食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02650410320
タイトル スイス連邦農業局(BLW)、飼料用穀物のカビ毒検査(2008年夏)の結果概要を公表
資料日付 2008年10月13日
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分類2 -
概要(記事)  スイス連邦農業局(BLW)は、連邦有用動物・酪農業研究施設(ALP)が今夏(2008年)実施した飼料用穀物のカビ毒検査の結果概要を公表した。
 ALPは、全国の大集積地30ヵ所から採取された穀物(大麦、飼料小麦、ライ小麦、エン麦)225サンプルを検査した。今年は出穂期に湿度が高かったため、デオキシニバレノール汚染が軽微ではあるが広がった。飼料の配合には注意が必要である。主な検査結果は以下のとおり。
1. 大麦(81サンプル)
(1)デオキシニバレノール:2サンプルが1mg/kgを超過。その内1サンプルは4.4mg/kgと高かった。サンプルの65%は0.2~0.5mg/kg。
(2)ゼアラレノン:全て0.05mg/kg未満。
2. 飼料小麦(77サンプル)
(1)デオキシニバレノール:10サンプルが1mg/kgを超過。汚染上位2サンプルは2~3mg/kg。
(2)ゼアラレノン:全て0.05mg/kg未満。
3. ライ小麦(51サンプル)
(1)デオキシニバレノール:6サンプルが1mg/kgを超過(2.1mg/kg以下)。0.2mg/kg未満は2サンプルのみ。
4. エン麦(16サンプル)
(1)デオキシニバレノール:昨年より汚染レベルが高かった。9サンプルが0.2mg/kgを超過。しかし1mg/kg超過は1サンプルのみ。
(2)ゼアラレノン:昨年同様汚染は無視できるレベル。
(3)T2トキシン:全てのサンプルから検出されたが昨年より少量。3サンプルが0.1mg/kgを超過(0.2mg/kg以下)。
 家畜カテゴリー別の飼料の推奨基準値は以下のURLから入手可能。
http://www.news-service.admin.ch/NSBSubscriber/message/attachments/13241.pdf
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦農業局(BLW)
情報源(報道) スイス連邦農業局(BLW)
URL http://www.blw.admin.ch/dokumentation/00016/00261/index.html?lang=de&msg-id=21932
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