食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03190670314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「高酸素ガス包装の生肉に消費者への健康リスクはない」を公表 |
資料日付 | 2010年8月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「高酸素ガス包装の生肉に消費者への健康リスクはない」(2010年8月6日付)を公表した。概要は以下のとおり。 スーパーのパック入り生肉及び生肉製品には、包装時に高酸素ガス(※訳注:ドイツ語の直訳は「高酸素保護ガス」)が充填されていることが多い。それらには「保護ガス包装」と表示されている。この包装方法は、劣化しやすい食品である肉の日持ちをよくするとされているが、肉に天然に含まれるコレステロールが酸素に触れると、コレステロール酸化生成物(COPs)が生じる。COPsの人体への影響は完全には解明されていない。BfRは、高酸素ガス包装の生肉の健康リスクを評価するよう依頼された。現在の知見では、当該肉を介し消費者が追加的に摂取するCOPsは微量である可能性が高い。それゆえ健康リスクはない。 COPsは多数の食品中で天然に生じる。含有するコレステロールが空気中の酸素と反応するためである。それらの食品はたとえば、長期間保存されるサラミ、生ハム、加熱処理肉などである。通常の肉の熟成においてもCOPsが生じることは知られている。消費者があらゆるところでCOPsに暴露することを考慮すると、当該肉を介する追加的なCOPsの摂取は無視できる。 本意見書の概要の英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/245/fresh_meat_packaged_under_a_protective_atmosphere_with_high_oxygen_content_does_not_constitute_a_health_hazard_for_the_consumer.pdf 本件に関するプレスリリースは以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cd/51914 上記の英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cd/51929 プレスリリースで補足されている内容は以下のとおり。高酸素の影響で当該肉は他の肉より赤色が非常に長く保たれるが、臭い及び味は早く変化するようである。脂肪酸の酸敗により、熟成及び劣化が早まるためである。「保護ガス包装」の表示は、微生物学的品質とは無関係である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/keine_gesundheitliche_gefaehrdung_des_verbrauchers_durch_unter_sauerstoff_schutzgas_verpacktes_frischfleisch.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。