにフェーズIIBの試験が必要であるとしている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/ALAN2010sa0125.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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