食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02750100149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価73:脂環式第一級アルコール類、アルデヒド類、酸類及び関連エステル類等に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2008年11月11日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月10日、香料グループ評価73:脂環式第一級アルコール類、アルデヒド類、酸類及び関連エステル類に関する科学パネルの意見書(19ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. AFC科学パネルは、JECFAが評価を実施した15種類の脂環式第一級アルコール類、アルデヒド類、酸類及び関連エステル類を、EFSAが評価を実施した4種類の第一級飽和、不飽和脂環式アルコール、アルデヒド及びエステルの評価(香料グループ評価12)に関連づけて、香料グループ評価73として評価するとこととした。
2. JECFA 評価の15物質は、EFSAが香料グループ評価12(FGE.12)として評価した物質と構造的に類似している。更にこのグループにおいて11物質をJECFAは評価しており、うち、1物質(2-メチル-5-(2
,3-ヂメチルトリシクロ [2.2.1.0(2.6)]ヘプト-3-イル)ペント-2-エン-1-オール及び 2-メチル-5-(2-メチル-3-メチレンビシクロ[2.2.1]ヘプト-2-イル)ペント-2-エン-1-オールの混合物)については登録されていない。パネルはJECFAが実施した評価手順を今回の15物質に適用することとした。JECFA評価による3物質は、米国の生産量からMaximised Survey-derived Daily Intake (MSDI)を推定しているため、欧州の生産量データが必要であるとした。
3. 全ての15物質を当該評価手順で評価するにはmodified Theoretical Added Maximum Daily Intake (mTAMDI)を計算し、どの物質がより詳細な暴露評価が必要かを特定し、最終的な評価を実施するために、使用量データが必要である。
4. また、今回評価を行った15物質の結果を商業製品に適用するには、成分規格を入手して検討を行う必要があるが、8物質については十分な情報があり、6物質については立体異性体の構成に関する情報、1物質については構成についての追加情報が必要である。
5. 上記の結果から、パネルは9物質については上記理由から結論を留保し、残り6物質についてはJECFAがMSDIを用いて出した「香料として使用した場合の摂取量では、安全性に懸念が生じることはない」という結論に同意した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/afc_op_ej868_fge73_alicyclic_primary_alchohols_aldehydes_acids_and_related_esters_en.pdf?ssbinary=true
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