食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02710100149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価17改訂1:化学物質グループ24のピラジン誘導体に関するパネルの意見(59ページ)を公表 |
資料日付 | 2008年9月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月25日、香料グループ評価17改訂版1:化学物質グループ24に属する20のピラジン誘導体に関する科学的意見書(59ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 今回の香料物質は、EC規則No.1565/2000の付属文書における化学物質グループ24に属する20のピラジン誘導体(3のキノキサリン誘導体を含む)に関して評価を実施した。 2. 5物質がキラルセンターを持ち、うち2物質は立体異性体の組成が特定されていない。16物質が構造クラスⅡに、4物質は構造クラスⅢに属している。19物質は、広範囲の食品中に天然に産生することが報告されている。 3. 初期値によるMSDIにおいて、17物質は0.0024~0.12μg/人/日となり、構造クラスⅡの閾値(540μg/人/日)及び構造クラスⅢの閾値(90μg/人/日)を下回った。 4. 2物質、キノキサリン及び2-メチルキノキサリンはin vitro遺伝毒性に関する懸念から、十分なin vitro遺伝毒性に関するデータが入手されるまで、当該2物質及び構造的に類似する2 ,3-ヂメチルキノキサリンの評価にJECFAの方法を適用しないことを決定した。 5. 残り17物質のうち、15物質は無毒な物質に代謝されると考えられる。また、17物質のうち、16物質は香料物質としての使用から予測した摂取量では、安全に関する懸念はない。残り1物質については、追加の毒性データが必要である。 6. mTAMDI法による推定摂取量は190~400μg/人/日となり、16物質は構造クラスⅡにおける懸念を引き起こす閾値(540μg/人/日)を下回り、無毒な物質に代謝されると考えられる。 7. 構造クラスⅢに属する1物質のmTAMDI法による推定摂取量は、270μg/人/日となり、構造クラスⅢの閾値(90μg/人/日) を超えたため、信頼性のより高い暴露データが必要である。 8. 今回評価を行った当該香料物質の結果を商業製品に適用するには、成分規格を入手して検討を行う必要があり、2物質については混合物及び/又はキラル構造に関する組成の情報が不足している。 9. 14物質については、十分な成分規格のデータ及びTAMDI法による推定摂取量から、安全性についての懸念はないと結論した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/afc_op_ej812_fge17rev1%20pyrazine%20derivatives%20from%20chemical%20group%2024_en.pdf?ssbinary=true |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
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