食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02730070464
タイトル オーストリア保健・食品安全局(AGES)、豚肉中のダイオキシン類の評価を公表
資料日付 2008年12月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストリア保健・食品安全局(AGES)は、豚肉中のダイオキシン類の評価を公表した。概要は以下のとおり。
1. オーストリアのダイオキシン・モニタリングデータによる豚肉の平均ダイオキシン含量
 ダイオキシン(PCDD/F):0.46pg/g脂肪、ダイオキシン様PCB(dl-PCBs):0.16pg/g脂肪
2. 上記の平均含量を用いたダイオキシン類(PCDD/F+dl-PCBs)摂取量の算定 (オーストリアの摂食データを使用。豚肉の脂肪含量を14.6%と想定。)
 豚肉を平均量摂取する場合の耐容週間摂取量(TWI)※占有率は9~10%、高量摂取する場合のTWI占有率は19~37%。(※EU食品科学委員会(SCF)設定のTWI:14pgTEQ/kg体重/週)
3. EUの緊急警告システム(RASFF 2008-1584-add21/2008年12月10日付)で報告されたアイルランド産豚肉のダイオキシン類(PCDD/F+dl-PCBs)含量2.7~137 pg/g脂肪を用いたダイオキシン類摂取量の算定 (オーストリアの摂食データを使用。豚肉の脂肪含量を14.6%と想定。)
 最大含量137 pg/g脂肪の豚肉を平均量摂取する場合のTWI占有率は2000~2143%、高量摂取する場合のTWI占有率は4167~8251%。最小含量2.7 pg/g脂肪の豚肉を平均量摂取する場合のTWI占有率は39~49%、高量摂取する場合のTWI占有率は82~163%。
4. 結論
 当該検出量のダイオキシン類(PCDD/F+dl-PCB)を食品を介し長期間摂取すると、健康が阻害される可能性がある。しかし短期間の摂取では急性の健康リスクは想定されない。
地域 欧州
国・地方 オーストリア
情報源(公的機関) -
情報源(報道) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
URL http://www.ages.at/ages/ernaehrungssicherheit/rueckstaende-kontaminanten/dioxine-und-pcb/bewertung/
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