食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02290100316 |
タイトル | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)、「2006年全国残留農薬報告書」を公表 |
資料日付 | 2008年2月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は、「2006年全国残留農薬報告書」を公表した。概要は以下のとおり。 1. 検査食品数:食品152種の17 ,535サンプル(エコ食品を含む / 前年16 ,019サンプル) 2. 検査物質数:有効成分717種(前年674種) 1サンプルにつき平均197物質(前年172物質)を検査した。717物質のうち394物質はいずれのサンプルからも検出されなかったが、323物質は1サンプル以上から検出され、158物質で残留基準値の超過があった。 3. 結果概要 (1)全サンプルの38%:農薬が検出されなかった(前年38%) (2)全サンプルの57%:残留基準値未満だが農薬が検出された (3)全サンプルの5.3%:残留基準値を超過していた(前年5.8%) (4)最も農薬が残留していた果物・野菜(残留基準値超過率の高かった上位8種):ルッコラ、生鮮ハーブ、ノヂシャ、さや豆、ズッキーニ、なす、フサスグリ、パプリカ (5)残留の少なかった食品(70%は残留がなく、残留基準値超過率は2%未満):ルバーブ、たまねぎ、アスパラガス、オレンジジュース、米 (6)乳幼児用食品:94%は農薬が検出されなかった。残留基準値を超過していたものはなかった。 (7)果物・野菜の残留量は産地により大いに異なっていた:トルコ産のパプリカ、モロッコ産のイチゴ、イタリア産のルッコラ、ドイツ産のノヂシャは、残留基準値超過率が平均より著しく高かった。トルコ産の食用ぶどうは、南アフリカ産、ギリシャ産、ドイツ産などに比べ残留基準値超過率が高かった。 (8)エコ食品(789サンプル):71%は農薬が検出されなかった。28%から農薬が検出されたが、ほとんどは残留基準値を大きく下回っていた。残留基準値超過率は0.6%であった。 (9)全サンプルの41.6%から、2種類以上の有効成分を検出した(前年41.5%)。 (10)残留基準値を著しく超過していた14サンプルについては、健康リスクを排除できない。 4. 所見 農薬が残留していたサンプルの割合は4年連続して上昇していたが、今回初めて上昇しなかった(今回も前年も62%)。EU内で残留基準値の統一が終了していないため、輸入食品で残留基準値を超過するものが依然多かった。EU内で残留基準値の統一が進められていることが、残留基準値超過率が前年に比べ低下した一因でもある。 過去によく農薬が検出された食品を集中的に検査しているため、検査結果は流通している全食品のデータを代表するものではない。 報告書(約10ページ)は以下のURLより入手可能 http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_493682/DE/01__Lebensmittel/01__Sicherheit__Kontrollen/05__NB__PSM__Rueckstaende/01__nb__psm/nbpsm__Bericht__2006.html 検査食品及び検査結果の詳細(EU提出用資料を含む)は以下のURLから入手可能 http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_493682/DE/01__Lebensmittel/01__Sicherheit__Kontrollen/05__NB__PSM__Rueckstaende/02__Ergaenzende__Dokumente/nbpsm__Bericht__2006__tabellen.html 穀類・果物・野菜・幼児食品の検出結果一覧(61ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.bvl.bund.de/cln_007/DE/01__Lebensmittel/00__doks__download/eg2006-psm-tab-E-Einzelrueckstaende ,templateId=raw ,property=publicationFile.pdf/eg2006-psm-tab-E- |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) |
情報源(報道) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) |
URL | http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_495478/DE/08__PresseInfothek/01__InfosFuerPresse/01__PI__und__HGI/Rueckstaende/Nat__Berichterst__PSM__Rueckstaende__2006.html__nnn=true |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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