食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03090740314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「肉用鶏と体のカンピロバクター及びサルモネラ属菌の保菌率の基礎調査」の結果を公表
資料日付 2010年3月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、「肉用鶏と体のカンピロバクター及びサルモネラ属菌の保菌率の基礎調査」(2009年7月16日付)を公表した。本調査はEUの調査の一環として2008年1月~12月に実施されたものである。肉用鶏と体432件の調査結果は以下のとおり。
1. と体からのカンピロバクター検出率:62% (EU平均77%)
2. 腸内容物からのカンピロバクター検出率:48.6% (EU平均71.2%)
3. と体からのサルモネラ属菌検出率:17.6% (EU平均15.7%)
 当該病原菌は、腸内容物と共にあるいは羽に付着して食鳥処理場に持ち込まれ、食肉処理中にと体に移動する。
 と体からのカンピロバクター検出率は、夏季が冬季より顕著に高かった。鶏肉1g当たりの菌数には大きな差があった(数個~10万個以上)。検出されたカンピロバクター(C.)の約80%がC. jejuni、約20%がC. coliであった。これはヒトの感染状況と一致する。
 検出されたサルモネラ属菌(S.)の血清型は14種で、上位3種はS. 4
,12:d:-(23.3%)、S. Typhimurium(22.2%)、S. Paratyphi B (dT+)(10%)であった。
 本件に関する3月17日付プレスリリースは以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cd/50129
 上記の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cd/50133
 欧州食品安全機関(EFSA)の本調査に関する報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/scdoc/1503.htm

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.7/2010(2010.03.24)P15~16
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201007.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/grundlagenstudie_zum_vorkommen_von_campylobacter_spp_und_salmonella_spp_in_schlachtkoerpern_von_masthaehnchen_vorgelegt.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。