食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03041560324
タイトル 米国環境健康科学研究所(NIEHS)、乳児用大豆調製乳専門委員会の評価結果要約書を発表、イソフラボンの悪影響は極めて少ないと結論
資料日付 2010年1月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境健康科学研究所(NIEHS)の国家毒性プログラム(NTP)ヒト生殖リスク評価センター(CERHR)は2009年12月16日~18日、乳児用大豆調製乳に係る専門委員会を開催し、評価結果の要約書を発表した。概要は以下のとおり。
 中立の科学者14人で構成される専門委員会は、乳児用大豆調製乳に係る科学データを検討・評価した。審議では、当該乳の成分であるイソフラボンがヒトの発達に悪影響を及ぼすとみられる科学的証拠について、その性質・強度を検討した。
 NTP及び科学委員会では、懸念の大きい方から順に次のような5段階の尺度を用いて、物質への暴露から生じるヒトの健康への悪影響の蓋然性に関する結論を明確に表現している。
1. 重大な懸念がある(Serious Concern)
2. 懸念がある(Concern)
3. ある程度の懸念がある(Some Concern)
4. 懸念は極めて少ない(Minimal Concern)
5. 懸念は無視できる(Negligible Concern)
 専門委員会は、乳児用大豆調製乳を摂取した乳児の発達に及ぼす悪影響について「懸念は極めて少ない」と結論づけた。この結論を支持する委員が10人、支持しないが2人であった。支持しないの内訳は1人が「懸念は無視できる」、1人が「ある程度の懸念がある」であった。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.1/2010
(2010.01.06) p22
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201001.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国環境健康科学研究所(NIEHS)
情報源(報道) 米国環境健康科学研究所(NIEHS)
URL http://www.niehs.nih.gov/news/media/questions/docs/soy-infant-formula-expert-panel-summary-conclusion-12-18-09.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。