食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03170520314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「シュードモナス属菌によるモッツァレラチーズの腐敗」を公表 |
資料日付 | 2010年7月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「シュードモナス属菌によるモッツァレラチーズの腐敗」(2010年6月30日付)を公表した。概要は以下のとおり。 開封後に青色に変色するドイツ産モッツァレラチーズについて、イタリアが6月にEUの早期警報システム(RASFF)に通知した。イタリア当局によると、変色原因はPseudomonas(P.) tolaasii及びP. libanensisで、チーズ保存液が当該菌に汚染されていたものと思われる。BfRは、モッツァレラチーズのP. tolaasii及びP. libanensis汚染、並びにその健康影響を暫定評価した。当該菌によるヒトの健康被害に関する知見はないが、食品を腐敗させるため、当該食品は食用不適である。 シュードモナス属菌は、環境中に広く常在し、低温でも増殖可能な腐敗菌である。P. tolaasii及びP. libanensisは、ヒトへの健康被害が想定されないことから、「生物剤に関する技術規則(TBRA466)」でリスクの最も低いグループに分類されている。当該菌による食品由来の疾患に関する情報も、当該菌のヒト感染に関する研究もBfRには提出されていない。変色したモッツァレラチーズのシュードモナス属菌汚染に関する科学的調査は、特にイタリアの科学者から提出されている。ドイツの2006年の全国食品サーベイランスで、ドイツ産モッツァレラチーズの微生物汚染が調査されたが、問題となる量の腐敗菌が検出されたサンプルはわずかであった。 モッツァレラチーズは腐敗しやすい食品である。冷蔵庫で7℃以下で保存するよう助言する。製造者は、品質保証期限までチーズの品質が保たれるよう当該期限を注意深く設定すると共に、モッツァレラチーズの製造に際しては、微生物汚染をできる限り低減するため、搾乳から製造、貯蔵、輸送に至るまで衛生に留意しなければならない。 本意見書の概要の英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/245/pseudomonads_have_caused_spoiled_mozzarelle_cheese.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/pseudomonaden_fuehrten_zum_verderb_von_mozzarella_kaese.pdf |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
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